限りない程 Get along, try again.

限りない程 Get along, try again.

現在小説を7つ書いて(しまって)いる忠犬ですw
便信頻度は少し遅いかもしれませんが、楽しんでいただければ嬉しいです。
①†サイコパス ザ サキ オブ カオス† ~DM~
②Where makes a goal ?
③思春期少年S

などなど
趣味は単行本集めですwww

多趣味なオレを( ゚∀゚)ヨロシコオォォオオォォォオオオォォォゴッ!!! ゴホッ! ゴホッ オエェェ


スキなアニメ、マンガetc....


スレイヤーズ

飛べ!イサミ

HIGHSCHOOL OF THE DEAD

HUNTER×HUNTER

Another

SKET DANCE

Final Fantasy零式(祝コミック化!)

マギ

日常

いちご100%

電波女と青春男

夏目友人帳

青の祓魔師

銀魂

男子高校生の日常

ログ・ホライズン(祝コミック化!)

彼女の鍵を開ける方法

女装少年

カゲロウデイズ

Final Fantasy XI

GANTZ

剣と魔法と学園モノ。


ゲームは書ききれません。

Amebaでブログを始めよう!

Where makes a goal ? 短編日常編① †Nine

 

大事な杖アイデンティティリメイキング

 

ラッキィ「いつも唱える時はその構えなのか?

     そんなイメージだけで出来るものではないけど、

     限りなく通常に近い方が習得が早い」

レディ 「いつもはあの、杖を使っていますよ」

ラッキィ「あ、そうだ。レディ、《トリントロム・ステッキ》持ってんじゃん。

     何で忘れてたんだろ」

レディ 「実は今日は調整と聞いていたので、杖は置いてきたんですよ」

ラッキィ「え何で置いてくるのさ」

レディ 「魔物に杖を弾き飛ばされた時に手で唱えても

     魔法の精度が落ちないようにと偶にやっているんですよ」

ラッキィ「偉い!偉いぞレディ」

レディ 「ありがとうございます」

ラッキィ「でも新しい呪文を覚えるにはやっぱり武器は必要だな」

レディ 「今手元に無いので急いで持ってきますね」

ラッキィ「袋に入ってないのか」

レディ 「えぇ、あると分かっていると手を抜いてしまうので」

ラッキィ「小さくても精神は強いんだね」

レディ 「ありがとうございます。急いできますね」

ラッキィ「転ぶなよー」

 

レディはその胴に対しては少し短いんではないのか?

とも思える様な手足をぶんぶん振りながら城の入り口へと走っていった。

 

 

 

:8一 ----……......

 

 

 

レディ 「これです」

ラッキィ「おう」

 

レディは身の丈程ある杖を引きずらないように頑張って持ってきた。

こんなものいつも持ち歩いているのか。大変だな。

移動の時は、背中周りに着けているベルトにくっつけているのかな?

杖をレディから受け取ってみる。

するとそのステッキは予想以上にめちゃくちゃ軽い。

16歳男子のオレが2本の指で振り回せる程だ。

 

ラッキィ「素材は?」

レディ 「謎です」

ラッキィ「まさかだけどメリエート石だったりしてな」

レディ 「確かそんな名前だったような気がします」

ラッキィ「えマジ?」

レディ 「確証はありません」

ラッキィ「今度トリント行くわ」

レディ 「えぇ、是非いらしてください」

 

こりゃ大収穫だ。

 

 

ラッキィ「さぁ、いつもの様に構えて、さっきみたいに念じてみよう」

レディ 「はい」

 

――体内に流れる水を……

――少しずつ、少しずつ……

――手ですくい上げる感じ……!!!

 

レディが杖先を対象物に向けた時、何かが集まってきた。

 

ラッキィ「ん、ん!?」

レディ (まだよ。すくい上げる感じ……)

 

水だ。明らかにこれは雫(しずく)だ。

雫が杖先の中心に集まってきている。

 

ラッキィ「レディ、それをいつもみたいに前に!」

レディ 「んぐ、くあぁぁい!」

 

レディは思いっきり前に飛ばした!……が、それが満足に飛ぶ筈もなく。

『ひゅぅ~――ぴちょん』

2m先に落ちた。

 

レディ 「……悲観」

ラッキィ「まぁ最初はそうだろ。最初でここまで出来たんでもすごいんだぜ」

レディ 「むぅ」

ラッキィ「この調子だと後1時間くらいで覚えるんじゃないのか」

レディ 「頑張ります」

 

レディはこの後も何度もすくい上げる(鬼畜な)感覚で練習を重ね、

地道ながら確実に呪文を上達させていった。

 

レディ 「はぁ…はぁ…はぁ」

ラッキィ「疲れたら?」

レディ 「『魔法の聖水』飲みます」

ラッキィ「休めよ」

レディ 「――え?」

ラッキィ「座んな」

レディ 「……はぃぃ」

 

レディはぐったりと壁にもたれ掛かり、

そのままズザァと床に尻餅をついた。

 

