樹脂ネットを丸め何本も入れそれを包み込む様にする事により、集熱器を高くして減圧しても有る程度水は循環出来る様に成りましたが、循環する水に混じる空気量が多く10分程の循環で、循環水が止まってしまいます。当初集熱器に水圧を掛けるとあちこちから水漏れが発生しそれらを樹脂ボンドで塞いで水漏れは無い状態にしても、減圧状態にしてしばらくすると空気の流入が強まり循環が止まってしまうのです。どこから空気が入ってくるのか観察したところ、集熱器にホースを差し込んだ部分から漏れが発生しているのが判りました。この部分は漏れやすいと思い、樹脂ボンドを何重にも塗布し強化していたのですがどうしても抑える事が出来ません。又この部分の加工も一番手間が掛かる部分でしたので、ネット検索で樹脂のパネルユニオンを見つけこれを使う事にしました。

このユノンを使った実験機でも空気の流入はゼロとは成りませんでしたが、何とか1.5ｍ上げた減圧下でも水の循環が出来るものを作る事が出来ました。

太陽温水器を作ろう（試作3号機2）