SILENT POWER

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95年製、そろそろ高校卒業。
ジャンル縛りなく思ったことを書いていきます…考えた事がそのまま忘れられるだけなのももったいない気がして!
頻度は低め。
日本語ラップ、バドミントン、学校生活が主になるかと思われます。

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タイトルは響きが気に入っただけで論でもなんでもないっすww


学校で世界史の授業を受けていて、幾多の帝国や朝廷の栄光とその衰退を説かれると、今現在のこの世界も歴史の延長線上であり一部分な気がして(まぁ実際そう)、客観的に、言い方を変えるなら冷めた目線で見てしまいます。

世界史の中で最重要トピックを一つ挙げるなら、"民衆の成り上がり"。
奴隷の如く作物を作る以外にほとんど能がなかった民衆が次第に人に雇われ、人権を得て、最終的には民主国家という形で国の主導権を掌握するにまで至りました。

そして「この先世界はどうなるんだろう?」という漠然と浮かんだ疑問に、ある友達がヒントをくれました。その友達が言うには、
「共同体の規模はムラからクニ、そして国、国家と大きくなって、これから先も統合が続く。つまり、国家がまともに機能しなくなり、EUの様な地域統合体が主になり(TPPとかもその兆しかもね!よくわかんないけど!)、その地域統合体も衰退し、やがて世界は一つの共同体がが支配する(多分アメリカ中心)。」

なるほどね。と思っちゃいました。
そして最後に付け加えて、

「もちろんその共同体の支配にも限界があり、その時が世界の終わり」だと。

人類滅亡パターンとしては隕石が降ってきて…とか氷河期が来て…とかよりも現実的ですな。いや滅亡とまではいかないか。
世界中を股にかけた戦国時代みたいになんのかなww

しかし近代発展を遂げたヨーロッパ、アメリカ、東アジア一部に続き、様々な地域が発展を目指し国を挙げて尽力しています。これは非常にマズいと思いませんか?

ここに今年の6月に行われた「リオ会議」という国際会議で、日本メディアが取り上げるどころか翻訳すらしなかったウルグアイの大統領のスピーチの和訳があります。

http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/

本当に迫っている危機、そしてまず避けられない危機とは確かにここにあったのです。
誰もが幸せでいられる世界なんて存在しない、なんて恵まれてるサイドの自分が思うのもおこがましい話。