京都への手みやげ
忙しい日が続き、しばらくブログから離れてしまいました。
先日、京都への出張でお世話になる企業をいくつか回ることになり
その手みやげに何がいいのか大変悩みました。
どうも「京都」は敷居が高く…
京都からのお土産はたくさんあっても
京都へ持っていく手みやげはどうも思いつきません。
あう人ごとに「何がいいかしら…」と訪ねていましたところ
生粋の京都人で、京都でレストランを何店舗も経営している方が
とてもいいアドバイスをしてくださいました。
やはり「伝統」を重んじる京都人は「老舗」を好むとの事。
そんな中で意外(?)に好感触なのは
「小川軒のレイズン・ウィッチ」と「文明堂のカステラ」とのこと。
「とらやの羊羹」は“ここぞ”というときだそうです。
新しいもの!
中途半端なものはだめ。
なるほど納得です。
ちなみに文明堂は長崎の株式会社文明堂総本店、
神戸の株式会社文明堂神戸店、浜松の株式会社浜松文明堂
横浜の株式会社文明堂、日本橋の株式会社文明堂東京、
銀座の株式会社文明堂銀座店
それぞれ別の会社である文明堂が存在している事を知りました。
京都では、西陣会館近くの会社でお茶の世界でも活躍している社長さんに
それをお持ちしたとこと
「あっ、これはレーズンの入っているやつですね。早速お三時に頂きます。」
心の中で「やった!」とニンマリ…
それにしても京都の方は物腰が柔らかく…でも油断できず…
勉強になる事たくさんでした。
日本製軍服生地の復刻版があのブランドに!
ニッケ衣料繊維分野の「ニッケのモノ作りの真価」を
伝える展示会の続きです。
愛知県の一宮にある「ニッケ創作工房」には
1860年頃から約100年間にわたり収集された
ヨーロッパの生地見本帳や大正末期から現存する日本毛織の
織物見本などが数多く所蔵されています。
その一部が今回展示されていました。
昭和11年の海軍の緋絨(ひじゅう)の復刻。
緋絨は軍服に使う赤(緋色)の生地のことです。
1859~1981年の「近代ヨーロッパコレクション」
ラシャ織物屋さんから寄贈されたものだそうです。
これらは「ニッケ創作工房」で閲覧することができます。
訪ねてくるデザイナーさんも多いようです。
プルミエールビジョンで採用された生地が製品化されたものが
展示されていました。
右から3番目がフランスのスーパーブランドBに採用された
軍服生地の復刻版。かなり固くハリがあります。
このブランドのデザイナーが好みそうな
かっちりしたフォルムの作れる素材です。
こちらは08年フランスのスーパーブランドCに採用された
ウールのシフォンジョーゼットです。
(部分だけでごめんなさい…)
上品なシャリ感、落ち感があるしなやかな素材で
手触りもまるでシルクのようです。
現在も国内外で非常に人気の高い素材です。
モヘアループネップツイードです。
ハリのあるモヘアループとカラーネップの
ミックス感が絶妙なツイード素材です。
05年AWにJ社採用されています。
このほか300番手のウールの極細シフォン天竺など
究極の技術とクオリティを目指した織物や
数々の機能素材も展示されていました。
新技術の機能素材はこちらのHPでも検索できます。
http://www.nikke.jp/tech/index.html
昨今「なぜ2位じゃだめなのですか」という発言が
話題になりましたが
世界一を目指すからこそ、日本の技術力や品質が注目され
信頼へとつながっていくのです。
1番でなければ話題にはならないのです。
日本一高い山が「富士山」であることは知っていても
もちろん1番になろうと思っても
簡単になれるものではありません。
単なる現状ビジネスだけではなく、
研究費をかけ、より上を目指して頑張っているニッケに
おおいにエールを送りたいものです!
学校の制服生地があのスーパーブランドに採用されていた!
ニッケ(日本毛織)のとっても面白い展示会を取材してきました。
(10月20・21日に品川インターシティホールで開催)
秋冬の生地の展示会かなと思いきや
ニッケ衣料繊維分野の「ニッケのモノ作りの真価」を
伝える展示会とのことで
「こんなに大掛かりな展示会は10年に1度くらいかな」と 誇らしげに
企画開発部の田中さんが
とてもわかりやすく説明してくださいました。
(田中さんありがとうございました!)
ニッケのアーカイブから、プルミエールビジョンの実績
世界トップクラスの素材開発など
本当に見応えのあるすばらしい展示会です。
大阪(10/27・28)、名古屋(11/4・5)もあるので
ぜひご覧になっていただきたいです!
その中で興味を引かれたのは
ニッケのスクールユニフォームコレクション。
それぞれの生地には使用されている学校名が書かれていて
それぞれが微妙に違う…
こんなにも「紺」って奥が深いのかってちょっと感動もの!
