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自分はプロレスに関しては、ほぼUWF直撃の世代。最初に新日本から見始め、その約1年半後にUWFが生まれました。

Uの歴史…新日本から派生するような形での第一次UWF誕生。いろいろあっての独立というか新日本からの分裂。しばらく独自の活動をし、それが立ちゆかなくなり新日本との業務提携。古巣へのUターン。

約2年間の業務提携期間の後、やはり「いろいろ」あっての独立、第二次UWF旗揚げへ。

約2年半の活動の後、やはり「いろいろ」あっての(笑)解散、3派に分裂。

リングス→約10年活動した後に休止、数年後復活するも現在は興行はなし

Uインター→キングダムとなり、その後事実上消滅

藤原組→若い選手達が独立してパンクラス旗揚げへ。しばらくして藤原組は事実上消滅

パンクラス(藤原組から派生・この時点で4派に)→現在も活動は継続中、しかし初期の「ガチをやるプロレス団体」という趣きは消え、現在はMMA団体のひとつ

ざっと表記するとこんか感じでしょうか。

バトラーツやキングダム・エルガイツ等までフォローしていくと際限がなくなるので省略で。

このUのヒストリーを一応見てきたので、Uにまつわるいろんなエピソードは大体知っているつもりでしたが…まだまだ知らない事って、あるんですねぇ。

最近知った結構驚愕のエピソードが!…マニアの方は知っていたかもですが。

当時新日本所属だった藤原組長(喜明)が第一次Uに移籍する時。若手を多摩川の土手に集めて「俺について来たい奴は来い」と。当時の新日の新弟子は…

船木誠勝(当時・優治)

武藤敬司

蝶野正洋

橋本真也

獣神サンダー・ライガー(当時山◯◯一)選手etc。

錚錚たるメンバーです。

結果的にはついていった者はいませんでした。当時まだ新弟子にすぎなかった彼ら、致し方ありません。

ヘッドハンティングされた先輩にくっついて、よその会社に転職する新入社員て、なかなかいませんね。破格の待遇が約束されているわけでもないし。むしろどうなるか分からない訳で。

みんな下を向いて沈痛な面持ちで組長の話を聞いていたらしく。船木選手は泣いてしまった、と。当時15、6歳くらい、組長を慕っていましたから。
武藤選手だけは、上を向いて空を見て、話を聞いていなかった、と(笑)。「早く話終わらないかな」みたいな。それをチラッと見た蝶野選手が思わず笑いそうになったと(笑)。

二人とも、変わってないんだな~。

そして…橋本選手だけは、表情が違っていたそうで。それは、藤原組長についてUに移籍する髙田延彦(当時・伸彦)選手に橋本選手はとても可愛がられていて…高田選手について、Uに行くつもりだったみたいで。決意の表情をしていたんですね。

しかし、橋本選手は新日本に残りました。何故?それは…

高田選手が出て行く時に、寝坊したから!

寝坊!(笑)

後にUが新日本にUターンして来た時、高田選手が「お前、なんであの時来なかったんだよ!」

理由が寝坊とは!

さすがは破壊王!

坂口征二副社長(当時)の付き人をクビになる男!

付き人をクビになるって、殆ど無い事らしいです(笑)

もしUに行っていたならば、どうなっていたか…破壊王・橋本真也はいない訳で。Uの一若手で終わっていたかなぁ。そうなると、新日本に残ったのは正解、となりますが。

その代わり、小川直也選手にシュートを仕掛けられたり、引退騒動、ゼロワン旗揚げ等のトラブルにも巻き込まれなかった訳で。

まあ「もし」とか言っても仕方のない事ですね。

あれが彼の人生だった訳で。

もう少し長生きして欲しかった、というのがあるけど、新日本プロレスの破壊王・橋本真也は素晴らしかったですね。文句無しで。突っ込みどころはたくさんありますが(笑)、そこも魅力で。

しかし、高田選手に着いて行かなかった理由が寝坊、その事だけでここまで文章が書けるとは!

さすがは破壊王‼︎(笑)



こんな感じかな?
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こんな感じか
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まだまだ知らない事がたくさんありそうなので、レスラーズの素晴らしく魅力的なエピソードをもっともっと知りたいですね!


ではではっ







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