叶わなかった恋たちが




燃え尽きた愛たちが




だんだん自分を否定しているような気がして



合わなかっただけ。
その言葉じゃ消せないくらい



無意識に今までの傷たちが


えぐりかえすように


今この幸せな瞬間でも


瘡蓋を剥がそうとしている



まだ純粋なだったあの時も



今じゃ瘡蓋に傷を重ねるのを恐れて



愛しきるのに躊躇してしまっている。



愛の感情全てを捧げてしまうと
自分を見せてしまうと


いけないんだと


だから、寂しくないふりをして

なんともないふりをして

痛くないふりをして


笑ってみせる


そうして 自分でも気づかないうちに
 “いい恋人”  を演じてしまっている



それが現状維持の方法だと思って





だけど



瘡蓋を剥がしていたのは






“その”   自分自身だった