さらにはスクールタータンチェックのコレクション。
2003年から2008年間に作られた約10000点の中から
約3000点が展示されています。
これが全部学校のユニフォームですよ!
スクールユニフォームは毎日しかも長く着るものですから
丈夫でかっちりした織りが基本。
「ストレッチ素材にすればもっと着心地がいいのに」と
単純な質問をしたところ
「伸縮性のあるストレッチ素材は確かに着心地がいいのですが
毎日着ているとどうしても、よく動かす部分が
伸びてしまい長持ちしなくなるのですよ」
なるほど…納得です。
スクールユニフォームは本当によく考えられた素材なのです。
最近は「トレーサビリティ(追跡可能性)」を打ち出した
素材も提案されています。
自分の学校の制服が「オーストラリアの○○さんの牧場の羊毛で採取された…」
という具合に、どこの国の誰の牧場の羊毛で、
どういう行程で作られた生地なのかということが一目瞭然。
制服に特徴を持たせるために
学校側からの需要も高まっているようです。
実は、このスクールユニフォームに着目した
スーパーブランドがありました!
このスクールユニフォームの生地でブレザーを作っているのです。
裏地はスカーフ柄でリッチなイメージですが
表地はまさに制服地そのもの!
価格はウン10万ですが…
この製品も今回の展示会にはディスプレイされているので
もちろんご覧になれるのですが
今市場に出ている製品なので撮影は遠慮してくださいというので
残念ながらご紹介はできません。
ブランドの頭文字を言ったらすぐわかるので
それも控えるとして…
プルミエールビジョンで採用されたニッケの生地と製品の展示。
スーパーブランドがずらり!
それにしてもデザイナーの目のつけどころはすごいと思いました。
今「制服」はとても面白い素材の宝庫です!
学生服はもとより
ホテルマン、ポストマンなどの制服生地
昔の軍服などにも優れたものがたくさんあります。
海外のホテルマンやポストマンの制服
そういうアーカイブの中からを軍服生地を復刻させたところ
それを採用したスーパーブランドがありました。
その作品も展示されています。
これは数年前の作品ですのでちょっとだけ写真で次回ご紹介します。
お楽しみに!
「GALLERY 工(こう)」の、素敵な大人の「Again-2展」
「Again-2展」に行ってきました。
9月4日(土)~11日(土)
AM11:00~PM19:00(最終日はPM17:00)
「GALLERY工」
杉並区梅里1-8-8
TEL:03-3313-5065
交通:地下鉄丸ノ内線 新高円寺駅(梅里方面出口)
http//www.ga-kou.com/
外資系広告代理店「マッキャンエリクソン博報堂」の
制作局のOBたちは、
リタイアした今もアーティスト魂は冴え渡っています。
画家、陶芸家、漆芸家、版画家、ガラス工芸家、
剥製アーティスト、ジュエリーデザイナー…
企業時代とは違うそれぞれの創作の道を、
なんか楽しんでいるようです。
成熟した大人の生き方って、こういうものかな…
と思える作品と作家さんに出会えます。
『GALLERY工』も、とっても気持ちのいいギャラリーです。
地下鉄丸ノ内線の新高円寺の駅のすぐ側で
青梅街道から小さな路地を入ると、そこは緑豊かな別世界!
ギャラリーは、まるでどなたかのお宅を訪ねるような
住宅地の少し奥まったところにあります。
オーナーの濱田郁子さんもまた素敵な方で
ナチュラルな雰囲気でアートを楽しませてくれます。
お庭もありとっても落ち着いた雰囲気も魅力です。
メンバーの作家さんたちはお酒が大好きです。
珍しいお酒にみんなが集まりなんか盛り上がりそうです!
柿本照夫さんの陶芸
武笠好分さんの陶芸
金山謹也さんの漆芸
佐藤清勝さんの油彩
まだまだたくさんありますのでぜひ覗いてみて下さい!
マッキャンOBの「Again-2展」
9月4日(土)~11日(土)
AM11:00~PM19:00(最終日はPM17:00)
「GALLERY工」
http//www.ga-kou.com/
杉並区梅里1-8-8
TEL:03-3313-5065
交通:地下鉄丸ノ内線 新高円寺駅(梅里方面出口)
ここに集うアーティストの故郷は
外資系広告代理店「マッキャンエリクソン博報堂」の制作局。
1970年代から1980年代にかけて広告作りと格闘し
気炎万丈だった仲間たちです。
あの時代の空気感を吸ったものだけがもつ光と薫り。
「私たちはまだ豊饒なる表現を発信し続けています」
そんなメッセージを感じて下さい。



























