いつか俺は死ぬだろう
長生きできないのは知っている
体がそう言ってるからさ
その時はこの唄を歌ってくれ
俺の唄を歌ってくれ
ロックヒップホップバラード
なんでもいい
俺の詩を伝えてくれ
愛しいあの娘に聞こえるように
馬鹿なあいつらに届くように
尊敬する親にわかるように
優しくしてくれたあの人達が笑えるように
みんながもっと強くなるように
俺の魂を聴かせてくれ
誰でもいい
誰でもいいんだよ音楽は
誰が歌ってもいいんだよ
現実はつまらないって
俺は思ってたよ
政治家、NPOなんだそりゃ
仕事も夢も奴らが握っている
ヤクザと同じいやそれ以上
ってか繋がってるもんな
子供に関係ねぇんだよ
おたくらのそろばんは
悲しみが悲しい今日
怒りに怒ってるあいつらが
もう訳わかんねぇよバカヤロウ
涙も出ねぇよこれじゃあよ
俺らが何したってんだよ
いるなら教えてくれよ神様
俺はただ笑ってたかったのに
いつから俺は笑えなくなった?
いつからだ?
もっと若い奴らがよ
夢持てる世界を造りたかった
俺が生まれるもっと前

夢は沢山見れてたってさ
金はなかったけどよ
周りが輝き自分が惨め
さようなら
さようなら皆
ごめん
俺何もできなかった
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辛い時
苦しい時
ガラじゃねーけど
寂しい時…
俺は空を見る
つーか見てる
僕なんて久しぶりに使った
なんでかって?
「僕」なんて弱々しいから嫌いだから
子供みたいでだせぇし
そんな理由さ
まぁ、どーでもいいか
綺麗な空
夕焼け
朝焼け


いつでもいい
そん時にグッとくれば…
朝は紫
夕方は黄土色
夜は紺色で
昼は水色
細かく言うと
季節でも違うし
時間でも黄色だったり
青だったり赤かったり
雲や空気で違う
あえて科学的には言いたくない
東京の空がこんなに綺麗だなんて
俺は知らなかったんだ
東京が嫌いだから
それだけの理由で
俺は眼に見える物さえ拒んでいたんだ
ちゃんと見れば
こんなにも美しいのに
ただの先入観で
こんなに変わるんだな
今日
人生で初めて流れ星を見たよ
オリオン座流星群だっけ?
やべぇ綺麗なんだよ
すっげぇ早いんだよ
まるで初恋みたいな感じで
青春時代の学生生活みたいで
あっけない感じで消えたんだ
けど頭ん中に留まって
それでも輝きを失わないんだ
その初期衝動が
1st inpactが
たまらなく感動的で
今までの世界観とか
今までの辛さとか
色んなもんが吹っ飛んで
つーかどーでもよくなって
なんだか身体が楽になったんだ
んで
気づいたら涙が出てたんだ
それが頬を伝って
気温に冷まされて冷たくなる迄
気づかなかったけどね
気づいたら号泣しちまうから
気づいてないフリしてたら
なんだか止まらなくなった
子供みたいに泣いたよ
地面が張り付いてきて
立ってられなくなって
あれが感動なんだろう
初めての流れ星は
一秒も見てなかったのに
一生残る感動になった

寒さじゃなくて
感動で震えが止まらない

なんだか色んな人の顔が
秋の肌寒い夜空に浮かんで
大切な人だけが濃く残った
逢いたくなっちまったよ

思い出した
俺が東京に来た意味
思い出した
俺はみんな大好きだ
こんなこっ恥ずかしい事
滅多に言いたくねぇけどよ
お前らと出会えてよかった
そして今は離れちゃいるけど
いつかまた飲み明かしてぇな
くっだらねぇ事して
ぐだぐだな毎日が
こんなにも恋しい

流れ星みたいな毎日だから
流れ星みたいに輝くんだ

それが生きた証になる



だろ?
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なぁお前らは元気か?
離れた空の下は天気か?
あの頃互い笑い合った空
残ってるか?
フライヤーだらけの扉
夢ばかり見たあの公園
いつの間にか忘れた方言
標準語?なんだそりゃ?
馬鹿にするお前らうぜぇ
俺は俺でマジなんだコラ
「頑張れよ」
「頑張ってるわ」
そんな下らねぇ会話
当たり前過ぎてつまらん?
違うそれがいい
飾った街東京の空
いつもビルが邪魔するが
それでも晴れりゃ暑ぃ
強がりや優しい嘘が
今更になって染みてくる
たまにでいい電話しろ
下らねぇ話してくれよ
笑ってるか?
笑ってろよ。

この間ありがとな
無駄な心配かけたかな
なんだかんだで元気さ
こんなもん病気に入んねーよ
心配すんな
今ここにいる
ここが東京
ゴミの街

夢と挫折
欲望と偽善
愛と憎悪の織り成すMinuet
飲まれちゃいねーぜ
こんな俺だって
笑ってんぞあの頃のまま

いつかお前らと歌いてぇな
またあの頃みてぇによ
酒はいくらでも出すからよ
その変わり歌ってくれ
肩組んで笑おうぜ
夢が叶ったなってな