レディ 「すぅ、ふぅ」

ラッキィ「どうだ、最低今日中には出来そうか?」

レディ 「やっぱり、魔法を、一日で覚えるのは、難しいです」

ラッキィ「オレでも無理だわ」

レディ 「そう、ですか……」

ラッキィ「でもレディなら出来るんじゃないか?根拠は無いけど」

レディ 「今は、そんな言葉も、信じたいくらいです」

ラッキィ「じゃあ、今から言うのは遅いと思うけど、

     もっとやりやすい方法でやろうかな」

レディ 「えぇぇ?」

 

ラッキィは魔法訓練所を抜け出した。

魔法訓練所は城の端っこにあるので出たらすぐ街だ。

川の近くで遊んでいる少年達に声を掛けた。

 

ラッキィ「おーい、キミ達、それどこに売ってる?」

少年  「え、これ?」

ラッキィ「うん」

少年  「そこ」

ラッキィ「ありがとな」

 

 

レディ 「あ、どこ行ってたんですか」

ラッキィ「ちょっとコレを買いにな」

 

ラッキィが腰のポーチから取り出したのは、なんと水鉄砲だった。

 

ラッキィ「コレを使うんだぜ」

レディ 「はて?」

ラッキィ「まぁ見てな」

 

ラッキィは突然、『魔法の聖水』を水鉄砲の中に入れた。

そしてさっきまでレディが唱えていた周りに15回程撃った。

ラッキィはその中心に立ち呪文を唱えた。

 

ラッキィ「《ウォーター・エフェクション》!」

『スゥゥー、……バッシャァァ!!!』

するとさっきよりも短い時間で、威力の高い呪文を放った。

 

レディ 「へぇ?」

ラッキィ「これはな、かなり古典的なやり方なんだけど、

     一番やりやすいと思う。オレはね。原理は分かる?」

レディ 「……あ。周囲から水分を抽出した」

ラッキィ「そっ。少し休んだらこれでやってみなよ」

レディ 「よし」

ラッキィ「もうやるのか、偉いな」

 

レディは心を引き締めた面持ちで円の中心に立った。

 

レディ「すぅ~……(イメージして、)《ウォーター・エフェクション》!!!!」

 

そうよ!この感じよ!

 

《トリントロム・ステッキ》の杖先に集まった微量の水分は、

しっかりとした形を形成して、

レディの合図と共に対象物に向かって飛んでいった!

『シュゥ、パシャァ」

 

レディ 「で、出来ました!」

ラッキィ「うっわ、すげぇ……」

 

出来るってのと、出来ないっての、半信半疑だったよ。

でもやっぱ出来たわ、良かったぁぁ;;責任取れないからなぁ;;

 

ラッキィ「おぉ」

レディ 「忘れないように、何度か練習します」

 

レディ繰り返し呪文を唱え続けて確証的なコツを掴もうとした。

何本も『魔法の聖水』を飲んでは唱えて汗を拭き、

何本も飲んでおしっこをして(蹴

何度も唱えた。

 

レディ 「あぁぁぁ、疲れたぁ」

ラッキィ「よし、休憩にしよう」

レディ 「はぁぃい」

 

 

その後2人で調理室に行って紅茶とケーキを食べたり、

寝っ転がったりして十分休んだ。

この呪文が完成したかどうかは、明日のお楽しみだ。

 

 

Where makes a goal ? 短編日常編① †Nine


 

大事な杖のアイデンティティリメイキング End

 

 

 

Where makes a goal ? 短編日常変編① †Eight


やっぱりgdgd空気感Magical Imagination



オレは埃の臭いが隅に吹き溜まる、魔法訓練所に居た。

そこは城の端っこの端っこに押し寄せられる様にして

小さく設けられたところで、あまりにも訓練所とは言えない場所だった。

風通しが悪くて、やっぱり埃臭い。十数個程ある松明(たいまつ)に

火を点け回ったら、レディッギーとの調整が始まりだ。

新しく覚えることばかりなので、

調整という表現はあまりにもかったるく聴こえた。

因みにレディッギーは背が小さすぎる(115cm)ので、オレが全部点けた。


ラッキィ「何でこんな閑散としてんだろな?

