今回は、好きな漫画作品について書いてみようかと思います。

'80年代の作品で上條淳士先生原作の「TO-Y」。

パンクバンドのボーカル、トーイが芸能プロダクションの敏腕マネージャーにその資質を見いだされ、アイドルとしてデビューする事になるが、、、といった内容。

全10巻ですが、もっと長かった気がします。思い入れが強いからそう感じるのかな。

この作品は、演奏・歌唱シーンでは一切の歌詞、そして擬音による楽器音が書き込まれず、キャラクターの表情や動き…絵のみで表現する手法が取られました。wikiによると、その後のロックを題材にした作品に多大な影響を与え、その手法がスタンダードになったとの事。

自分的には、この作品の魅力はトーイをはじめとする個性的なキャラクターたちでしょうか。

ニヤちゃんはトーイ大好き(追っかけ)。トーイも彼女にはココロ許してる感じ。誰とでも打ち解けるので、事務所も顔パス(笑)。

ヒデロー(女の子)は園子の時とのギャップが良いです。

イサミは純粋すぎるが故にトーイと反目しちゃいました。(のちに和解)。見た目怖いけど、ニヤちゃんのピンチを助けた事も。いいヤツです。

か志子さんはビジネス上は悪い人、ホントはちょっといい人、みたいな。ニヤちゃんに手を焼いていました。

桃ちゃん、GASPの中で一番お兄さん(22歳)。いつの間にか自分が彼より歳上になってた時はショックでした…。しかし今だに懐の深さで彼に勝てない(^_^;)

他にもいいキャラいっぱいいますが、一番はやはり哀川陽司!
カッコイイんだけど、ギャグ担当でもありますね。トーイのライバルなんだけど、最後の方は親友みたくなってます。ビジュアルのモデルは当然、吉川晃司さん。
wikiによると、ご本人が上條先生に会った際に「自分はこんなキャラじゃ無いですよ」と言ったら、「君のイメージはこんな感じだよ」と言われた、と(笑)。当時の某◯ァンロードには「俺はあんなバカじゃねえ!」と何処かで言った、と載っていました(笑)。

◯ァンロード…懐かしいな。ディープな雑誌でしたね~。TO-Y特集の号、まだ持ってたかな?

主人公のトーイは、もうカッコ良すぎ!です。

’87年にはOVAも。上條先生の出したアニメ化の条件が、「トーイ達に歌わせない事」。
?…漫画なら分かるけど、音の出るOVAでどう表現するんだろう?と思っていたら、なるほどって手法とっています。というか、基本的に漫画と同じなんですが。

トーイや陽司が歌わない場面では、BGMとして当時ソニーに所属していた複数のアーティストさん達の曲が使用されています。サントラも買ったな~。この作品きっかけで、バービーボーイズやPSY・Sの曲を聞くようになりました。

このOVAのレーザーディスク、まだ持ってます。しかし、プレーヤーが動かない、意味なし(^_^;)

DVD出ないかな~。

漫画も、OVAもまた見たくなってきました。


ねえ、とおい  うたってる?


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