「壊れた世界」

ひび割れた明日へ過去を流し込み眠る
君がくれた温度（ぬくもり）　逃げないよう　抱きしめた

羽のない蝶々の様に　声になる事はない
行き先のない詩（ことば）を眺め　逸らした　

壊れた世界　空を見上げれば　無音の闇へと染まる　　　
哀しい傷を綺麗な過で隠せど　雨はやむことを知らない

散らかしたままの思い出を僕は今も片付けられずにいる
愛せない孤独の理由

街中へ呑まれてく　ありふれた夢や想
変わらないと信じても叶わない　塞いだ

消えないメロディ　こんな世界でも　君へ響かせれたなら
記憶の隅でもう一度会えるかな？　切望の果てに　一雫の希望　謡う　　

下手くそな生き方で　嘘だらけの世界で　僕らは出会った不器用な愛だけど
それだけは信じたい　覚えていたい　　

壊れた世界　空を見上げれば　無音の闇へと染まる　　　
哀しい傷を綺麗な過で隠せど　痛むんだ

消えないメロディ　こんな世界でも　君へ響かせれたなら
記憶の隅でもう一度会えるかな？　切望の果てに　一雫の希望　乗せて　謡う