      まるで何ヶ月も人っ子一人入らなかった様だ」

レディ 「恐らくですけど」

ラッキィ「ですけど?」

レディ 「様だ、というよりも、なかった、の方が正しいように思えますね」

ラッキィ「まどろっこしい表現するけどさ、要にレディは、

     本当に誰も入らなかったって言いたいんだろ?」

レディ 「まぁそういうことですね」

ラッキィ「ここの魔導士サボり過ぎじゃね」

レディ 「ラッキィさんにしては珍しい考察ですね」

ラッキィ「あん?」

レディ 「ここって、魔導士居ました?」

ラッキィ「……え?ウソだろ。居るだろ」

レディ 「いや、居ると思いますが」

ラッキィ「ななんだよ;;」

レディ 「極端に少ないんじゃないですか?」

ラッキィ「ナギエストは、魔法はそんな発展してないのか」

レディ 「そうみたいですね。剣、槍、盾が沢山見られましたもの」

ラッキィ「……そう」


こいつと喋るの疲れるなぁ。話が遠まわし過ぎる。

もしかして察しろとでも促しているのかい。

オレは頭わりんだぞ。


ラッキィ「さ、やるかっ」

レディ 「そうですね」


レディの表情が少しほころんだ気がした。めっちゃ萌えt(殴


ラッキィ「まずは、レディの腕を見せてもらう。

     向こうにある対象物目掛けて、Lv.1程度の魔法を打ってみて。

     直線射程の攻撃魔法は扱える?」

レディ 「了解」


レディは対象物(人型の鉄人形)に向かって斜(はす)に構えて、

両手を広げ重ね、下腹部辺りに添えた。


レディ「《ファイヤー・ボール》『火球』!」


レディが真っ直ぐに向けて右手首を左手で掴んで放った

《ファイヤー・ボール》『火球』は、

直線距離にして15m程向こうにある対象物にぶつかって消えた。


『ボワァァッ!!!……』


ラッキィ「へぇ~」


まぁ、6才の魔力とは思えないな。

てか大体こんな小っちゃかったら魔法の1つも使えないのに、

元々血が違うんだなと圧巻。


レディ 「どうでしょう」

ラッキィ「次、自分の最高位の直線射程魔法打って」

レディ 「了解。(火が点いた様ね、こりゃ手厳しいわ)」


レディは先程と同じポーズをとり、魔力を集中させた。

魔力の集中のさせやすい構えは、人それぞれの型がある。

カッ!とレディが目を見開いたと思うと、

両手首を相互にくっつけ対象に向けて

大きな雷鳴と共に眩い閃光を放った!


レディ 「《ソニックィー・ショックライボルト》『音速をも統べる閃光雷電』!!!」

ラッキィ「えええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」


ま、眩しい!死ぬううううう!!!!!!!!

オレは反射で咄嗟(とっさ)に上がった両腕で目を覆い、

放たれた魔法から体が仰け反った。

『……ヴィィン、……ドガァァァァン!!!!」


ラッキィ「……ぉぃ

レディ 「はい」

ラッキィ「お前そんなもん使えんなら、唱える前に言っておけよ……」

レディ 「すいません。どうしても驚かせたくて」

ラッキィ「まぁ認めて欲しいのは分かるぜ、おぉ、もう、分かったから」

レディ 「ありがとうございます」

ラッキィ「ところであんなもん唱えたらMPの方はどうなってんだよ」

レディ 「私は王女なので、資源は沢山ありますよ」

ラッキィ「『魔法の聖水』か、3本くらい飲め飲め」


レディは何やら大きな袋を持ち歩いていたが、

その正体が『魔法の聖水』が腐るほど収納されているものだと知り納得。


レディ 「ラッキィさん」

ラッキィ「おにいちゃんでいいよ」

レディ 「おにいちゃん」

ラッキィ「待て待てホントに呼ぶのかよ、照れるわ」

レディ 「……(何この人、耳にしたことがありますわ。ポリゴンかしら?)」

ラッキィ「ロリコンじゃないぞ」

レディ 「はい(ロリコンの間違いか。わざわざ自分から言ったよ)」

ラッキィ「まぁ呼びやすいのでいいか」

レディ 「ラッキィさん」

ラッキィ「やっぱりそうなるね」

レディ 「フタ、開けてください」

ラッキィ「ビンの?」

レディ 「はい」

ラッキィ「マジか」

レディ 「まじです」

ラッキィ「そんな力も無いの」

レディ 「すいません」

ラッキィ「可愛いね」

レディ 「……いや、そんな」

ラッキィ「はいよ、(ピンっピンっピン)3本開けたぜ」

レディ 「ありがとうございます」

ラッキィ「照れんなよっ」

レディ 「……///


レディはオレに背を向けて魔法の聖水を飲んだ。



ラッキィ「あそうだ。その前に、さっきの事態を未然に防ぐために、

     (もう未遂済みなので正しくは二の足を踏まない様だが)

