あの頃なりたくなかった大人になってるのが悲しい
心をすり減らして書いたリリックに
メロディーをのせて作る曲ができる度
傷ついた思いの記憶が報われた気分になった
作品だった
アートだった
小さな社会や他人に押しつぶされ
弱まる心に溢れ出る苦しさ悲しさもがきは
アートの世界では武器だった
強みだった
どんなに苦しかろうと悲しかろうと
感情に正直でいたかった
どんどん大人につれて
それが表面に出ないように
気にしないように
無かったことのように
そんなことばかりが身に付いて
それがクールだと
それが安全だと知り
自分の感情に向き合えない愚かさを学んだ
蓄積した感情は行き場を失って
コップ一杯を溢れ出す時が満ちると
すごい勢いで溢れていった
拾いきれない数と種類に混乱し爆発する
取り乱したことを後悔するように
罪悪感に駆られる
忘れることを継続させることで自分を保つ方法と履き違え
自分を見失った
こんな大人描いてなかった
それにより招いた闇に侵され
頭の中で誰にもおれを救えないの一点張り
踏ん張りどころ、ここは頑張るところ
今だけ、ずっと続くわけじゃない
そうわかっていても不意に思ってしまう
もう疲れた
やめた
終わりにしたい
それでも自分をサポートしてくれる人がいるのを思い出す度
ストッパーになる理由を並べて生き延びる
波に付き合ってく方法なんて聞いてない
対処法なんて聞いてない
そう足掻いても一周まわって
耳を傾ける自分が情けなくてダサい
名前だけでも知れたら気楽なのに
きっと診断しきれないのだろうか
言い切れないだろうか
気を遣われてるのだろうか
わからないけど波を認めた時点で察しが付く
もうアートから遠い世界線に生きてて悲しい
今そう悲しいって思っても
明後日なのか明日なのか何時間後なのか
忘れたかのように平気になる
なんなら無敵にも思えたりすることもある
あなたの言う"様子見"に
それまで自分は自分を延ばして
いられるかの不安だけど
今は振り幅と波長を緩やかになるよう努める
