今回は、この前あった事件について。
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その日
僕は急いでいた。
(やばい、ミーティングが始まる・・・。)
一段、いや二段飛ばしで階段を駆けあがり急いで音楽室へと入ろうとしたけどやっぱりエレベーターに乗ったよバーカ。
≪チーン、六階でございます≫
ありがとよ、知らない姉さん。でも僕、
分かる。そのくらい。
ふと鏡を覗きこむと、
こりゃまいった。
鼻血でてきた。
急いでハンカチを花、いや鼻にあてる。
エレベーターから出ると、もうミーティングが始まりそうではないか。
しかも新1年生がたむろしてるしorz。
(いかん、これはまずい!)
しかたなく僕はトイレに駆け込んだのだよそこの君。
違う君じゃない。そこの・・・ほら、歯が白い君だよ、・・・そう。
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ここでアドバイスだ。
鼻血がでたらトイレに駆け込むといいんだ。
え?なぜって?
トイレなら、トイレットペーパーがあるからティッシュに困る必要がないし、
水道もあるから華字、いや鼻血を鼻の周りで乾燥させていかにも「さっき鼻血でちゃって、ほんとに困ったさん」に
もならず洗えるし。
鏡でそれを確認できるだろ?
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トイレに素晴らしいトリプルアクセルで入った僕は、すばやく華、いや鼻のまわりを洗った。
しかしどうしたことか。
鼻血が止まらない。
とにかく洗うけどとまらない。
(やっべ、やばい。やばやばす。)
思わず級友のやば・やばすさんを思い出しかけてねーよバーカ。
しばらく僕は鼻血と奮闘していた。
このまま鼻血は止まり、戦争は終結を迎えると思っていた。
しかし。
そこへ突然あの人はやってきたのだった・・・。
(後編に続く・・)
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