     自分の詠唱可能な呪文をこの紙に書いてくれないか。

     それまでそれ飲みながら休憩」

レディ 「はい」



『15分程経って……』


レディ 「これくらいです」


レディは羽ペンで書いた、

自分の詠唱可能な魔法、魔術リストを紙をオレに手渡した。

______________________________


『直線射程』

1.《ファイヤー・ボール》『火球』 魔法 炎元素 火属性

2.《アストラル・ランス》『槍状精神体』 魔法 肉体元素 無属性

3.《ソニックィー・ショックライボルト》『音速をも統べる閃光雷電』 ※注意


『曲線射程』

1.《インフラメーション・ウォール》『炎の壁』 魔法 炎元素 火属性

2.《ヴィンズ・リファインド》『雅の風』 魔術 天体元素 風属性

3.《ストーム・タステフル》『雅の嵐』 魔法 天体元素 風属性


『追尾射程』

1.《ライノ・タワーズ》『連続的地犀(じサイ)』 魔法 天体元素 土属性

2.《アイシクル・チェス》『氷極駒』 魔術 水元素 氷属性

3.《リストレイント・バインド》『強制的な拘束』 魔術 水元素 氷属性

______________________________


ラッキィ「十分です」

レディ 「ありがとうございます」

ラッキィ「終わったね。どうする」

レディ 「……どうしましょう」

ラッキィ「オレの予想以上だったんだわ、レディの実力」

レディ 「ありがとうございます」

ラッキィ「……」
レディ 「……」

ラッキィ「何したい?」

レディ 「何か1つでも呪文を教えていただければ」

ラッキィ「まだ覚えるの!?学習精神旺盛だねぇ、素晴らしい」

レディ 「ありがとうございます」

ラッキィ「じゃぁ、世にも珍しい水属性呪文でも教えてあげよう」

レディ 「え!本当ですか!」

ラッキィ「レディ、そんな大っきい声出るんだね」

レディ 「あ、あぁいやぁ……」

ラッキィ「はははっ、そんなに嬉しいか。

     教え甲斐があってオレもやる気が出るねえ。

     数時間しかない、本気で覚えるんだぞ?」
レディ 「はい」

ラッキィ「今から教える呪文は、基本的には闇魔術だ。

      が、属性を駆使すればダメージも与えられる、

     魔法兼魔術という系統だ。

     闇魔術の中にはダメージを与え尚対象に

     状態異常を付与する魔術が多い。そこまでは知ってるね?」

レディ 「はい」

ラッキィ「なら話は早い。

     呪文は《ウォーター・エフェクション》『幻影の水溜り』 という。

     これは闇魔術 水素元素 水属性 。射程は直線射程
     次に挑む敵は、土のダンジョンの中に居る敵。

     すなわち基本的には草風土属性だろう。

     ならば水属性呪文は有効活用出来る筈」

レディ 「はい」

ラッキィ「使用方法は大きく分けて3つもある。

      多様性に優れているのも水属性呪文の利点。で何かと言うと
      1つは、対象の視界を歪まし、攻撃成功率を下げる。

      2つは、対象の固体に水分を吸収させ脆(もろ)くさせる。

      3つは、対象が火属性だった場合大ダメージを与えられる」

レディ 「おぉ……これはかなり便利ですね」

ラッキィ「だろ?だがな、水属性は特に注意しなければならない」

レディ 「魔力以外にですか?」

ラッキィ「あぁ。水属性の呪文というのはな、

     周囲に水素のカケラも無い場合は

     自分の体から使わなければならないんだ」
レディ 「でもそのシチュエーションは限りなく少なくないですか?」

ラッキィ「それがなぁ、洞窟や遺跡のダンジョン、

     タワーじゃ全然使えないんだぜ」

レディ 「水素っていう割には必要なんですね」

ラッキィ「そこよ。だから使用状況をよく考えないと駄目なんだ。

     例えば汗を掻いている時なんかは

     体から出る蒸気や垂れる汗を使用してもいい」

レディ 「逆説的に捉えると都合はいいんですね」

ラッキィ「まぁそうだな。しかし他の属性の呪文には要らない、

     『水素をわざわざ集めるという行為と手間』が

     面倒なことには変わりないがな。

     だって、他の呪文なんかは全て魔力で練成出来るからな」
レディ 「むむむ……そこまでいかれるとかなり難しい問題です」

ラッキィ「ははっ、レディにも分からないことがあるんだな」

レディ 「だって、まだ6才ですよ。9年もの差がありますもの」

ラッキィ「まぁ15歳にしてはかなりの知識量だと思うけどな。

     レディに関してもそうさ。キミはかなり

     天才魔導士としての素質がある。将来が楽しみだな」
レディ 「いえいえそんな」

ラッキィ「――あそうだ呪文の話な」

レディ 「はい」

ラッキィ「人体に含まれる水分は、

     個体差はあるもののおよそ60~80%程といわれている。

     そしてその中から2%程減っただけでも眩暈(めまい)を

     起こしたりするらしい。人間って思ったより弱いんだな。

     いや、水分に敏感なだけかな」

レディ 「ふうむ」

ラッキィ「まぁレディは成人よりも20%くらいも多いとは思うが、

     結局は割合なので含有量にはあまり意味は無いかな」

レディ 「危ないですね」

ラッキィ「そ。まぁ魔導士は『魔法の聖水』を飲んでいるから

     特には問題視することもないのかな。

     俺はジュース代わりに飲んでるけど。

     健康的だし?甘いし?魔力も回復するし?」

レディ 「それ言うの遅過ぎます」

ラッキィ「ウィッス」

レディ 「それで、どう唱えるんですか?」

ラッキィ「これはなぁ、まず自分の中に流れる水をイメージして、

     それを少しずつすくい上げる感じだ。

     そしたらこう、手の平に集まってこないか?」

レディ 「めちゃくちゃ適当なんですね(楽だし面白いからいいけど」

ラッキィ「難しいこと考えるのはコツを掴んだ後!

     まずはイメージとフィーリングとイマジネーションが大事ネ」

レディ 「語尾おかしいネ」

ラッキィ「あ、ほらほら」


ラッキィは親指、人差し指、中指の3本を立て、

みぞおちの前でフの字を描いた!


ラッキィ「《ウォーター・エフェクション》『幻影の水溜り』 !」


ラッキィの中心から放たれた水の塊は、対象物を思いっきり捕らえた!

『バッシャァァァ』


ラッキィ「こんな感じよ」

レディ 「おぉぉぉ……結構大きいんですね」

ラッキィ「まぁ呪文の威力や範囲などは

     どれだけ魔力を消費したかで決まるだろう?

