昨日は『Moving On~カッキーエイド~』が開催されましたね。悪性リンパ腫と闘う元プロレスラー、垣原賢人さんを応援する大会です。
垣原さんにゆかりの有る選手達が集まり、さながら同窓会のような大会になったようです。
かつては「Uジャンキー」だった自分も見に行きたかったのですが…毎年この時期は仕事が繁忙期、とても無理…泣く泣く断念(~_~;)
ネットで情報を収集です。
来場した垣原さん、さすがに身体は細くなったようですが、言葉は力強かったようです。
「悪性リンパ腫は、とてもしつこいがんです。だから、長い闘いが続くと思います。でも、僕は絶対に負けません。UWFは強いんです‼︎」
これはUインター時代の後輩である桜庭和志選手の「プロレスラーは強いんです!」のオマージュかな。そう、プロレスラーは、UWFは強いんです!
そして垣原さんにとっては新生UWF時代の大先輩、前田日明リングス代表が応援ゲストとして登場し、檄を飛ばした、と。ここがかなり目を引きました。
「我が愛する後輩・垣原賢人のためにこんなにもたくさん集まっていただきまして、誠にありがとうございます。でもみんな心配しないでください。レスラーは癌とかでは死にません! 垣原が出たらみんなで言ってやってください。癌ぐらいでオタオタするんじゃない!」
前田さんの知る新生UWF時代の垣原さんは、メチャクチャ練習していたと。前田さんが「そんなに追い込んだらダメだよ。壊れちゃうよ」と言うほどだったと。そんな練習を何年も続けてきた垣原さんだけに、前田さんは猛檄を飛ばすんですね。
さらに前田さんは師匠である「プロレスの神様」カール・ゴッチさんが、かつて「あなたはプロレスラーなんでしょ?」と聞かれた際に「アイム、リアルワン」と答えたエピソードを紹介した上で、
「自分たちはその“リアルワン”の弟子なんです! ただのプロレスラーではありません。だから垣原にもう一度言います。癌ぐらいでオタオタするんじゃない垣原! お前はリアルワンのプロレスラーだろ! 普通の人だったら怖がるような病気を治していった姿をリアルワンのプロレスラーが見せてやればいいじゃないかよ!」
場内大歓声、マエダコール!
「オタオタするんじゃない!」
前田日明兄さんならではの、兄さんらしい後輩への檄の飛ばし方ですね。
受け取り方って人それぞれですが、やっぱり自分は兄さんから温かさを感じてしまいます(^^)
現在は通院中で、今後2年間、抗がん剤治療を行う予定という垣原さん。また、前田さんから勧められた食事療法なども試してみたいとも。
垣原さん、絶対に病気に打ち勝ってほしい!がんばれ!