今井送球のブログ

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新しい職業考えた。

「謝罪コーディネーター」

違法行為、法律スレスレ、合法だけど倫理的にねってことする会社はいざというときにこれを利用したほうがいいと思う。
こんな名前の職業が存在しなくてもこれに似た役割を果たす人物がどの会社にもいるのだろう。
しかし餅は餅屋であるから謝罪の世界にもプロフェッショナルが欲しい。

「OO(企業名)が不祥事起こしたとき敏腕コーディネーターが暗躍したらしい」

こんな感じで広がっていくのだろうか。


昨日ゼンショーの社長がすき屋チェーンの労働環境改善のための第三者委員会の調査結果について会見報告を行った。
月109時間を超える残業時間、深夜での一人営業(ワンオペ)などさまざまな問題が指摘された模様。

月109で騒がれるから来年からの俺はもう激怒するしかないと、一瞬思ったがちゃんと見返りがもらえない月109のほうがはるかに凶悪である。しかもいつ帰れるか毎日分からないというのが精神的に良くないと思う。

さて今回の会見は謝罪会見ではないけど事実上の謝罪会見であった。
すき屋の慢性的な人手不足を解消するためにはこの事実上の謝罪会見を成功させ、労働環境改善への取り組みを社内外にアピールすべきであった。
だが、社長の会見はどう見ても失敗であった。
「人手不足により過酷な労働形態が生じてしまった」

ん?

人手不足→過酷な労働形態

の順番なの?

どう考えても順番逆でしょ。

過酷な労働形態→人手不足

にしといたほうが自分の非を認めて問題の根本解決に真剣に取り組むんだろうなという印象を世間に与えられただろうに。
いつまでも被害者面を貫こうとする会見は大声で泣きっ面を晒す会見となんら変わらない。

宗教じみた企業はやはりトップが間違っていてはいけないのかもしれないし、やんわりと旧態を残していきたいという意図が感じられる。

俺がコーディネーターだったらこのゼンショーの会見どうコーディネートしたら良いのかと考えた。

この会見は誰に向けたものなのだろうか。
誰を意識して行うべき会見なのだろうか。

「社員、従業員」
「株主」
「マスコミ」
「アルバイト予備軍」
「顧客」

やっぱりこのあたりを意識して会見は行われたと思う。
この中で一番のカスは顧客だろう。
顧客で
「過酷な労働環境で生み出された牛丼に魂なんてこもってねぇ!」
なんて言う顧客がいるかもしれないが、すき屋メニューの価格帯から推測する客層からそんな意見が出てこないだろう。(逆にもっとすごい的外れな告発があるかもしれないが…)
安く早く牛丼が出てくるのであれば、深夜ワンオペで店が回らずそこらじゅうの席に食い終わった食器が散乱していても、カウンターの向こうの同世代が過酷な労働を強いられ睡眠不足で居眠り運転を帰りにしようが関係は無い。

次に軽視されるのは間違いなく
「社員、従業員」だろう。

「俺たちがこんなに毎日休むことなく朝から晩まで働かされてたのは人手不足が原因で会社の仕組みじゃなかったんだ!」

こんなことを思う社員はいないだろう。

結局はマスコミ、社員・アルバイト予備軍、そして株主を意識した会見なのだ。
それならもっとこの三者向けに特化した会見にすべきだった。
しかし批判が大好きで提案が嫌いな私はその特化のための具体策は示さない(笑)

すくなくともあんな被害者面な会見は私がどの三者に属していても腑には落ちない。

「そこまで謝らなくても」
「そこは仕方の無い部分でしょ」

と誰が見ても気まずくなる自分の非を認めすぎるくらいの会見がちょうど良かったのではないだろうか。


しかし、実際のところは反省もせず株主向けに第三者委員会を設ける。
会見でお茶を濁す。
以上という感じだった。

一代で全国規模のチェーン店を作り上げた敏腕も会社の成熟のさせ方、そして謝罪の仕方に関しては素人なのだから仕方ない。

というわけで
プロの謝罪コーディネーターを使えば良かったのに…
という今更な提案で私もお茶を濁しとこう。