     だからそれも個体差があるのさ」

レディ 「そうなんですか」

ラッキィ「今の相手はただの鎧だったから効果がよく分かんないね」

レディ 「実践は明日です」

ラッキィ「いきなりか。まぁやってみなよ」

レディ 「はい」


レディは呪文詠唱時の構えのまま、

ラッキィの言った通りイメージをしてみた。


レディ「ん、……ぅぐぐ」


――水が流れる感じ……

――それを少しずつすくい上げる……


レディ「ん、……ぐっ」


――これは……

――無理よ……


レディ 「センパィ……」

ラッキィ「――?ww)おうw」

レディ 「無理ッス……」

ラッキィ「無理ッスwwwww」


まぁ、薄々無理だって思ってたけどな。(←確信犯





Where makes a goal ? 短編日常変編① †Eight



やっぱりgdgdな空気感Magical Imagination End



Where makes a goal ? 短編日常編① †Seven


蛍雪新兵エトナ


ラッキィ「さぁ、今日も頑張ろうか!」

ハイド 「うん!」

ラッキィ「どう?自ら年下に冒険者の心得を教えるのって」

ハイド 「なんか、予想以上に緊張するわね。

      自分が本当にあってるのかってさ」

ラッキィ「いや、そんな心配は無いさ。冒険者なんてみんなそうだよ。

     戦術師範のクセを丸ごと受け継ぐのさ。

     俺なんか、アルフレッドだぞ

ハイド 「えw全然そんな風には見えないわよw」

ラッキィ「まぁ後に自分なりに改造したからな。

     冒険者のスタイルってのはそうやって永久に進化を続けるのさ、

     だから誰しもが先生に教えてもらうのは別にいいのさ」

ハイド 「ま、確かに説得力有り有りだわ。何か頑張れそう!」

ラッキィ「それはアルフレッドがあまりにも可哀想だぜ」

ハイド 「アルかぁ、何だか懐かしいね。今頃何してるのなぁ」

ラッキィ「さぁな、まぁアイツのことだからきっと、

     また何だかんだで街の人の手助けばっかしてるさ」

ハイド 「へぇ、何だかそうやって聴くと彼も素敵ね」

ラッキィ「まぁ、アイツは結局人がいいからさ、

     行き当たりバッタリでのことだから気付かないんだよな。

     何で気付かないかって?バカだからだろ」

ハイド 「ふふっ、いい年して健気ね」


二人は小広間で今日のことを駄弁っていた。

二人共とてもゆったりとした普段着で朝を過ごしている。

そのまま朝食に行っても、別にいいよね。

武装は、調整に出る直前にすることにしていた。


新兵  「ラッキィ様御一行っ!――、あっ」

ラッキィ「ん?おう、メシか?」

新兵  「あ、え、いえなんだか申し訳ございません邪魔してしまって」

ハイド 「あっはは、いいのよアタシ達のことは」

ラッキィ「いつもこんなんだぜ」

新兵  「そうでしたか……では、

     朝食がご用意出来ましたので、大広間へどうぞ」

ラッキィ「分かったよー。あ、そうだ」

新兵  「はて」

ラッキィ「そんなに堅くなくていんだぞ?;;」

新兵  「いえいえそんな!数々の歴史を切り拓くラッキィ様は勇者同然!」

ラッキィ「む、むむ?誰がそんなこと教えてるんだ?」

新兵  「ナギ様が」

ラッキィ「ナギのヤロウそんな事教えてたのかよ」

新兵  「……;;?」

ラッキィ「まぁ、兎に角、オレは勇者でもないしただのガキだし、

     こんなのに敬語とか使うのヤだろ?」

新兵  「いえまぁ、私は別に……」

ラッキィ「じゃ、今日からオレとキミは友達だ」

新兵  「そ、そんな、私とラッキィ様は雲泥の差!」

ラッキィ「でも歳は?キミの方が上だろ?」

新兵  「え、えぇまぁそうですが」

ラッキィ「名前なんて言うの?」

新兵  「申し上げる程ではありませんが……私の名は、エトナと申します」

ラッキィ「エトナ、今日から友達だぜ。どんどんタメで話してくれ!」

ハイド 「急にそんなこと言ったって難しいでしょうよう」

ラッキィ「ま、そうだな。少しずつでいいさ、あまりオレなんかを身構えるなよ」

エトナ 「は、はい」

ラッキィ「うんだろー」

エトナ 「う、うん?」

ラッキィ「うん!」

ハイド 「やっぱり変な人;;」

ラッキィ「リリー!朝メシだぜー!」

リリィ  「ぉーぅ」


寝室から小さく寝起きの返事が聞こえたが、

待ってられないので先に行くことにした。


3人並んで廊下を歩く。

何だか新しい友達が出来て新鮮な空気を漂わせる朝だった。


ハイド 「エトナはいつからナギエストに仕えているの?」

エトナ 「つい3ヶ月前です」

ラッキィ「へぇ~、それでも新兵なのか」

エトナ 「ナギエストの兵の審査は厳しいのです」

ラッキィ「ナギは昔からしっかりしてたからなぁそこらへんのとこだけは」

ハイド 「他は優しそうな人だったけどね」

エトナ 「やはり城の風紀は、優しいだけでは均等を保てないのでしょう。

     ナギ様は素晴らしいお方だと、心から僕は尊敬していますよ」

