過去生の記憶が蘇るには理由があり、魂の統合や、現世での使命または生まれた目的を理解する為などとされます。
自身も約9年前のヒーリング体験によって、地球外から始まり様々な時代の過去生を思い出すようになりました。
今回もまた、あるワークショップに参加したことがきっかけで天使だった時の記憶が甦ったのです。しかし、実は今までにまったく関連性の無い4人のセラピストによるセッションにて過去生で天使であったり、または今でも中身が天使や地球外であると言われたことがありました。
しかしその時には、自分を他の人と変わらない同じ人間と肯定したかったので受け入れませんでしたが、ここにきて甦った記憶をそのまま受け入れることで、自分を縛る重い鎖から解放できるように感じられたのです。
その記憶をお話しましょう。
一度死んで生き返った人が天国の風景を話すことは珍しくありません。例えば「多きな川が流れていた」「綺麗な花畑けを見た」「輝く神殿を見た」=そう、見た風景は違えども実際に天界は存在しています。
果てしなく広がる…というよりも、天国もいくつかの層に別れていて亡くなった人間の魂のレベルにより向かう階層が異なっているのです。
これにより、天界はいくつかの階層と重なりあうある意味で広大な空間となっていました。
天使の私は天界の門を守る天使軍の隊長でした。
広い天界の見回りとバリアーの修復、そしていくつかある門を外敵より守護します。
光の鎧を纏い弓矢と剣を身に付け、精鋭のみ属せる隊で守備と言えども戦闘時ではどこの隊よりも先陣に立つ、危険な隊でもありました。それにより直属の上司は大天使ラファエルで、修復やヒーリングに能力が特化していたのです。
天使軍といえ全てが戦闘に参加するわけでもありません。私達のように先陣に立つ隊もいれば、大天使ガブリエルが直属の情報部や大天使ラファエルが直属で医療専門部など様々な仕事に分けられていました。
天使軍の総督はもちろん大天使ミカエル。青い瞳と金色の髪、眩い光を放ち自信と勇気に溢れるリーダーです。
習慣である見回りから正門に戻ってきた時のことです。伝令の天使が物凄いスピードでやってきました。
「レティ様、大変です!地獄から使者がやってきました。悪魔の捕虜の返還を提示してきましたがミカエル様が即座に却下されまして、近く戦争をしかけてくるようなのです。」
「あー、ミカエルらしい対応だな…。」
「そのミカエル様より、レティ様には早急にガーデンへお戻りになるようにとのことです。」
「分かった、すぐに行こう。伝令ご苦労様。もう1つ、伝令を頼んでもよいかな?私の全隊へ、バリアーの修復と強化を最優先で行うように伝えてもらいたい。」
「了解いたしました!」
私は、正門をくぐり中央のガーデンへと飛び立ったのです。
無数の天使達は天界において宇宙の中でのバランスを取る為に、様々なフィールドで働いていました。
私達天使は源より御名は与えられ、それが宇宙と繋げ天使を存在させるツールであったのです。
しかし宇宙よりいただいた御名は人間でいう命同等に大切でまた神秘に繋がるものでもありました。私の場合もここではエネルギーが希薄しているあだ名のレティを使用しています。
さてさて、先程も伝令の天使がいるように天界での仕事は多種に渡ります。それはまるで国家公務員のようにきちんとしたシステムの上に成り立っていました。
天界の中央には天使の中でも上級のみが立ち入りを許されている庭園がありました。そこには、ビル程の巨大な水晶の郡晶と美しい庭園が広がり、大天使ラジエルが管理者でした。
ガーデンと呼ぶ庭園に着くと、四大御前天使のミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエルが到着し、その他の上級天使達も次々に到着してきます。
「レティ!」
私の肩を軽くたたき気軽に声をかけてくるのは、同じく隊長の1人-アルともう1人の隊長-エル。
「久々の御前様集合だな。」
「ミカエルは開戦する気のようだけれど、残りの大天使がどのようにお考えなのか聞かせていただく。守備隊長としては当然、戦闘は避けたい。地球にも悪影響が出るし修復に負担がかかるし。」
「確かに。天界だけの問題では済まず、いつも地上へ何かしらの天災が起こっているものな。」
そんな話をしていると、全ての天使が揃ったようで鐘が鳴り響きました。
私達は御前天使の前へと進んでいきました。
【…continue】