セミナー参加の為、放送日に観れなかった機動戦士ガンダム第36話「恐怖!起動ビグ・ザム」、録画していたので視聴しました。

ソロモン攻略後半戦。1stガンダムの中でも見所満載の回かも。

スレッガーとドズルの壮絶な散り際!



スレッガー「参ったな。俺としたことが全くドジなことよ」

スレッガーは被弾したためホワイトベースに一旦帰投します。

WBブリッジ。スレッガーが気になるミライさん。

そんな彼女を気遣い、ブライトは他のクルーには聞こえないようにヘルメットの通信で、

ブライト「みずくさいぞミライ。君の事を見守るぐらいの事は、この僕にだって出来るつもりだ。…君の気持ちは分かっている…が、僕はいつまでも待っているよ」

ブライト、男を見せますね。

ミライ少尉は気分が悪いようだ、と第2ブリッジ要員のバンマスと交代させます。

ミライさんは休憩中のスレッガーのもとへ。

スレッガーが無事で、安心したのかミライさんは涙。

スレッガー「少尉やめましょうや、迂闊ですぜ」

「人間、若いとき色々な事があるけど、今の自分の気持ちを、あまり本気にしない方がいい」

「俺は、少尉の好意を受けられるような男じゃない…俺にとっちゃあ、少尉は眩しすぎるんだ。世界が違うんだな」

ミライさんに指輪を渡すスレッガー。

「安物なんだがね、お袋のカタミなんだ。宇宙で無くしたら大変だ、預かっといてくれよ」

因みに一説によるとスレッガーの母親は実は健在らしいです(笑)

小さい頃この36話を見ていて、意外な展開に結構驚きました。カムランは無いとしても、アレ?ミライさんの相手、ブライトじゃないの?と(笑)

そしてスレッガーが目立っているこの回に、何か感じるものがあったんですね。今で言う「フラグが立つ」というのを感じたというか。スレッガー中尉、この回のみ男前になってるし(笑)

*****

部下を脱出させ、自らビグザムを操縦するドズル。

こういった場合、上官を慕う部下が一緒に残るパターンが多いですが、ビグザムのコックピットにいた兵士たちは、結構あっさりと脱出…(笑)。

ドズル「ふっふっふ、こうも簡単にソロモンが陥ちるとはな…」

「ハッハッハッ!舐めるなよ!このビグザムは長距離ビームなど、どうということはない!私の道連れに一人でも多く地獄に引きずり込んでやるわ!」

連邦の艦隊からの砲撃をものともせず、一瞬で4隻のサラミスを撃破するビグザム。

アムロ「あ…圧倒的だ…」

ドズル「ハッハハハ!見たか、ビグザムが量産の暁は連邦なぞあっという間に叩いてみせるわ!」

スレッガーはGファイターのコックピット越しに、アムロに指サイン。ガンダムと合体して、Gアーマーでビグザムを攻撃しようとアムロに提案します。

スレッガー「こっつのビームがダメなら、ガンダムのビームライフル、そしてビームサーベルだ。いわば3重の武器があるとなりゃ、こっちがやられたって…」

アムロ「スレッガー中尉…」

スレッガー「私情は禁物よ。やつのために、これ以上損害はださせねぇ…悲しいけど、コレ戦争なのよね」

覚悟を決めているスレッガー。

ビグザムにしかけるGアーマー!

ドズル「対空防御!」 

ビグザムの足の爪がGファイターのコックピットに!それでもビーム発射のGアーマー!

気合いのスレッガー、

「まだぁぁぁぁぁ!」

さらに突っ込もうと!

ガンダムもライフルをビグザムの脚に!

Gファイターのコックピットはビグザムの脚に挟まれ、四散…スレッガーの身体は宙に…

  

アムロ「やったなぁぁぁ!」

スレッガーの最後を目のあたりにしてヒートするアムロ!

ビグザムのノズル部にライフル発射、、さらにコクピットをビームサーベルで斬りつける!

ドズル「たかが一機のモビルスーツに、このビグザムがやられるのか」

ドズルは外に出て、

「やられはせんぞ!やられはせんぞ貴様如きに!やられはせん!」

「ジオンの栄光!この俺のプライド!やらせはせん!やらせはせん!やらせはせんぞォォォ!」

ガンダムに向かってマシンガンを撃ちまくるドズル。

アムロには一瞬、ドズルの背後に何かのイメージが見えますが…ビグザム爆裂とともにそのイメージも消し飛びます。

スレッガー、ドズル散華、合掌。 

戦闘が終わり、WBブリッジ。

ミライ「嘘って、嘘だって言えないのね…アムロ…」

スレッガーの特攻シーンはホントに屈指の名場面。特に劇場版が。「特攻」を美化するつもりはないですが、それでもやはりココロが震えてしまうのは日本人だからか…

悲しいけど、これ名場面なのよね…

次回の機動戦士ガンダムは第37話「テキサスの攻防」。君は、生き延びることができるか!


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