柔道ファン、もしかしたらそれ以上に昭和プロレスファン、アントニオ猪木ファンの記憶に鮮烈に残っているであろうウィリエム・ルスカさんがお亡くなりになりました。
調べてみると、名前のカタカナ表記がビレム・ルスカだったり、ウィレム・ルスカだったり。日本語での発音や表記が難しいのかな?
ルスカさんといえば、プロレスファンの自分にはやはりアントニオ猪木氏との異種格闘技戦の印象が強いです。自分はリアルタイムでは観ていなくて、最初は「プロレススーパースター列伝」で知り、映像はCSの「ワールドプロレスリングクラシック」で観て。
この試合に関するエピソードが「1976年のアントニオ猪木」に書かれていて(多分…自信なし(^^;;、他の本だったかも)、
試合前の調印式。
ルスカ「私はオランダのチーズを食べているからこんな立派な身体になった。だからイノキには負けない。彼にもこのチーズをプレゼントしよう」
猪木「ルスカ選手は間違っている。世界で一番素晴らしい食材は日本の納豆だ。私は毎日食べているからルスカ選手には負けない」
多分原文とは違っていると思いますが(うろ覚えなもので…)、ニュアンス的にはだいたいこんな感じだったかと。
自分は、プロレスラーの身体は肉とプロテインで作っている印象が強かったので、納豆のくだりは猪木さんのジョークだとばかり思っていましたが…後にMMAの川尻達也選手がまだ駆け出しの頃、納豆とツナ缶でタンパク質を摂っていた、という事を知り猪木さんの納豆のくだりはガチだったんだなあ、と(笑)。
納豆で筋肉がつかなくても、食材として優れているのは間違いないですね。
レスラーも当然、食事の栄養のバランスを考えて食べているでしょうから、納豆は必需品なんじゃないかと。
とにかくこのチーズ対納豆バトルは大好きなエピソードです(笑)。
因みにこの会見のあと、新日本プロレスには某所から大量の納豆が送られて来たとか来ないとか…(^^)
もちろん試合も素晴らしかった!
ルスカ氏のご冥福をお祈りいたします。
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