FIFAワールドカップ、日本代表は残念な結果に…。
なかなか厳しい現実です。
めげずに、今週のガンダムさんです。昨日放送分の機動戦士ガンダム第13話は「再会、母よ…」。
今回は、アムロが地球に住む母親に会いに行くというエピソード。
コア・ファイターに乗って母に会いに行くアムロ。いいのかブライト?(笑)
その頃、他のホワイトベースのクルーはというと…
リュウとハヤトは柔道の乱取り。砂浜で。
カツレツキッカは海で大はしゃぎ。
ミライ&セイラさんは日光浴。のどかだな~。
いいのか?(笑)
「セイラさんのような聡明な方が…」(ブライト)と言われそう…
まあ息抜きも大事ですね。
アムロ、かつて住んでいた自分の家に行くと、連邦の兵士が勝手に家に上がり込んで酒をかっ喰らい、暴れ放題やり放題。
他の兵士もおばさん(幼なじみのコミリーの母)にひどいことを。
この地域の部隊、本隊に見捨てられ、クサッちゃった。
人間の弱さを描いているんですね。
「ザンボット3」でもえげつなく人間の弱さを描いていたトミノ監督、こちらでもやってます。
コミリー母に教えてもらって避難民キャンプで母親、カマリアと再会するアムロ。喜びもつかの間…ジオン兵がパトロールに。
けが人用のベッドの中でやり過ごそうとするアムロ。しかし、間の悪い事にホワイトベースからの「呼び出し信号」が…
近づくジオン兵。庇うカマリア。
ジオン兵「怪しいのでなければ見せろ!」
アムロ、ジオン兵に発砲…
逃げるもう一人にも何発も撃ち込みます。当たらないけど。当たっちゃった方の人も命に別状はなし。
しかし…カマリアはアムロに、
「あ、あの人達だって子供もあるだろうに。それを鉄砲を向けて撃つなんて、すさんだねぇ」
アムロ「じ、じゃあ、母さんは僕がやられてもいいって言うのかい?せ、戦争なんだよ!」
カマリア「そ、そうだけど、そうだけど人様に鉄砲を向けるなんて!」
さらに、
「アムロ、私はおまえをこんな風に育てた覚えはないよ。昔のおまえに戻っておくれ」
トドメに、
「なんて情けない子だろう!」
かなりキツイ事言ってますが…
…小さい頃はこれ、理解出来ませんでした。
子供だったし、当時は勧善懲悪モノが主流。ガンダムもそのノリで見ていたので…単純にジオン=悪と思って見ていたので、悪い奴を撃ってなんで怒られるんだろう、と。意味を理解したのはもう少し大きくなってからでした。
今は大人目線だし、カマリアの気持ちが分かっちゃいますね。戦争とはいえ、相手が敵兵とはいえ…自分の息子が人を銃で撃つ、あやめようとする…それを目の前で見せられたら、ショックですね。母親ならなおさらなんでしょうね…あんな事も口に出しちゃいますね。
今は、戦争なんだ!と走り去るアムロ。コア・ファイターでリュウが打ち損じた敵戦闘機を探しに行きます。発見し、追って行くと敵基地を発見。攻撃するアムロ。そこへガンダムを運んで来たガンペリーが。空中換装、ガンダムで敵基地を攻撃。
それを見たブライト、「アムロめ、何をしているんだ」
フラウ「敵の基地をやっつけているんでしょう?」
ブライト「あんな地方の前進基地を叩く必要がどこにあるか。カイもカイだ、テストもしていないのに敵前でガンダムをドッキングさせたりして。単なる消耗戦など、今の我々には自分の首を締めるに等しい」
しかしアムロ母の前では、
「アムロ君のおかげで命拾いをさせてもらってます、今日の彼の活躍も目覚ましいものでした」
ブライト~
まあ、そう言うだろうけどさ、あの場合。
そして、ビシッと回れ右してアムロ母の前から立ち去るブライト。いちいち癇に障る~、と小さい頃は思っていました(笑)。軍人として当たり前の所作なんですけどね(笑)。「地方の前進基地を叩く必要云々」も正論ですね。
アムロは仲間と行ってしまいます。子供はいつか親から巣立つとはいえ…これはカマリアからすると辛いです。
このエピソードは劇場版にも入ってますよね。やはりこれは外せないですね。
膝から崩れ落ちるカマリア、またまた切ない終わり方…いや、そうじゃない時なんてないですかね。1stは。
次回は「時間よ、とまれ」。
君は、生き延びることが出来るか!
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