ハゼの天ぷら
関西に天ぷらの専門店は少ない。
江戸前の天ぷらではハゼの天ぷらが有名だと聞く。
ハゼの天ぷらがもてはやされたのは江戸時代や明治の頃だと思うが、今はどうなのだろう。
50年くらい前に東京で天ぷら屋に入ったことがある。
古いことで記憶が定かでないが、扱っているのは天ぷらだけであった。
天ぷらだけを扱う店の存在に驚いた。
その店にハゼの天ぷらがあったかどうか定かでない。
今、銀座の天ぷら屋がハゼの天ぷらを扱っていればいくらくらいの値が付くのか。
想像しただけで楽しくなる。
さて、ボートパークに沈めておいた網にハゼが四匹入っていたので、持ち帰った。
大2,小2である。
YouTubeでさばき方を調べると、中骨の取り方がキスなどとは少し違う。
キスは三枚おろしのように背びれと中骨を一緒に取り、腹骨をすくう。
YouTubeではアナゴやウナギのように中骨を取っていた。
そこで、大2はキスの背開きの要領で開き、腹骨をすくった。
小2は、アナゴのように中骨を取り、腹骨は残した。(背びれはハサミで取った)
天ぷらにして、試食。
おいしかったです。
中骨取りは、アナゴタイプで十分。
腹骨も気になりません。
キス天より厚く柔らかい。
ハゼの天ぷらは、食べる価値ありです。