大臣も見識の薄

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高原の音楽祭のオープニングコンサートに行って来ました。
女性指揮者、三ツ橋敬子が群馬交響楽団を指揮して、生誕150年にちなんで、ドビュッシーの管弦楽の名曲を演奏します。
そして、クラリネットのカールライスターが2曲演奏します。
プログラムドビュッシー牧垂フ午後への前奏曲西村朗クラリネットと弦楽のための第1のバルドインターミッションウェーバークラリネットコンチェルティーハ短調変ホ長調作品26ドビュッシー交響詩海三ツ橋敬子指揮カールライスタークラリネット群馬交響楽団カールライスターは、今年75歳、ステージに登場すると、驚きました。
15年ほど前に見たときも、高い身長で大きな人だなとは、思っていましたが今回はデップリと横にも成長していました。
2曲とも、ステージの真ん中におかれた椅子に座って演奏していました。
この音楽祭の音楽監督である西村朗のクラリネットと弦楽のための第1のバルドが演奏されました。
2年ほど前に、クラリネットと弦楽四重奏のために作曲されたものを、弦楽合奏用に編曲され、これが日本初演とのこと。
クラリネットの長い独奏からはじまりました。
そこに、特殊奏法をまじえた弦楽合奏が加わります。
バルドというのは、チベット仏教の言葉だそうで、20分ほどの曲の中で、魂が死後の世界で変化してゆく状況を描いているとか。
ちょっと連想したのは、アルバンベルクの抒情組曲でした。
現代の音楽としては聴きやすいほうです。
カールライスターが演奏したCDもありましたが、オミヤゲのCDは当日演奏したもう一曲の方にしました。
それはウェーバーのクラリネット小協奏曲をライスターが演奏したものです。
このCDは2枚組です。
1980年にライスターが群馬交響楽団と録音したモーツァルトのクラリネット協奏曲が併録されており、草津の音楽祭の記念にしました。
演奏会終了後に、このCDにカールライスターのサインをもらって来ました。
この日のコンサートで、もうひとつ注目していたのは、若い女性指揮者です。
昨年行われたトスカニーニ指揮者コンクールで準優勝して、現在イタリアで指揮をしているとのこと。
プログラムはドビュッシーの代表作の牧垂フ午後の前奏曲と海です。
ドビュッシーの管弦楽はラヴェルに比較すると苦手田中みなみ 迷惑で、特に交響詩海は途中で飽きてしまうことが多く、あまり得意な曲ではありませんでしたが、なかなか楽しめました。
ライブで聴くと、ドビュッシーの色彩感が実感できるような気がしますね。
ステージに現れた指揮者は、とても小柄で華奢な女性でした。
ポニーテールの黒服の女性の指揮者で、どうかなと思って見ていましたが、的確な指示の指揮で、盛り上げるところでは、身体を大きく使って、なかなか熱演でした。
これから、三ツ橋敬子さんに注目してゆきます。