先日ミュージカル刀剣乱舞静かの海のパライソを見に行ったのですが、双騎出陣を見てからのパライソでは、双騎出陣で語られた大倶利伽羅の顕現当初の二人の関係性を思い返しながら見ると、一つ一つのシーンからひしひしと伝わってくるものがある訳ですよ………。


あえて憎まれ役を他の刀剣男士、そして自分に対して演じようとする鶴丸のことを唯一理解し、鶴丸の意志を尊重し無理に深入りすることはやめて、外側からの要所要所の必要なサポートは先陣切ってしてくれている訳ですよ…………。鶴丸の持っているプライドもわかっていて、わかっていながら触れずに、でも気には掛ける姿に胸を打たれる訳ですよ…………。


特に印象的なのはやはりラストの鶴丸国永が海に向かって叫ぶシーンですが、そこで倒れかけた鶴丸を咄嗟に押さえて言った「お前は崩れるな。」 この言葉に大倶利伽羅の優しさ、そして鶴丸への信頼を感じます…。気遣うような言葉ではなくて、鶴丸を信頼しているが故にそれを尊重して一見冷たく思えるような言葉をかけ、その後支えて歩くのではなく突き返すところに、鶴丸への信頼、伽羅ちゃんなりの優しさがあり、そして鶴丸自身もそれを望んでいるというところにこの二振りの関係性が凝縮されています…。


ミュージカル刀剣乱舞の鶴丸国永はややひねくれていて、自分に矜持を持っていて、自分でも気づかない内に病んでいる節がある、そんなキャラクターだと私は思っているのですが、それらすべてをただまっすぐに受け入れるのではなく、同じくらいのひねくれた愛で支えてくれる大倶利伽羅の存在は鶴丸にとってかけがえのないものなのだと思います。何も言わずに隣にいてくれる大倶利伽羅がいたから、鶴丸は今回の任務で役割を果たすことができたと言っても過言ではないでしょう。

堪らん………………………………。


それにしても大倶利伽羅はなんてめんどくさい男に捕まってしまったのだろうかと思います。自分から捕まりに行っている節は大いにあると思ってますが。

大倶利伽羅は鶴丸のことを放っておけないのだと思います。完全な妄想ですが、鶴丸が道化を演じているように見えて内実、心は空っぽなんじゃないかということが大倶利伽羅には見えていたのではないでしょうか。そしてそれを理解しているのは自分だけ、自分が鶴丸を支えないで