ラッキィ「また敬語になってるよw」

エトナ 「あら」

ハイド 「今まで努力してきた証拠ね」

エトナ 「ありがとうございます」

ラッキィ「あで、そうだ。その他のこと聞いてないね」

エトナ 「そうですね」

ラッキィ「敬語使わないでしてみようw」

エトナ 「ん゛ん゛。僕は、フラッタード・エトナっていうよ。歳は19歳。

     身長は4月の時に182cmだったかな?体重は65kg。

     高校卒業する前から進路に悩んでたんだけど、

     体が丈夫だからここに務めることにしたんだ。

     後親戚に鍛冶職人が居てね、採用試験の時に

     いい装備してたってのもあってか、合格したんだ。

     コネみたいだね。その他に何か訊く?」

ラッキィ「得意武器は何!」

エトナ 「僕は斬斧大剣だよ。ほら」


エトナは自慢気に自分の帯剣している、

『ラージー・クレイモア』《クレイモア》を見せてきた。

「Aetna」と名前が彫ってあるので、正真正銘の作り物だ。

これは中々の上物であるのが見て分かる。

綺麗な天然石がふんだんに装飾されている。


エトナ 「後は自分で保管している、

      『グレイト・トマホーク』《アックス》もあるよ」

ラッキィ「体デカイもんなぁ。でもな!オレも主要武器が斬斧なんだぜ」

ハイド 「ラッキィならそのまま自分も飛んでいってしまいそうねっ」

ラッキィ「そんな下手じゃねぇよ!」

エトナ 「あっははっ。でもすごいなぁ、体重軽いのによく扱えるもんだ」

ラッキィ「遠心力の操作と体重移動が、こりゃまた絶妙に上手いのよっ」

エトナ 「やっぱり冒険や戦闘のセンスがすごいんだね、ラッキィは」

ラッキィ「ま、そこには見えない努力の積み重ねがあり、

                             ……今に至るのよ」

エトナ 「あれ、でもさ。僕は、ラッキィは双剣《ツインブレード》使いだって

     聞いてるんだけど、今持っているのは

     両手剣《トゥハンド・ソード》だよね?」
ラッキィ「エトナ、いい事聞くねえ」

エトナ 「ん?」

ラッキィ「こりゃ実はな、

     最近適当に潜った廃墟で偶然見つけた代物なのさ!」


と、大声と共に帯剣していた『ラージェスト・シャムシール』を頭上に掲げた。


ラッキィ「綺麗な装飾だろ~?帰ったら錬金するんだ~♪」

エトナ 「錬金?ラッキィ錬金釜持ってるの!?」

ラッキィ「へへん」

エトナ 「す、ごいな……」


そんなような話をしていたらどこからかいい匂いが漂ってきた。

ラッキィ「ん!この匂いはどこだどこだ」

ハイド 「昨日と同じとこじゃないの」

エトナ 「ラッキィ様御一行は、前の席へどうぞ」

ラッキィ「まぁた敬語使って、

      って……昨日の案内人はエトナだったのか?」

エトナ 「あぁ、そうだよ」

ハイド 「全然覚えてなかったわ」

出会うべくして出会っていたのね。

前の方に行くと、やっぱり上のお偉い人達は先にいた。

王とかそこら近くの人達って遅れてくるものじゃなかったっけ?
そこはよく知らないけども、そんな気がする。

とりあえず昨日と同じく、トリントロム3姉妹と向かって座る。


ラッキィ「よお」

イギー 「おせえ」

ラッキィ「ツンデレ?」
イギー 「……///

ハイド 「おはyっ……」

スーィ 「くーぅかぁ、くーぅかぁZZZ」
リリィ  「おはよう」

レディ 「おはようございます」

ラッキィ「あれっいつの間に!?」

リリィ  「キミらが駄弁っている間に抜かしましたよ」


それぞれ特徴的な朝の挨拶を交わしたら、朝ごはんにありついた。


ラッキィ「腹減った~!パンだパァン!」

ハイド 「はいはいはい……あっそれ私の!」
ラッキィ「mgmg、――遅い!」

ハイド 「いっやーん!」


リリィ  「僕のをあげるよ、お腹空いてないしね」

ハイド 「ありがど~;;」

イギー (何コイツら)
スーィ (ZZZZ――)

レディ (元気ではないですか)



1品食べ終わるくらいに、本題に入る。(ラッキィは3品食べた)

ラッキィ「それでだな?今日ね、午前と午後に分けようと思うの」

ハイド 「途中に休憩も挟んでね、2種類の調整をするのよ」

リリィ  「効率的で画期的だろ?僕が考えたんだぜ」

スーィ 「ふむふむ、それはいいですねえ。

      私も双剣と魔法どっちやるか決めれなかったんですよ」
ラッキィ「午前中は、レディ がオレと本格的な上位黒魔法の習得をする」

ハイド 「スーィは私と、 補助魔術(月、闇)の訓練よ」

スーィ 「はい」

ラッキィ「で、午後はスーィがオレと双剣の特性について、

     体重移動の仕方、特技の習得をするぞ」
ハイド 「今度はレディが私と、魔導士の役目、

      戦闘時の目の付け所、闇魔術の訓練をするわ」
レディ 「はい」

リリィ  「僕達は無しですって」

イギー 「ふーん」

ラッキィ「ま、そういうことだ。ツイッギーも気分変わったら来いよ」

イギー 「……」

スーィ 「あ、ラッキィさん聞いてください!

