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「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」全話を見終わりました。

いろいろ突っ込みどころ満載の作品ではありましたが…(笑)そういう意味では非常に面白かった作品でした。

ハーロックといえば寡黙、クールなイメージですが…この作品では笑顔を見せたり狼狽えたりと、感情豊かです。

いろんなエピソードがありました。

有紀 螢や物野正、レビ、ドクター蛮との出会い。ん?ドクターバンってメーテルのお父さんの名前じゃ…何か関係があるのかな?

そういえば第1話ではメーテルらしきシルエット、出て来ましたね。メーテル以外の何者でもないシルエット。ハーロック、トチロー、エメラルダス…「SSX」と一緒に指名手配されていました。

実は本編にメーテルを登場させる予定だったらしいです。

病に倒れたトチロー。何故、宇宙病に侵されたのかも明らかになっています。エメラルダスを救う為だったんですね。

彼が肉体を捨ててアルカディア号の一部になる場面も。これ、劇場版・銀河鉄道999にも出て来ましたね。

なんでもこの作品で、松本零士作品のミッシングリンクを繋げるつもりだったとか。

しかし「打ち切り」になったことにより、それは事実上放棄され、結局は敵・イルミダスの実態や宇宙征服の目的等が明かされることもなくなってしまって。

打ち切りにならなければ、メーテルも出て来たのに。残念…(涙)

最終回では「光の女神」がハーロックに力を貸して、よく分からないパワーでイルミダスの母星を消滅させて。そしてハーロックは地球のイルミダス基地をフルボッコ。

あれっ…出来るんなら最初からやれば良かったのに、と思いましたが(笑)。

そして荒廃した地球の復興を乗組員の少年、正に託して地球を去ります。

ハーロックが若い世代に地球の未来を託して宇宙へと去っていくラスト。アニメ版「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」をなぞった終わり方ですね。

アニメ版「ハーロック」では殆どの乗組員を降ろして行くんだったかな?今作では正とレビ、ドクターを降ろして。美女二人はしっかり連れて行く、と(笑)。ハーロック、抜け目ない(笑)。

やはり打ち切りになった関係か、最後の方はかなりドタバタしていた感じがしました。

ヤッタラン副長や、ますさんが出てこなかったのは残念。

「ヤマト」がリメイクされている昨今。ハーロックも是非お願いしたいですね。

「SSX」の完全版を見てみたい…


アルカディア号、発進~!





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