おはようございます。
昨日,若手職員を学校現場に派遣する研修制度で,文科省から鹿児島の中学校に派遣されている25歳の若きキャリア官僚の講話を拝聴する機会に恵まれました。
25年の自分史を通して,
文科省とは…
若者が抱く教育への想い…
に触れることが出来ました。

『教育行政は,これからの未来を創る仕事』というWordが心に響きました。
未来を創る子供たちを育てる仕事へのやりがい,社会からの期待,公教育への信頼などの重圧,なかなか成果を数値化できないもどかしさを交互に感じながらの講話。

「子供たちの鹿児島らしさって何だろう?」と考えた時,素直で,ここぞという場面の団結力が強く,良くも悪くも熱しやすく冷めやすい気質なのかな…と。
素直だからこそ,鹿児島よりも広い世界に飛び出した時に,臆することなく社会を泳いで欲しい。
そのためには,熱しやすさ(探究心)を擽り,飽きないよう(冷めないよう),学びに向かわせるような刺激を与える(授業をする)方法を考えるのが,教育センターの使命のひとつかな…と感じました。

『学力とは何か』
子供たちがやりたいことを実現に繋げる力?
実現に繋げるための素地となる力を数値化するのが学力テスト?
文科省の若きキャリアからの宿題は,成長するかごしまの情感豊かな子供たちを見ながら,日々の教育行政の仕事の中で見つけていきたいと思います。