      私武器ちゃんと、磨いてきましたよ!」
ラッキィ「へえ!スーィは一丁前に武器の手入れなんか出来るのか!」

スーィ 「とっても難しかったんですけど、沢山勉強しましたもん!」

ラッキィ「すごいなぁ~、大人でもしないヤツ多いんだぜ」

スーィ 「その更に上の高みは、努力をしないと切り拓けませんもん。

      まずは武器の状態がよくないと、

      自分のコンディションが測れません」
ラッキィ「っほぉ~。スーィは違うなぁ。きっといい冒険者になれるぜ」

スーィ 「ありがとうございます!」

リリィ  「レディは、何かしたのかい?」

レディ 「私は……」

リリィ  「ん?」

レディ 「いっぱい、寝ました///

リリィ  「何それかわいい(殴」
レディ 「魔導士は、自分の精神との戦いです。

      つまり沢山睡眠をとると集中力が増して、

      魔法のキレがよくなりますよ」

ハイド 「へぇそれは知らなかった(棒」

ラッキィ「ハイドは女の子の日で使えない時もあるよな」
ハイド 「ん?ん?ん?(ゴゴゴゴ……

ラッキィ「ぃえなんでもぁりません」

ハイド 「よろし」

リリィ  「ま、そういうことだから1時間後にそれぞれの場所に集合してな」
スーィ 「リリィさんは何をするんですか?」

リリィ  「僕はね、大学の経験を活かして、

      この街の治安だとか政治を勉強するよ」
スーィ 「え~、リリィさんからも何か教えてもらいたいです」

リリィ  「僕からは何も……遠距離武器だし、魔法も使わないよ」

イギー 「ん」

リリィ  「ん?」

イギー 「いや……」
レディ 「スーィ、この人達はそんなに暇じゃないのよ。

     わざわざ時間を縫ってこの街に来てくれたんだから」

ラッキィ「いや、そんなんでもないぞ」
ハイド 「まぁ、……そうかもね」

リリィ  「基本は何も追ってないっていうか」
ラッキィ「おいそうやって言ったら聞こえ悪いだろ

     何か夢も仕事も無いからとりあえずうろついて冒険者面してるわ

     わっはっはみたいな感じだろもうちょっとカッコつけようぜ」

ハイド 「仕事はないでしょう。魔物退治くらいかしら?」

リリィ  「イビルハンターギルドなんてどうだ」

ラッキィ「あ、いいねそれ。

     そう、オレ達はイビルハンターギルドなんだよそうなんだよ。

     だからキミ達を悪魔から日々守っているのさ」

レディ 「無理しなくてもいいのよ(6才の発言」

一同  「涙飲めねえよおい」


……。


ラッキィ「はい、じゃ、1時間後に.......

ハイド 「ばぃぁぃ

リリィ  「僕暇」


6才の発言に対しぐうの音も出ないとは、かなりショックだったようだ。


レディ(本当にすみませんでした。そこは自重すべきでしたね……)


どういった教育を受けたらこのような思考になるのだろうか。





Where makes a goal ? 短編日常編① †Seven



蛍雪新兵エトナ End




Where makes a goal? 短編日常編① †Six


其からの事を話そう。でな?――



ハイド 「ラッキィ、起きてー」

ラッキィ「むぁん?ぁっえああぁいうえんおーんぅ」

ハイド 「はあ?」

リリィ  「ラッキィは、あれからツイッギーに会ったのか?」

ラッキィ「ふゎぁむ、……あぁ!?!?」

ハイド 「急に冷めるのねえ、起き立てで脳が揺れると危ないわよぉ、

      って、ラッキィなら大丈夫そうね」

リリィ  「ところで、どうなんだ?」

ラッキィ「わあぁ会ってあい」

ハイド 「ありゃりゃ、話も聞かずにおねんねしたのねえ、

      とりあえず、晩の用意が出来たってさ、行こう?」

ラッキィ「食べう!」



それから3人は、城の者が一斉に集まって食事にありつけるとんでもない程大きく空間が展開された大広間に向かった。そこは上の人達や、城に使える兵士、神父、清掃員など、城の中の人を隅から隅まで集めきった様子だった。

長さ50mのテーブルが、10列も並んで、そこには数え切れない程の料理の種類と数が置かれていた。

一体こんな食事をどうやって作っているのかがとでも気になる。

入り口に立っていた一人の新人兵が案内をしてきた。


新兵  「ラッキィ様御一行ですね?

