昨夜,今年初のG-Liveに参戦してきました。

時間をおさず,ほぼ19時にStartするという,羽田に続いての奇跡(笑)

4時間近い長丁場だったものの,映像あり,笑劇場ありで,いつもながらのGACKTらしいLiveでした。

「LAST」という気負いを感じさせない,でも然り気無く,こだわり抜いた世界観を表現するための数々のしかけ・・・

圧倒的な世界観,それを表現する芸術的センスに恵まれながらも,その才能に甘んじることなく,不可能をも可能に変えてしまう妥協のない努力。

今までは,それが鎧のように『GACKT』というひとつの作品を造りあげていたように想う。

でも・・・
アーティスト,表現者・・・彼を指し示す呼び名は色々あるけど,かつTVや雑誌に映画と,活動する場所にも困らないけれど。

やっぱり,Loversの優しい愛が降り注ぐステージにいる姿が,一番彼らしい。

そして,そんな姿に,笑顔に逢えるのは,私にとっても一番の幸せ。
多分,集まったみんなにとっても(*^^*)

・・・うん?
幸せというより,安心する・・・というか,「ホッとする」のは,親心?(笑)


昨夜,ふと感じたこと。

LVLの義経と闇の使徒(?)のように,作品としての『GACKT』と1人の漢としての「GACKT」も,解離が始まっているのかなぁ・・・と。

何故,そんな風に感じたのかは分からないけれど,一瞬そう想わせる瞬間が,昨夜のLiveにあったんですよね,少なくとも私には。

それは,『GACKT』としての役目を終えようとしているのか,それとも・・・いつのまにか,鎧は身体の一部として,血液として取り込まれ,区別がつかないほど同化したのか,はたまた小さく窮屈になった『GACKT』の鎧から,大きく脱皮しようとしているから,そう感じたのか。

きっと,私のほうが「最期」を気負い過ぎて,おセンチになっていたのかも知れませんね(^-^;

おセンチついでに。
この世に終わりがないものなんてないことは充分承知している。
でも・・・

『GACKT』でも,「GACKT」でも・・・ただの1人の漢でもいいから,彼が彼らしく在ることが叶う場所に,少しでも永くいて欲しい。

そう想った東京の夜でした。