3男の三者面談の帰り。
学校の玄関で、同じ小学校出身で、同じ中学へ進学した女の子と一緒になりました。
彼女は自習室からの帰り。
(部活の後、自習室で勉強しているのだそう。)
急な豪雨、傘を持っていない彼女と駅まで、私の傘で一緒に歩きました。
彼女の制服が少し濡れてしまったため、駅のホームで慌ててタオルでトントンするオバサンの私。
濡らしてしまったことに焦る私に気遣ってか、上に着ていたセーターをサッと脱いで
「ありがとうございます。大丈夫です。」(ニコッ)
としてくれる中1女子。
えぇ~女の子ってすご~い…。
豪雨でダイヤが乱れた電車内で隣同士に着席。
学校は楽しい?部活は楽しい?制服可愛いよね、うちの3男迷惑かけてない?とか他愛のない会話。
その間、3男はスマホでゲーム。会話に入れよ!男子!
二人の会話が途切れたとき、彼女から聞かれました。
「スマホの制限時間ってどうしてますか?」
3者面談でも聞かれたな~なんて考えながら、担任に伝えたことと同じことを言う私。
うちの方針は参考にならないと思う。
フリーダムだから。
スマホ以外に、タブレットが7台、PS5、Switch、PC、TV(Prime付)等があって、いくらでも抜け道があるし、父親も兄弟もやっているから制限してない。というか、できない。
本人が自発的に制限できるようにならないと、意味がないと思ってる。(勉強って自分との闘いというか…)
「そうですよね。勉強しなければ自分に返ってくるだけですよね。」
なんか、大人と話をしている気分になりました。
ほんとスゴイな~と思いました。
ご両親と口論になるようで、とても悩んているようでした。
結局、短い乗車時間では解決案は出ず、「解決策でなくてごめんね。頑張ってね。」と言って終わってしまいました。
凄くスゴク考えている子で感心しました。
帰宅後、旦那や長男にこの話をしたら、親じゃなく、本人が聞いてきたことに驚いていました。
ね、すごい子だよね。
3男なんて、さよならも言わないで完全無視でスマホゲームしてた。
マジで男子ってダメだわ。
彼女と会えるのはきっと文化祭。
あの後どうだった?と聞いてみることにします。
学校や親とも違う大人が自分の事を気にしている、と思ってもらえたらいいな。