Mr.プロレス、天龍源一郎選手が今年11月での引退を決めたようです。

生涯現役宣言をしていた時期もありましたが…やはりキッチリ線引きをする、ケジメをつけるというコトですね。そこは人それぞれの考えがありますね。

天龍選手曰く「お腹いっぱい」。全てやり尽くしたというコトで。悔いなし、と。

天龍選手といえば、一度も交わらなかった前田日明兄さんが高評価していましたね。

1987年頃、いわゆる天龍革命の頃…天龍選手が輪島選手の顔面を、普通のリングシューズにもかかわらず容赦なく蹴り、それでも立ち上がる輪島選手…さらに容赦なく蹴っていた天龍選手の姿に衝撃を受けたという日明兄さん。

天龍選手自身はこの行為について「たとえ横綱だった人間でも簡単に出来るほどプロレスは甘くないということ。それから、やっぱり横綱だった人間はヤワじゃないんだよということ。この二つを皆に知ってほしかったからやったんだ」と述べています。

日明兄さんは「天龍選手達にあんな激しい試合をやられたら、こっちはヤバイ」と感じていたらしく、自身の試合の攻撃も激しさを増していったようです。当時、兄さんの蹴撃にあった新日レスラーズは超気の毒…

Uファンなら周知のことですが、日明兄さんと天龍選手は交わる可能性もあったんですね。第1次Uが頓挫した時に、あのジャイアント馬場さんから声がかかったらしくて。しかし馬場さんが欲しかったのは日明兄さんと髙田 ‘‘青春のエスペランサ’’ 延彦選手のみで、「全員で」が参加の条件だった日明兄さん側とは折り合いがつかず、結局Uの面々は古巣・新日本へ。

新日本 VS UWFも緊張感があってとても面白かったですが、兄さんと天龍選手、ジャンボ選手との試合も見たかったな~。そういえば渕選手もゴッチさんの弟子。渕選手とのサブミッション対決もあったかも、ですね。

天龍選手は日明兄さんのフライング・ニールキックを「華のある技」と評価していた記憶があります。

風雲昇り龍の11月までの引退ロード、刮目して見よ!ですね(^^)


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