おはようございます。

東京・埼玉の姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉です。

皆さんは、「GI値」という言葉を知っていますか？

ＧＩ値とは？

Glycemic Index（グリセミック・インデックス）の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことで、食品の50ｇを摂取した際の血糖値の上昇度合いをブドウ糖を100とした場合の相対値で表されます。
食後、人は胃腸内で食べた物を消化吸収します。
そして、血液内に糖分を血糖として放出します。一時的に血糖値が高い状態になります。
そして時間がたつにつれ、血糖値を下げるためのインスリンが分泌され、それを細胞内に吸収します。血糖値が正常な状態なります。
（ウィキペデイア等参照）

そして、よくテレビや雑誌でＧＩ値が高い・低いなんてありますが、その違いはなんでしょうか？

「ＧＩ値が高い」と、血糖値を急激に上げる→インスリンが多く分泌される→血糖値が下がる

「ＧＩ値が低い」と、血糖値を緩やかに上がる→インスリンが少量分泌される→血糖値が下がる

この血糖値が急激か、緩やかにという2つに分別されます。

これにより、様々なことに影響します。

血糖値は急激に上げないようにする

TVや雑誌などのメディアでは、なぜＧＩ値が低い物を選ぶように進めるのでしょうか？

それは、太りにくいポイントに繋がってきます。

まず、ＧＩ値が高い・低い食べ物はどちらとも血糖値が上がり、結果的にインスリンが分泌され、血糖値が下がりますが、「下がる」という結果ではなく、「どのように上がるか」がポイントなんです。

先程、GI値の高い・低いの比較のところでも書きましたが、身体は急激に上がった血糖値を下げようとします。

それを行うために、インスリンが大量に分泌されます。

そして、インスリンは糖をエネルギーとして利用する細胞（簡単にいうと脂肪細胞以外の細胞と、ここでは考えてください。）内に糖を取り込もうとしますが、それには許容量があります。

それを超える量は摂り込めません・・・。

では、取りこめない血糖は・・・脂肪細胞に溜め込むのです。

脂肪細胞に溜め込むことで、脂肪細胞が増大します。

つまり、太ります。

しかし、緩やかに血糖値が上がることで、細胞内に糖を取り込むのも緩やかになります。

それによって、エネルギーとして利用する細胞に出来るだけ取り込み、脂肪細胞へ取り込む糖が少なくてすむので、それによって脂肪細胞の増大を防げるのです。

つまり、脂肪細胞にいかに糖を取り込ませないようにするかが、太らないポイントなんです。

そこでＧＩ値が低い食品が必要になってくるのです。

では、どのような食品が良いかといいますと・・・・

精製されていないもの→玄米・全粒粉・そばなど。

精製されている物は、ＧＩ値が高いものが多いのです。

白米・うどん・小麦粉

根菜類はGI値高めですが、それ以外の野菜や海藻類は低いですね。

ただ、ＧＩ値が低いとはいっても、脂肪分を多く含むものもありますので、それには注意した方がいいです。

もちろん、乳製品や肉類などがそれに挙げられます。

まずは出来る事からでいいので、血糖値を急激に高めないような食事をしてみてください。

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東京・埼玉の姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉

GI値の「高い」・「低い」は身体にどのような変化を出すのか？