ブルース・リーの映画を見ていると、いつも思う事がありまして。
もし彼がまだ生きていたら、JKD(シークンドー)にBJJ(ブラジリアン柔術)を取り入れただろうか、という事を。
恐らく…取り入れたのではないかと。
彼はカンフーの使い手、打撃の人との印象がありますが、映画のなかでも絞め、関節技も使っていますね。
もちろん映画のアクションと実際のファイティングは別物ですが、
彼が単なるアクターではなく、リアルなマーシャルアーティストだという事は広く知られています。
優れた技術は、取り入れた可能性大ですね。
でもガードポジション(クロス・ガード)は否定したかもしれません。
JKD関連の冊子等に載っている、彼の書いたテクニックのイラストでは結構、急所(○的)を攻撃しているものがあるんですよね。
映画の中でもやってるし。
彼にとっては武術はコンペティションではなく、セルフディフェンスなんですね。なので○的攻撃は非常に有効な攻撃であると。
クロスガードは、○的を相手にさらしてしまいますから、彼的にはあり得ないのかもしれません。
キャッチの神様、カール・ゴッチ氏も、「あれは○○婦のポーズ」的な発言をしたとか…
まあゴッチさんは口が悪いところがあったようだし、レスラーだから上を取るのが基本中の基本なんでしょうね。
思ったのは柔術とJKDはある意味正反対かなって。柔術は極力相手を傷つけずに仕留められる(絞め技で落とす)のに対して、JKDは極力相手を傷つけて倒すという。○間への攻撃とか、目へのフィンガージャブとかね。
それと彼の有名な言葉で「考えるな、感じろ!」というのがありますが、柔術では逆に「感じるな、考えろ!」らしいです。
なんか表と裏、て感じですね。男と女、陰と陽、仁王像の阿と吽、北斗神拳と南斗聖拳(笑)。
それとブルース・リーは結構映画の中で、JKD(ジークンドー)のエッセンスらしきものを散りばめてますね。
その最たるものが、「燃えよドラゴン」の冒頭のシーンかと。
JKDの実戦形式のスパーリングて、あんな感じなのかな~。
驚くのは、アレはもう…MMAなんですよね。オープンフィンガーグローブして、上半身裸で戦っていて。現代MMAというよりは初期修斗に近いかな?打・投・極をスムーズに行なってますね。
何十年も前に、そういったものをイメージして実践していた、と。凄いなぁ。
もし彼が生きていたなら、初期UFCや、現在のMMAに対してどういったリアクションをしたのかな~。
全く関係ありませんが、昔、船木誠勝(当時・優治)選手とジャッキー・チェンの試合が企画された事がありました。ブルース・リーが生きていたならそういった企画もあったかな(笑)。
だんだん妄想が暴走してきたので、このへんで( ̄▽ ̄)
お茶飲もう…
アチャ(ョ)ッ!
お茶っ
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