~お前を弟子に取った覚えはねぇ。
それに俺からしたら、お前なんて三分の一人前だ。~
地球防衛軍の特殊部隊「ストレイジ」。
暴れまわる怪獣に対し、特空機1号セブンガーを駆り、これを打ち倒す特別防衛チームだ。
この日もエースパイロット、ナカシマ・ヨウコ(演:松田リマ)がセブンガーで古代怪獣ゴメスを撃退。
だが、たまたま現場で犬を救助していた熱血隊員、ナツカワ・ハルキ(演:平野宏周)のせいですっ転んでビルを崩壊させてしまう。
隊長であるヘビクラ・ショウタ(演:青柳尊哉)と共にクリヤマ長官(演:小倉久寛)に叱られるハルキ。技術開発担当のオオタ・ユカ(演:黒木ひかり)のミックスジュースの力もあり、何とかその場は収まった。
しかしハルキは目の前の命を放っておくことなど出来ない超熱血漢だった。とりあえずハルキはセブンガーで壊れた街の瓦礫を片づける任務に入る。
一方、宇宙空間では一人のウルトラマンが凶暴宇宙鮫ゲネガーグと戦っていた。
彼の名はゼット(声:畠中祐)!ウルトラマンゼロの弟子を名乗っているが、当の本人には認められていない上に「三分の一人前」とすら言われる始末だった。
助けに来たゼロと共にゲネガーグと戦うゼットだったが、ゲネガーグが吐き出したブルトンによってゼロが異空間に飛ばされてしまう。
ゼロはゼットにウルトラゼットライザーとウルトラメダルを託し、ゲネガーグを倒すように伝え、異空間に消えた。
そしてゲネガーグは地球を目指し、ゼットもそれを追う…。
<登場怪獣>
・特空機1号セブンガー
人類の技術の粋を尽くして作り出されたスーパーロボット。
とぼけた顔つきと見た目昭和感が凄い。1本で1分動けるバッテリーを3本搭載しており、実質3分間動ける。
ストレイジの最高戦力であり、下手な怪獣なら強力なパワーで倒すことが出来る。今回は使っていないがロケットパンチも仕込んである。ブレストファイヤーとかルストハリケーンは多分無い。
「レオ」登場時は光の国の新兵器「怪獣ボール」から出現するロボットで、アシュランをフルボッコするほどの実力を持ちながらクソ燃費のせいで目立った活躍が出来なかった。あれから40年以上、地球の技術が局地的とはいえ光の国を超えた!
・宇宙凶暴鮫ゲネガーグ
宇宙を飛び回るでっかいサメ。
巨大な口には鋭い歯がびっしり生えている。サメの癖に手足が生え、頭には鋭い角がある。しかも背中のブースターを起動させることで猛ダッシュ&飛行が出来るというアライサムもビックリのサメ。
背中の穴から大量のエネルギー弾を発射する。また、口からはエネルギー砲の他、飲み込んだものを吐き出して武器にすることが出来る。
ウルトラゼットライザーとウルトラメダルを飲み込んでしまったらしく、そのせいでゼロやゼットに追われることとなった。
サメ怪獣と言えば「ティガ」の地の鮫ゲオザークが有名。そういえばちょっと似ている気がする。
・古代怪獣ゴメス
古代に生きていたという怪獣。学名は「ゴメテウス」。
某怪獣王に似た顔をしているが、こっちは哺乳類。実際、毛が色んな所から生えている。今回のは今までのシリーズに登場していたものと違い、少し小さめという「Q」に近い体格だった。天敵リトラは今回出番なし。
人々を襲い、犬を助けたハルキを追いまわしていた所をセブンガーに倒された。
今回は口から熱線を吐かないし、体内放射も使わない。
・四次元怪獣ブルトン
赤と青、二つの隕石が融合することで生まれる不気味な怪獣。
フジツボのような突起がいくつも生えた球体のような形をしており、その突起からアンテナ的な物を生やして不可思議な現象を起こす。
ゲネガーグによって吐き出され、ゼロを異空間に飛ばした。
SFC版「ウルトラマン」や「FER」等、TVゲームではその難易度からみんなのトラウマとして恐れられている。
ロブトン星人関係ない。
・寄生生命体セレブロ
相手に寄生する謎の生命体。地球防衛軍の一員、カブラギ・シンヤに憑りついた。
虫の様な姿をしており、カブラギに憑りつくシーンでチラッとその姿が確認できる。
「キエテ・カレカレーダ(いい気分だ)」の台詞と共にどんな暗躍を見せるのか、それはこの後のお楽しみ。
情報公開時はチェレーザみたいなガス状生物かと思いましたが、普通に実体あるタイプでしたね。
<今日の一枚>
トリガー!
トリガー最後に押すの!
<ポイント>
○物語
・新たなるウルトラ戦士登場!その名はゼット!
・思った通りの第一話から濃厚さ!でも想像以上の特撮!キャラ!世界観!
・ゼットとハルキの出会い。ウルトラしまらないぜっ!
