昨日放送の「ワイドナショー」に川淵三郎Jリーグ初代チェアマンが出演されていました。
バイタリティ溢れるエネルギッシュな方ですねぇ。
スタジオには元サッカー選手の前園さんがいるので、前園さんに対して「前園、前園」と気にかけているのがなんか良かったです(^^)
「いつも前園が大変お世話になっています」
「松本さんに弄られるごとに彼はおいしくなっていくということですね」
「お前、そんな所に立ってないでこっちに来たらいいよ」
前園さんは直立不動でした(笑)
体育会系の先輩、後輩の図(笑)
川淵さんはバスケット関係の問題の事で出演されたわけですが、当然のように初期Jリーグの頃の話も。
すると、1993年Jリーグアウォーズの映像が。
キングカズが風船の中から出てくるアレです。
当時、あれを見た時は「…」となってしまいましたが。93年はJリーグが始まった年、ブーム真っ只中の頃。ちょっと調子に乗りすぎでは…?なんて思ってしまって。
しかし今は逆に、風船から出ると同時に笑顔&キメポーズ…あそこまで「やり切った」カズ選手はさすが!と思います。演出担当者がいたにしろ、あのポーズと真っ赤な服はカズ選手のセルフプロデュースですよね(笑)。
こう思えるようになったのはプロレス&格闘技を見てきたおかげかな?
格闘技では、「変幻自在のトリックスター」須藤元気さんが毎回踊りながらの入場。イベントの規模が大きくなるとパフォーマンスも派手になっていって。
何人もいる選手たちの中で存在感を示すには、ああいったコトも必要なのでしょう。「俺は試合内容で魅せる」という選手もいますが、考え方は人それぞれ。
元気さんはパフォーマンスについて「やり切ることが大切。照れたりしたらダメ」との発言を読んだコトがあります。
「やり切る」部分で針を振り切っているのがプロレスラーですね。分かり易い例だと中邑真輔選手。
土曜日深夜に新日の北米遠征の模様が放送されていましたが、やはりアメリカではあの「たぎる」パフォーマンスは受けるようです。
しかし普段、日本でもやっているトコロが凄い。一見危ない人に見えるし(笑)。
そのへんは中邑選手にしろ棚橋選手にしろ、レスラーズは「プロ」として当たり前のセルフプロデュース。注目を集める為の。プロなわけですから大切な部分です。
あの頃のカズ選手にも同じものを感じました。
素でやっていたら、それはそれで凄い(笑)。リスペクトです。
川淵チェアマンはバスケットだけでなく、他のスポーツの立て直しも考えているよう。頑張ってください!