今日は、昨年末に知人のパーティーで協賛させて頂いた、ショッピングアテンドでした。
結局事前のヒアリングで色々検討させて頂いた結果、イオンモールナゴヤドーム前店に行くことになり、プチプラショッピングツアーのような感じになってしまいましたが。
ショッピングアテンドとショッピングツアーの違いはこちら
お客様は、
とある会社で事務や企画などのお仕事をされているA様。
今回は見送らせて頂いたのですが、あるイベントのお話を頂き、先日仕事として色々お話しさせて頂いたのですが、とっても頭の切れる方。
ご本人は、『裏方が好きで、目立ちたくない』と仰っていますが、なるほど、その心理が表れているのか超シンプル好き。
まさに、ファッションは内面を映し出す鏡です。
ワードローブも、白・黒・グレーがほとんどとか。
でも、事前のアンケートで、この人の格好が好き!と送って下さった方のインスタを見たら、意外と色物を使ったコーディネートをされていました。
それもまたちょっとした気持ちの変化を表しているのかなと思い、せっかくの機会なので、何か1枚はキレイな色のアイテムをオススメしようと思っていました。
いつも真面目そうに見られること、肩と腰が張っていることを気にされていました。
フレアースカートを穿きたいけど、腰が張っているせいで、腰の位置からボワッと広がってしまい、いつも結局試着で断念されていたそうです。
腰が張っているというか、腰位置が高くてとにかく脚が羨ましいくらい長い。
とりあえず試着して見せて頂くことにしました。
最初に穿いて頂いたスカートは写真はありませんが、ギャザースカートで、確かにボリュームが出てしまいました。
ということで、次にオススメさせて頂いたのは、タックが入ったスカート。
最初試着して頂いたスカートで大体分かったので、これはいけるはず!!と思ったのに、試着室から出てこられたら・・・
ん?何か違う?
おかしいなぁ・・・とジッと見て、すぐにその違和感の正体が分かりました!!
ウエストの位置が合っていない。
ジャストウエストで穿くデザインですが、更にその上で穿いていらっしゃったのです。
ウエストの位置が合っていないということは、腰の位置も合っていないということ。
故にボワッとしたボリュームが出てしまっていたのです。
(最初のギャザースカートは位置を合わせてもボリュームが出たと思いますが)
そして、スッキリ穿いて頂けたスカートがこちら。
しかもピンク♡
最初絶対このピンクは似合われると思うとお伝えしましたが、色違いのブルーグレーをご試着されました。
そして一旦そのお店を出て他店を回っていた時に、ちょっとさっきのピンクが気になっていると・・・
そしてまた戻って着て頂いたら、やっぱりよくお似合いでした。
ポイントは、トップスをグレーにしたこと。
この白シャツも買われ、もちろんコーディネート的にはOKなのですが、白はハイライト効果があるので、合わせた服の色の発色を一段とよく見せてしまいます。
ピンクを初挑戦するにあたって、トライして頂きやすいようにグレーを合わせました。
どんどん着ていかれるうちに慣れてしまえば、白を合わせれば良いと思います。
近々あるパーティーに参加されるスタイル。
普段アクセサリーはピアスをだけとのことでしたが、コーディネートがシンプルなので、華奢なものでも良いのでネックレスをつけて頂くようにお伝えしました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170130/20/tyuka-fashion1029/6b/0e/j/o0600079913857359516.jpg?caw=800)
ご本人が選ばれたクロップドワイドパンツに、カーキのとろみ素材をご提案。
色合いはシンプルでカッコ良く、素材で女性らしさをプラスすると、程よく女らしい柔らかさを印象づけることが出来ます。
そして、こちらも写真がないのですが、スキニーのグリーンのパンツを試着された時のこと。
脚のラインはきれいに穿けていらっしゃったのですが、股の部分にシワが寄ってしまっていて。
ご本人が気に入っていらっしゃったので、何とかして穿きたいな〜、という感じだったのですが。
いつもこの部分にシワが入ることが多いとのこと。
こちらも少しウエスト位置を下げさせて頂いたら、すっかりそのシワ解消されました♪
A様にも大変勉強になったと仰って頂きました。
お役に立てて良かったです!
まず、いつもお伝えしておりますが、
試着をしないのは言語道断です。
そして、試着の仕方を間違えると、本当は似合うものも、似合わないと思ってしまう可能性があります。
今日のようにウエストだけではなく、肩の位置、袖やボトムの丈の長さ。
ジャケットは袖の長さでスッキリ感が全然違ってきます。
試着して、何となくサイズが合えば良いということではないのです。
特に今ファストファッションのブランドなどでは、接客してもらうこともなく、ご自分でパパッと試着して判断される方が多いですよね。
サイズ感だけではなく、袖をちょっとまくってみたり、ウエストをボトムにインしたり。
そんな少しの工夫だけで、小慣れ感はグッとアップします。
きちんとした試着の仕方を知らないと、本当に似合うものを見過ごしてしまっているかもしれません。
勿体ないことです!!
是非一度、信頼のおける販売員がいるお店か、私達プロに見てもらうことをオススメします。
あなたが思っている以上に、実は似合うものの幅は広いかもしれませんよ!