未病という考え方 | 伊川佳孝の『食から始まる幸せを』

伊川佳孝の『食から始まる幸せを』

青森市にある中華飯店 「広州」のオーナー「伊川佳孝」のブログです
幸せを感じられるレシピ、医食同源、お店の紹介、ライフハックなどのことについてアップ出来たらと思っております

 

未病という考え方

 

 

以前大きな不調に襲われた時に

いかに普段の不摂生や運動不足、食生活が

体調に影響してくるかをとても痛感しました

 

普段食べてるもので体は出来てるんだなって

いろいろ勉強していくうちに思い知りました

 

その中でも中医学には「未病」という考え方があるそうです

心臓とか、肺とか体の臓器や器官を細かく分けて

特定していくのが

西洋医学

体質や病気の症状のタイプなど体全体のバランスを整えるのが

中医学

 

中医学には病気になる前の不調を「未病」といい

その時の体調に合わせたものを食べたり、

自然と寄り添いながら生きると言うことが

大きな柱になってるそうです

 

この考え方を食事で対応したのが「薬膳」

薬で対応したのが「漢方」

 

季節の変わり目に風邪をひきやすい時には

牛肉や豚肉を食べて元気をつけたり、体力をアップさせたり

人参は消化を促したり

(ニンジンに含まれるビタミンCは免疫力をアップさせ、外部からの侵入を防ぐ効果があります)

じゃがいもには胃を元気にする作用があります

玉ねぎには血や気を巡らせる作用があります

生姜には熱を冷まし、食欲を促し、風邪に効きます

 

それらをいっぱい入れた

肉じゃがなんかもおすすめですね

 

 

 

 

 

難しいことは抜きにして

食から健康と幸せを得られるように

勉強していきたいなって最近考えております

 

人間も自然の一つと考える「五行説」では

食材の味や臓器、季節にも関係してくるそうです

※詳しく知りたい人は薬膳、漢方関連の本をご覧ください

 

今の秋に関する臓器は「肺」にあたり、

肺の働きが悪くなる時期だそうです

肺は水分代謝や皮膚のトラブルも多くなります

肺に効く食材

しそ、れんこん、梨、山芋、ハトムギ、松の実、クルミ、玉ねぎ

 

しそはしそジュース

れんこんはビタミンが豊富な豚肉と合わせたり、

和物に松の実やクルミを混ぜてもいいですね!

広州でも素焼きのクルミを売っていますよ♫

 

玉ねぎは硫化アリルという成分がガンにも効きますが

生で食べるのが一番オススメです

硫化アリルが流れてしまうので水に晒すのは程々に

 

辛くて食べにくいときは

お酢とはちみつを少し入れて

「酢玉ねぎ」にすると美味しいです♫

 

また、食物繊維がたっぷりの季節のものを食べるのも大切です

 

 

きのこ・・便秘解消に役たつ食物繊維や

免疫力を高めるビタミンDも豊富

 

さつまいも・・さつまいもには水溶性と不溶性、

2種類の食物繊維が含まれていてシミ対策にもなる

ビタミンCもたっぷり含まれてます

また、疲労回復に役立つビタミンBも含まれてます

 

普段の食事を少しづつ変えて

健康な体を目指していきたいと思います!!