ファミリーモルカー | 元祖!神脳味噌汁「世界」

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そうぞうりょくをときはなて!がんそ!かみのみそしる「ざ・わーるど」!

 

 
PUIPUIモルカー感想!今回は哀しい過去を持つモルカーとまだ世界を知らない新米モルカーの心の交流。
全て完璧なモルカーが背負った哀しみ、そして新たなる旅立ち!
 
 
・PUIPUIモルカー
DRIVING SCHOOL
 
第十話

 

 

~帰ろうか帰ろうよ

茜色に染まる道を~

 

今日も講習を受けるペーター。そんなペーターの前にあらゆる動きを完ぺきにこなす眼帯のモルカー、シェータが現れる。

そのクールでカッコいい雰囲気に憧れるペーター。何とか仲良くなろうとするも、シェールはペーターを相手にしない。

 

ペーターはシェールと遊ぼうとボールを用意するが、転んだ際にボールが窓の近くに行ってしまう。

そこには子供を連れた家族がいた。それを見たシェールは珍しく動揺して…。

 

 

<今日の一枚>

 

 

相変わらず教官の不味そうな飯に興味がないモルカーの皆様。

 

 

<ポイント>

〇物語

・新米モルカーペーターが出会った一匹のモルカーの悲しみと再生。

・優しくなれる感動回。

・過去を乗り越えて、未来へ。

 

 

〇隻眼のモルカー

 

 

今回の主役、隻眼のモルカー、シェール。

第二話で成績表が出てきた時、一番得点を取っていた謎のモルカーが遂に登場。耳が長いのと左目が無いことからタイムモルカー素体かとも思いましたが。

 

基本社交的で駄目な所が愛おしいモルカー達の中で成績は良いけど孤独を好む孤高のイケメンモルカー。人間の声帯あったら大塚明夫ボイスで喋りそう。

 

 

 

完璧なクラックや信号待ちをこなすシェール。そんな完璧なシェールに憧れの眼差しを向けるペーター。

モルカー、基本種族レベルで仲良しこよしなのですが、シェールはハードルの所にいるペーターを「どけ」とやるなど中々厳しい性格。でもそういうちゃんとしてる所もペーターにとっては憧れの対象なんだろうな。

 

 

 

夕焼けの教習所、一人佇むシェールと遊ぼうとするペーター。

何でモルカーが夕陽に佇むのが似合うんだよ。

 

 

 

ボールが窓の所に行ってしまい、そこにいた家族連れを見て激しく動揺するシェール。

身を乗り出してペーターの上に落下してしまう程の動揺。そして、涙…。

…今回のモルカー、緩さが無いぞ…全体的に真面目だ…。←

 

 

 

かつてシェールはある家族と一緒に過ごしていた。

白背景…ウルトラシリーズでたまに精神世界で話す時にあるやつ…。

 

 

 

しかしボール遊びの最中、シェールは恐らく崖から落下。

傷だらけになり、片眼を失いながらも戻って来たシェールの前にその家族はいなくなっていた。

それ以来シェールは孤独を愛するように…。

 

…重いわ。朝7時、子供向け番組でやる重さではないわ。少なくともこの後「ペッパピッグ」や「パジャマスク」楽しみにしている世代の子供達は置いて行かれるわ。

 

 

 

そんな哀しみを知り、傍にいてあげる道を選ぶペーター。良い子だ…ペーター、純粋で良い子だ…。

やはりモルカーは癒し…。

 

そんなペーターのお陰でシェールも少しずつ元気を取り戻してきた。それはそれとして教官の不味そうな飯はもう誰も食べませんw。

 

 

 

そんな中、ペーターと遊んでいたら再びあの家族と再会したシェール。

「家族」へのトラウマから一瞬しり込みするも、勇気を取り戻して家族の元へ。

 

家族を失い、誰も信じられなくなったシェールにペーターがもう一度「誰かを信じる心」を取り戻させてくれたのかもしれませんね。

 

 

 

 

そしてシェールはその家族の元へ。モルカーの譲渡ってあんな感じで行われるんだ。

モルカー教習所、「学校」というよりは「職業訓練校」の類なのかもしれませんね。他モルカーの職業体験したり海底トンネル行ったのもその一環なのかも。

 

飼い主は車やモルモットを買うというより、モルカーや飼い主の希望、適性によって最終的にマッチングされるみたいな感じで。

 

 

 

一人の友人の再出発を見届け、再び仲間達との日々に戻るペーター。

必要以上にウェットにしない、爽やかで、カラッとした素敵なお話でした…。

 

 

~手を繋いで帰ろうか

世界に一つだけ my sweet home

何時も何時の日も

ありがとう~

 

 

〇今週のイニミニマニモ

・ペッパピッグ

何でも屋とオトナな友達の話。

何だよあのステルス機能付き音楽再生機w。何でステルス機能付いてんだよw。もうその装置が気になって仕方ないよw。

オトナぶりたい子供達…まあまあ橘ありす。

謎の山のお話。

「謎の山」って何だよ。ざっくり過ぎるわw。

ナイトニンジャ、ボスがブラックすぎる。

まさかこの話が前後編だったとはなぁw。

 

<一言>

第一期が「モルモットが車になっている世界で起こるドタバタ珍騒動」とするなら、第二期は「モルカーのいる世界の人々とモルカーの物語」なのかもしれませんね。