・「タイガ」後半からあった怪獣の名前表記は続投。今回からは二つ名に読み仮名までついてます。
・OPは「ガオガイガー」とかで有名な遠藤正明さんの「ご唱和ください我の名を!」朝から一気に目が覚める熱血王道ソング。
・EDは「ガンダムSEED」のOPで一世を風靡した玉置成実さんの「Connect the Truth」。こっちはクールでカッコいい曲。
○SCENE 01:セブンガーZ
「ストレイジ」。怪獣相手にロボで挑む特別防衛チームだ!
・いきなりの圧倒的映像!ゴメスの脅威とセブンガー出動!
・人々を襲うゴメス。今回は「Q」に近い身長に。でもそのせいで逆に身近に感じられる恐怖感が…「怪獣」という災害ってよりも、まさに人を取って食う「怪物」感が。
・頭上を越えて行くゴメス。デカすぎる!普段より小さいとしてもデカすぎる!
・セブンガー出動!…ゴメスと比べるとセブンガーデカいな。ちょっとした小動物感あるわ。
・ゴメスにテンション上がるユカ。「技術者」とのことだけど、メカだけでなく怪獣も好き?
・セブンガー、「レオ」では1分しか活動出来なかったけど、今回は1分のバッテリーを3つ使うことで3分活動可能に。光の国より優秀だぞ地球人w。
●BATTLE:特空機1号セブンガーvs古代怪獣ゴメス
・巨大生物vsもっと巨大なロボット。熱血隊員の暴走でかき回されて…。
・宇宙のサメを倒すため、自称弟子、師匠と奮闘!
・月をバックに激しい爆発と共に激突するゼットとゲネガーグ。ノリのいい音楽と共に激しい空中戦!
・頭のスラッガー的な所からビームを連射するゼット。あのトサカ、そんな風に使うんだ。
・ゲネガーグの大量のビームを防いだのはゼロ!マントも相まって完全に歴戦の勇士…!
・ゼットに下がっているよう伝えるゼロと、自分は宇宙警備隊でゼロの弟子と反発するゼット。ゼット、ゼロの自称とはいえ弟子だけど師匠に絶対服従とかそういう訳じゃないのね。
・ゲネガーグの光線!月まで届いてます。
・ゼロ曰く、ゼットを弟子に取った覚えはないし、まだまだ三分の一人前。でもゼット、「ウルトラショック!」とかあんま堪えてないなwww。
・ゲネガーグは飲み込んだものを吐き出して武器にすることが出来た。属性てんこ盛りだなこのサメ。アライサムもビックリだ。
・ゲネガーグの攻撃を受け止めるも、実はそれが飲み込んでいたブルトンだったため異次元に飛ばされてしまうゼロ。ず…頭脳プレー!サメなのに!
・「ブルトン!?マジかよぉっ!」…ゼロ、思いのほか軽い感じで飲み込まれたなw。もっとゼットを庇って巨悪の攻撃を受けちゃうとかそんな感じだと思ってたのにw。
・ウルトラゼットライザーとメダルをゼットに託すゼロ。ここで新情報、ゲネガーグが追われている理由は「ウルトラゼットライザーとウルトラメダルを飲み込んでしまったから」とのこと。この後の展開を考えると、実は偶然とは思えない可能性が…。
○SCENE 03:巨人と鉄人
がれきの撤去作業中、ゲネガーグの襲撃を受けるハルキ。さらにゲネガーグを追ってきたゼットも現れ、ハルキは共に脅威に立ち向かう。
・遂に物語の舞台は地球へ。ウルトラマンと地球人、まずは共闘!
・がれき撤去をするセブンガー。間抜け面もあってちょっと可愛いw。
・隕石…ではなく怪獣の襲来。スマホに緊急連絡が入る辺りこの地球ではよくある事なのかも…w。
→スマホの緊急連絡、来た時に限って意外と大したことない事、あるよね。
・大地に降り立ったサメ、ゲネガーグ。いきなり大暴れ!気持ちよくぶっ壊れて行くセット!
・ゲネガーグの大きさにちょっと驚くハルキ。ゴメスぐらいの奴が普通でセブンガー並の世にいう「怪獣」はあまり存在しないんだろうか。
・さらにもう一体の高熱源体の登場に「今日は賑やか」と言うジャ…ヘビクラ隊長。ヘビクラ隊長、動じないなぁ。
●BATTLE:ウルトラマンゼット&特空機1号セブンガーvs凶暴宇宙鮫ゲネガーグ
・変身者とウルトラマン、合体前にまさかの共闘?
