今日の自分への格言。
『急がば学べ』

職業訓練の現場でのキーワードだそう。
20年以上,社会人として働いてきて,私自身もそう実感する。
タイムリミットに追われ,分からないことを分からないまま,とりあえず形だけ整えた資料は,上司から細部を尋ねられても答えられない。
上司が可否を判断できない資料は,塵に等しい。

分からないことを調べもせず,誰かに聞くのはラクな手段。
自分で汗をかいて,努力して,手に入れた情報や知識は簡単には忘れないけど,右から左に流すかのように人から聞いた情報ほど,忘却の彼方に消えてしまう不思議。

最近の人は,メモすらしないらしい?
ある程度の経験を積めば,メモをしなくても仕事の感覚と記憶力でなんとかなる…けど,取りこぼしが恐ろしくて,やっぱり簡単に速記する。
脳細胞が死活しゆくアラフィフの自己防衛😂

それに…
何度も誰かに同じことを尋ねるのは,その人の生産行為をSTOPさせることになるので,申し訳なく感じる。
だから,タイムリミットを言い訳にせず,自分が納得するまで調べ学習をする。
多分,これが『急がば学べ』ってこと。

今,社会で言われてるところの「働き方改革」「業務改善」も同じなんじゃないかな。
一見,無駄な時間を費やしてるように思える作業もひととおりは実行してみて,その上で真に無駄な部分を削ぎ落としてゆく。
やらずして業務改善を語るのは,本末転倒…そう思うのです。
『急がば学べ』の「学ぶ」時間を業務時間内に創り出すため,事務処理能力のUPを図るのも必要なんでしょうね。

求められるから…ではなく,自分の働き方をスマートにして社会全体の生産性を上げる。
人気ドラマ『わたし定時に帰ります』の主人公の最終回のセリフにあった「勤務時間内に効率よく利益を上げることに挑戦するのが,サラリーマンとしてやり甲斐がある」
そこを目指したら,ドラマのようなハッピーアワーなビール🍺を美味しく飲めるかも🤗