既に旬なニュースではないかもですが、直木賞受賞の西加奈子さんが大変なプロレスファンだという情報がありますね。自分が見たニュースでは、だいぶその発言が端折ってありましたが…日テレのニュースだったからかな?新日本LOVEみたいなので。それでもワープロのあのテーマをバックに流した日テレは天晴れかな(笑)。
一部で詳しい発言が紹介されていました。
ーー大変なプロレス好きということだが、改めてその魅力は。いま人気復権の動きもあるが、プロレスから与えられたものは。
「プロレスを私ごときが語れないというのは、まず最初にあるんですけど。もともと好きで見てまして、作家になってからは、特に最近、勝手にプロレスの状況と、自分たちの状況を照らし合わせるとこがあって。新日本プロレスが好きなんですけど、例えばアントニオ猪木さんとか蝶野正洋さんとかずっとスターがいたなか、低迷していた時期があって。そのとき出ていらしたのが棚橋弘至さん…って、この話、大丈夫です?」
《場内、笑い》
「私、1月4日の東京ドームにだいたい行くんですけど、作家になってしばらくのころはほんとに人が少なくて。棚橋選手は今までにいないタイプだったんで…。ちゃらいと言われたり、ベビーフェースやのにブーイングを浴びる選手やったんです。でも、今めちゃくちゃ新日本プロレスが盛り上がってるんですけど、それは全力で棚橋選手、中邑(真輔)選手、真壁(刀義)選手らが素晴らしい試合をただ、見せてきたから。全力でプロレスを愛し、見せてきたので今がある。去年の1月4日のドームに行ったとき、ドームがギチギチになって、棚橋さんがそれを見て『プロレス信じてやってきてよかったです』とおっしゃって。私は勝手にそれを文学界に当てはめてて。本が売れないと言われてて、飲み屋で会ったおじさんに『太宰で終わった』『最近の作家なんか読めへん』と言われたこともあるし、『小説を書くこと自体、ダサイ』と言われたこともある。でも今、(文学界には)すごい作家、すごい“選手”がそろってて、皆、全力で素晴らしい小説を書いてて。絶対また盛り上がると私は思っていて。いつか『小説信じてやってきてよかったです』と言いたい。私、何の話してるんでしたっけ? とにかくプロレスからはむちゃくちゃ勇気をいただいてます」
(産経ニュースから)
かなりのディープさと見ました(笑)。アントンや蝶野選手を知っているという事は、結構前からのファンなのかな?それとも最近ファンになってから、過去の歴史も勉強したんだろうか。
特に棚橋選手の事、評価しているみたい。
かつてチャラいと言われていた棚橋選手。自分も以前はチャラい奴と思っていました、スイマセン…でも今は彼の頑張り、骨のあるところは誰もが認めるところですね。勿論私も。
1.4ドームで凄い試合を魅せてくれた棚橋選手。今年もさらに頑張って欲しいなぁ。
直木賞受賞のかたが、会見でこういった発言をすると影響力強いですね。プロレスを応援する者として、なんか嬉しいな。西加奈子さん、これからも頑張って欲しいですね。
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