「木谷オーナー“WWEの二軍化”に危機感」との記事が出ています。
前回更新で触れた、大阪大会の会場で木谷オーナーの隣に青木真也選手が座っていた件。自分はてっきり木谷氏が「お客様」として青木選手を招いたのだと思っていたのですが、どうやらそうではないようですね。
木谷氏は新日マットの現状に危機感を抱いていると。
「個人的にはアメリカンプロレスに寄りすぎかなと思っている。僕はアメリカンプロレス『も』好きなんです。完全にそっちに重なってしまうと、WWEの二軍にしかならない」と木谷オーナー。
新日本プロレスにはストロングスタイルを標ぼうする伝統があり、
「今までは(MMA参戦歴がある)中邑選手がそれを担保してきた部分がある。それがなくなってしまった」
「(今の主流とMMA路線が)混ざり合えと言っているわけではない。オカダ選手たちは今のスタイルを磨いていってほしい。ただいろいろなものがあって、お客さんに見せていっていい。バランスが大事」
MMA路線、格闘技色の強い試合も必要だと。その為に青木選手を投入したいということか。言ってしまえば「猪木的要素」、「UWF的要素」と言えなくもない。現場からは反発ありそうですね(笑)。
仮に青木選手が新日本マットに上がるとして、対応出来る選手がいるかどうか。強いて言うなら中邑選手かな?格闘技色強めでありながらしっかりとプロレスの試合を構築出来る。なおかつクネクネ(笑)。しかし彼は今、海の向こう…。
新日本プロレスは上半期、WWE移籍組が出て激震に見舞われましたが、下半期もまだまだ予断を許さないようです。