昨日の新聞記事から。
逃亡犯条例の改正に反対する香港デモ,中国の不思議な一国二制度,デモに乗じる台湾云々。
なんか中国・台湾・香港って,複雑な関係?
でも同じ中国なんじゃないの?
なんて今更恥ずかしくて聞けない疑問に悶々と。

あ!そうだ!
我が職場の教育センターは,先週金曜日から「教科書展示会」の真っ最中。
教科書に教えてもらおう♬
と,昨日の昼休みを使って,1人調べ学習_φ(・_・

学生の頃は読むのすら面倒だったのに,今読むと物語みたいでおもしろい(笑)
(注)以下は自己中心的な解釈なんで,間違えてたらどなたか修正してくださいな😅

今から約300年前。中国は清という国でした。
この清は戦好きでしたが,ある時から負け戦が続き,勝った国へのペナルティ金は膨らむ一方。
そこで清のお偉いさんは,国民から税金を巻きあげようとします。
勿論,国民は不満だらけ。
「もぅお前にはついていけないよ😭」
そんな時,立ち上がったのが孫文という男。
彼は民衆と団結し,新たな中華人民共和国を建国します。
時の孫文率いる政党は「国民党」
同じ頃,お隣のロシアと仲の良かった毛沢東という男が「共産党」を立ち上げます。
「あのぅ…僕は共産主義なんだけどいいかな?」
「別に干渉しないから,いいんじゃない😊」
孫文と毛沢東は主義こそ違えど,フレンドリーな関係を保っていました。

ところが孫文が亡くなり,後を引き継いだ蒋介石
は,共産党を目の敵にし,2人が築いた友好関係を壊します。
毛沢東と仲のいいロシアは,「ほな,これ使ってちょうだいな」と武器を提供。
大量の武器に潤う共産党に圧され,蒋介石率いる国民党は,島国である台湾に逃走。
「ならばこの台湾に新たな中国を創ろう!」
と彼等は,台湾を祖国とすることに。
しかし,台湾はもともと大陸である中国に属する島であるため,彼等は中国とは違う独立国だと主張しますが,まわりの国はそれを認めない。
そんな関係が現在まで続いているんですね💦

んで,香港は…というと。
イギリスの植民地時代に築いた貿易港としての経済力や欧州寄りの自治が尊重され,今でも中国でありながら高い自治権を付与されている,いわゆる一国二制度なんですね。

今回,逃亡犯条例が改正されれば,この自治権が侵害されるとして,中国との対立姿勢が垣間見えてきた。
そこに,古い昔から中国と対立関係にある台湾が目をつけてきた…そんな感じでしょうか。

歴史の授業って,やたら板書かプリントが多くてノートに書き写す又は文字の詰まったプリントにライン引くことに忙しくて,楽しむ余裕がなかったけど,こんな風に物語みたいに話して聞かせてくれたら,学生時代に歴史嫌いにはならなかったかも?😂
↑自分の怠け学習を先生のせいにする奴💦

Netflixで放送中のキングダム。
アニメで歴史を学ぶのもいいかも。
もしも授業に迷ったら,教育センターの研究主事が先生たちと一緒に悩んでくれます。
私みたいに「今さら聞けない💦」なんて悩まず,まずはお電話ください。
教育センターは,頼りになる人財の宝庫です😉

最後の1枚は,調べ学習の成果。
自分にしか分からない学びの地図(笑)