・ハルキの前にゼット登場。変身者とウルトラマンが別々に登場して、しかも共闘するってのは初めてかもしれない。
・「ウルトラマン」登場にさらに興奮するユカ。そして怪訝な表情のジャ…ヘビクラ隊長…。
・ゼットvsゲネガーグ。ゼット、ゼロの弟子とは言え素の戦い方は拳法系じゃなくて初代兄さんとかみたいな「組み付いて戦う」タイプなのね。
・周囲の被害を考え、戦いに参加しようとするハルキと、そんなハルキを止めながらも、ハルキの意思を尊重して送り出すジャ…ヘビクラ隊長。隊長、めっさいい人やん…。
・「押忍!」「押忍じゃなくて了解!」「押忍…あ、了解!」…漫才みたいw。
・セブンガーのバッテリー交換。「電童」ちょっと思い出す。あっちはバッテリー交換出来たなぁ。
・見た目敵ということでゲネガーグに攻撃を仕掛けるハルキ。中々に乱暴な理由w。
・ビルに突っ込んでしまったハルキを助けるゼット。チームワークは意外と良い。
・ゼットの正体はわからないけど、頭で考えても仕方ないと勢いとノリで共に戦うハルキ。かなり強めの暴走熱血バカだった…w。そりゃ叱られてもあまり反省しないわ…w。
・「いっせーの!」のダブルパンチでゲネガーグを吹き飛ばしたハルキとゼット。チェストー!
・背中のブーストで走るゲネガーグと、それを追うヨウコの車…この辺の特撮技術も見事の一言。
・人々を守るため、ゼットに語り掛けるハルキ。言葉通じないと思ったら、結構通じたという。ちょっと嬉しそうw。
・電池が残り時間少ないセブンガーと、カラータイマーが鳴り始めたゼット。指さすハルキとそれにちょっと反応するゼットw。
・人々を狙った攻撃を身を挺して防いだハルキとゼット。しかしその結果…!
○SCENE 04:ご唱和ください、我の名を!
ハルキは死んだ。ついでにゼットもウルトラヤバい。なので、二人は一つになって共に戦うことに。
・ドタバタ変身チュートリアル。地球の言葉はわかりにくいwww。
・謎空間で初代ウルトラマンを思わせる出会いをするハルキとゼット。「お前は死んだ」はまぁともかく、そこからの「ついでにどうやら私もウルトラヤバいみたい」はかなり草wwwww神秘的な状況で物凄く軽い言い回しwwwww。
・ゼットの変な言葉遣いにきょとーんとなるハルキと、「言葉通じてる?」ってなるゼット。…ゼロ、ギンガ、エックス、トライスクワッドって凄かったんだなwwwww。
・「マジ?参りましたなぁ…地球の言葉はウルトラ難しいぜ…。」…この時点でゼット君に物凄い親近感感じているのですがw。めっちゃ推せるんですがwww。
・言葉遣いはアレだけど、「人々を守れる」とか、そういう真面目な話をする時は力強い口調になるゼット。決める時は決めるタイプか。
・謎空間に入っていくハルキ。この辺の描写、次回以降はどうなるんだろ。
・「師匠いっぱいいるな。」…非公認ですwww。
・「急いでいるんだけど」というハルキに対し、ここの時間の流れは外とは違うと答えるゼット。ソウルトランスレーターかよ。
→…あ、この空間もしかしてフラクトライトに直接作用しているとか?
・メダルをスキャンした所でゼット再び登場。初変身で早速カラータイマー点滅してるし。
・そしていよいよ名前を叫ぶ!…この時の「気合を入れて」の言い方が、もう神秘性もへちまも無いwww。
・「ご唱和ください我の名を!」…ネットでも言われているけど、この独特の言い回し、日本語下手だからだったのねwww。
・「ウルトラマンZ!!!」…このトリガー押し忘れ、多分玩具で遊ぶ子供が一番よくやる間違いなんだろうなwwwwwwwwwww。
・(トリガー!トリガー最後に押すの!…そうそこ!)…お前ぇぇぇwwwwwwwwwwwwwww。。
○SCENE 05:宇宙拳法、秘伝の神業
ハルキとゼットは一体化し、ウルトラマンゼット・アルファエッジに変身する。さぁ!ゲネガーグに挑め!
・今までのグダグダが嘘みたいなキレッキレアクション!宇宙拳法秘伝の神業!
・アルファエッジ変身バンクはゼロ、セブン、レオの姿をした光が一つになり、三人の変身バンクを思わせるエフェクトと共に登場。
●BATTLE:ウルトラマンゼット・アルファエッジvs凶暴宇宙鮫ゲネガーグ
<次回予告>
隊員「今回の相手はネロンガだ!」
ハルキ「姿が見えない!」
Z「ネロンガは電気を吸収して姿を消すんだ!」
ハルキ「あっ!あれは!」
隊員「黄色い身体!」
Z「間違いない!ネロンガだ!」
ピカチュウ「ピカ?」
次回「戦士の心得」
ウルトラはりきるぜ!
<一言>
ウルトラシリーズをラーメンに例えるなら
ギンガ→カップヌードル
ギンガS→魚介&鶏ガラWスープ醤油
X→王道醤油
オーブ→博多とんこつ
ジード→さわやか塩
ルーブ→濃厚味噌
タイガ→ピリ辛担々麺
Z→こってり横浜家系
というイメージです。