てけてけてけ。
ドスコイるみちゃんよ♪
最近のるみは皆の偵察をするのが趣味。
ゆかりんのお世話をお付きの助&格、龍ちゃんに任せ
ちょっくら街へお散歩へ♪
お~たまにお見掛けする、電動車椅子使用のおばちゃまがいる。
いつも1人でお買い物に行き、ついでに喫茶店にて
お食事などをする。
車椅子対応の作りじゃないから、たいがい見知らぬお客と
相席に。
ドアーの幅も狭い為、店主がその度にお手伝い…。
最初はお得意さまゲットを目的に、いそいそと立ち働く店主であった。
しかしその内うっとうしくなってきた。。
さてどうしよう?
1人でお店を切り盛りする店主には荷が重い。。
しかも頻繁に来店なさる。。
考えた末に行き着いた事…あれこれ理由をつけ
店内に入れないようにした。
そうして厄介払いには成功した。
んが、しかし…。
もともと善人面の下に、真っ赤な血に染まる目と
甘い汁を好む、蛇のような細長い舌を持つこの店主。
次第に化けの皮が剝がれ、今では店じたいが風前の灯火。
そんな店内にるみはこっそり忍び込む。
薄暗くなった店内に、
店主が1人お酒をちびちびとお舐めになって。
目を血走らせながら、今度は微動だにせず。
そっと心の中を覗くと、そこには
荒涼とした暗闇の、木も朽ちたような風景が。
重たい空気がサッと辺りを吹き抜ける。
これはホラーである。
怖くなったるみは、足音を立てないように
そうっとそうっと出入口へ向かう。。
やっべ。マジでやっべーよ。
心の中、真っ暗闇だよ!
天使のるみでも、ついつい言葉が悪くなる。
これは起業した1人の夢物語。
ただ、甘い夢想だけで突っ走った、そんな方の物語。