u2takaのクレジットカードライフブログ-110604a


 楽天 は、クレジットカード事業を再構築すると発表した。

 カード事業子会社「楽天KC」(福岡市)の「楽天カード事業」を

 会社分割により楽天クレジット(東京)に移管したうえで、

 楽天KCを金融業のJトラスト(大阪市)に譲渡する。


 これに伴い、楽天は楽天KCに対して保有する劣後ローンなどの

 債権130億円を放棄。


 また、株式売却損などで2011年12月期連結決算に

 約1千億円の損失を計上、最終損益が赤字に転落する可能性が

 あるという。


 保有する楽天KC株は、Jトラストに対し45億円で売却。

 また、債権放棄対象を除く貸付債権370億円も同額で譲渡する。


 一連の再編は8月1日付で実施する。再編に伴い、

 楽天クレジットは「楽天カード」、楽天KCは「KCカード」に

 社名変更する。

 

 貸金業に対する規制強化など、クレジットカード事業を取り巻く環境が

 厳しくなっていることに対応、今後も高い成長が見込まれる

 楽天カード事業にさらに経営資源を集中するためとしている。


 連結子会社間での会社分割について」「当事会社の概要」など詳細


 

 厳しい世の中ですが、カード会社も決して楽ではありません。

 あの楽天カードも厳しい状況とは。。


 表向きにカード会員には特に影響はなさそうですが

 内部的な運営は大変かもしれません。


 再編、合併を繰り返してきた日本の企業も今一度その過程を

 考えねばならないかもしれませんね。