週末に「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」を視聴。
この作品はダイジェスト版ではなく完全新作ではありますが、「続編」ではないんですね。
イスカンダルから地球へ帰る途中のエピソード、というコトで。
ゆえに、ヤマトの戦闘シーンの目玉といっていい「波動砲」が使えません。
イスカンダルで封印してしまいましたから。
付属のブックレットによると、
「イスカンダルとの和睦条約締結により、艦首の次元波動爆縮放射器(波動砲)は封印された。表面には警告文が、日本語、ガミラス語、イスカンダル語で記されている」とあります。
TVシリーズ第24話、イスカンダルを発つ前にオレンジ色のフタが砲口に。小さく白っぽく見えるのが警告文だったんですね。小さすぎて分からなかった(笑)。
今作では砲口だけでなくトリガーにもしっかりと封印が。
撃つの大好き!(笑)の南部は不満そうでしたが。
しかし波動砲なしでも、戦闘シーンは良かったです(^^)
ブックレットには出渕監督のインタビューも。それによると、続編にしなかったのはスケジュールの関係。一から設定、ストーリーなどを構築していかなければならないので、とてもじゃないけど公開日に間に合わないから、と。
…てコトは時間がたっぷりあれば続編はアリってことかな?
自分的には、オリジナル版は第1作で終わっていれば、不朽の名作として語り継がれていたのに、色気を出して続編なんて作るから…と常々思っていて。
2199という素晴らしいリメイク版をせっかく作ったのだから、同じ過ちを繰り返すことはないかと。
「2199」は地球に帰還したところで終わるべきかな、と。
続編はノーサンキュー(^^;;
しかし、劇中ではガトランティス帝国は健在のようで。サーベラーは通信で少し出てきましたし、姿は出ませんでしたが「大帝」なる人物…つまりあの方は存在しているんですね。つまり「2199」の世界では、まだ地球にとっての脅威は存在していると。ガミラスと和睦したからといって安心出来ない状況で。
そういう意味では未完といえるのか…。しかし劇中ではガミラスとガトランティスは敵対していて、力は互角のようなので、あのあとガミラスがガトを倒したと考えればノー問題か(笑)。
なんにせよ、とりあえず今回の劇場新作は続編ではなくて良かった。それにTVシリーズで気に入っていたサブキャラが前面に出ていたし、この人、生きてたのか!とのサプライズもあったし。
内容に関しての感想などはまたいずれ。ではでは~(^^)