横隔膜が動きているのを感じれますか？

昨日のブログの最後で、こんなことを書きました。

上部・下部肋骨共にが上下に動きます。

ただし、上部は前面・下部は横に膨らむような動きも同時に行います。

実際に大きく呼吸をしながら、胸や脇腹を触ってもらうとこの動きが分かると思います。

この動きが問題なく行われればいいのですが、様々な要因により、この動きが崩れてしまうとある問題が起きてくるのです。

さて、どんな問題なのでしょうか？

それは、横隔膜の動きが鈍くなることです。

横隔膜というのは、肋骨の底を塞ぐようについている筋肉です。

この横隔膜は、収縮と伸長を繰り返すことで、中にある肺が膨らんだり、萎んだりすることで呼吸で肺に空気を入れることができるのです。

それに伴い、肋骨が動くのです。

しかし、この横隔膜が鈍くなると、肺の動きが小さくなり、肋骨の動きも小さくなります。

その状態になってしまうと、十分な呼吸が行えなくなります。

そこで、その動きを補助するために色々な動きを行ないます。

例えば、腹式呼吸のようにお腹の筋肉の伸縮を使ったり、また肋骨周りの筋肉を使い、横隔膜を使わなくても動きを出したりと、様々な動きを使っていきます。

その動きが出てくると、本来と違う動きや筋肉の使い方になるので、姿勢を崩してしまう原因にもなってしまうのです。

では、この横隔膜を動かすには、どうすればいいのか？

まずは、深呼吸をしっかり行ってみてください。

それも寝た状態で行なってみてください。

どうしても椅子に座った状態などで行うと、リラックスした状態かもしれませんが、必ず余計な力が出やすくなってしまい、横隔膜を意識した呼吸がしにくい状態になってしまうのです。

それを避けるために、人間が1番リラックスできる状態の仰向けで行なって欲しいのです。

仰向けの状態になり、大きく息を吸って、最後まで吐き切ることを行なった時に肋骨下部の付近が大きく動くかを確認してみてください。

しっかり動くのが確認できれば、横隔膜は動いていると考えられます。

1日に寝る前でもいいので、10回ほど行なってみてください。

段々とその感覚が当たり前になり、逆に動きが鈍くなると呼吸がしづらくなったりします。

実際に私のクライアントの方にも行なってもらうと、普段の呼吸との違いが分かったりしてきます。

ぜひ皆さんも、普段意識しない呼吸を意識して行なって、姿勢を改善してみてください。

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姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉

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駒沢・飯田橋の姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉

呼吸する時に肋骨の動きを意識して、姿勢を改善しましょう。 その2

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