先日、ひょんなことから「魔法のスター マジカルエミ」という作品の事を思い出しました。

特に「魔法少女もの」というジャンルが好きという訳ではなく、

スタジオぴえろ制作による「ぴえろ魔法少女シリーズ」の内の3作品(『魔法の天使クリィミーマミ』、『魔法の妖精ペルシャ』、そしてマジカルエミ)がとても素晴らしい作品で、

「魔法」とは関係ない部分に惹かれていって。

この作品では物語の日常性が重視されて、前2作の後半から重視されるようになった主人公の「内面」や周囲の人々の心象風景の描写を、より深く突き詰めていきました。

そのため、「ドラマ性」や肝心の?「魔法」が持つ劇中での役割が本作ではかなり希薄になっています。

ドラマ性をひたすら排除、主人公とその周囲の人間模様と日常を中心に描く、という。その辺に惹かれた訳ですね。

しかし日常を掘り下げて描けば描くほど、非日常的な存在である「魔法」の意味は失われ…うろ覚えですが魔法が一度も出てこない回もあったような…

「魔法のスター」、魔法少女ものというカテゴリーなのに(笑)。

しかしある意味、その異常とも言える?作風にシビれてしまったわけですね。

淡々とした日常の積み重ねをひたすら描き、各キャラクターの成長を描いていくという。

ドラマ性が無いという事は、「退屈」「つまらない」と感じる人もきっといますね。まぁ趣味・嗜好は人それぞれなので。

とにかく自分にとっては素晴らしい作品でした。

あ…

また自分の悪い癖が…

久しぶりに観たいな…(笑)

BOX買おうかな~(笑)



…予算が無い!…>_<…


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