      でしたら、ナギ様の近くの上の席の方へどうぞ」

ラッキィ「ええ遠」

新兵  「――っと、言われましてもぉ……;;」

ハイド 「こら我儘言わないのっ。すいませんウチのラッキィが」

新兵  「えぇいえいえぇ」

ラッキィ「YeahYeah――」

ハイド 「ゴツン)はよいけ」

ラッキィ「ウィッス」

リリィ  「ハイドもお腹がすいてるんだとよ」

ハイド 「や、っそ、そんなんじゃないしい///



ラッキィ達はナギの居る前の方に歩いてきた。そこにはちゃんと3席用意されていて、目の前にはトリントロム3姉妹が座っていた。スウィーニーは待ちくたびれて既に寝てしまっていて、レディッギーは行儀良く「ちょこん」と、ツイッギーは不機嫌そうに不貞腐れていた。みんなお腹がすいているのだろう。


ラッキィ ツイッギー

ハイド  スウィーニー

リリィ   レディッギー


こんな感じに向かい合って座った。そしたら気付かないウチにみんなが「カンパーイ」とかやり出したので、あ、もう食っていんだなと勝手に断定し、目の前の肉にありついたその時。


イギー 「ちょっと、それ高級品なんだけど」

ラッキィ「ん、あぁ、これは『キラー・シー・グース』の肉だろ?

      オレ肉の中では一番鶏肉が好きなんだよ」

イギー 「な、なんで知ってるのよ……」

ラッキィ「旅先でめっちゃ狩って食ってたしな」

イギー 「なんだって!密猟じゃねぇか!」

ラッキィ「なぁに言ってんだよぉ、

      そのまま食いっ逸れて(くいっぱぐれて)死んだらどうすんだよ」

イギー 「まぁそれもそうだけど……」

ラッキィ「っつうことよ。冒険は楽しいぜえ?

      こんな高級品だなんていわれてるものも

      自分の力さえあれば十分に食べれる。

      それに、日常生活では経験出来ないことだって山程あるしな!

      その話、聞かせてやろうかあー」

イギー 「いーよ別に」

ラッキィ「だろうと思ったっ」


おっと、冷めちまう前に食っとかねぇとな。せっかくあったかいのに勿体無い。

こいつは以前としてオレの食べ方を汚そうに見てるがそんなもんどーでもいい。

とにかく大好物を食いたい!


ラッキィ「いらあいのこえ」(いらないのこれ)

イギー 「いいわよアタシそれキライだし」

ラッキィ「うーん」(ふーん)


じゃあ何でさっき止めたんだよ。味わって食えって言いたかったのかな。

そんなん当たり前だろ(笑)


ハイド「スーィ、スーィっ起きてっ」

スーィ「ふゎぁ。」

ハイド「もう食べていいのよ」

スーィ「あ、ハイドさん。いつの間にいらしたんですね」

ハイド「今来たばっかりなんだけどね、まぁ食べなよ」

スーィ「はぁい、いただきまーす」

ハイド「にしても豪華だね~城の料理ってのはさ」

スーィ「私達はこれが普通なので、よく分からないんですよねえ」

ハイド「(゜ω゜) (私の中の何かが『ガンっ』)」
スーィ「でも結局子ども味じゃないのでマズイです」

ハイド「ええー勿体無いじゃん(棒」

スーィ「ですから、私は割とに庶民の食べ物を口にしたりすることが多いのです」

ハイド「へぇ~。例えば?」

スーィ「パン屋さんで焼かれたパンとか、普通の農家の方の野菜だとかを。

     あ、勿論お金?を払いますよ?

     よく分かりませんが自分でそういう勉強しています」
ハイド「す、すごいねえ、頑張るのねえ、偉いわねえ」


やばいやばい何がやばいって普通のことなのに知らないから自分で勉強してるって当たり前なのに偉く聞こえるのがやばいの。え、だってお金を知らないのよこの子達は、きゃぁ恐ろしいわあ。


レディ「……」

リリィ 「……」

レディ「どぞ」

リリィ 「どもっす」

レディ「……」

リリィ 「……」

レディ「ワイン注ぎましょうか」

リリィ 「どもっす」
レディ「明日はハイドさんに呪文を教えていただきますの」

リリィ 「ふ~ん。じゃぁ、スウィーニーは双剣同士ラッキィかぁ?」

レディ「かもしれませんね、は自分でやるのが好きなので、

     誰かに教えてもらったとかってのを見たことがありません。

     筋は良いみたいですがね、やはりそこは本場のしかもあのラッキィさんに

     直してもらった方が私は絶対的にいいと思いますがね、

     というかこの意見に対する反論は愚考だということも否めないでしょう」

リリィ 「お、おぉ;;」

レディ「このままでは姉は、このシレンで成長することは出来ません」

リリィ 「確かになぁ~、こういう僕達みたいのってかなり珍しい例だろう?

     せっかくだから教えてもらえばいいのになあ」
レディ「きっと、彼女の生き方という名の惰性が、許さないのでしょう……」

リリィ 「ん、ん?」

レディ「これもまた天命。清聴の意志無き者には成長は与えられんとするもの」

リリィ 「ぁ、ぁのぅ……」

レディ「まぁ、――」

リリィ 「まぁ?」

レディ「どんまいばあかばあかってことですよ」

リリィ 「(・ω・)<僕は君の温度差についていけないのだよ)」
レディ「まぁ関係の無い話はいいのです。それより

     私のオォゥレンジジューシュと乾杯しましょう」

リリィ 「オォォゥゥレンジジューーシュwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

レディ「発音が難しいのです///

リリィ 「す、すまんな。(可愛いな殴」

『チリーン』
と、とても気持ちよい音がなった。すごい気持ちいい。すごい。なんだろうこの音。心の中の何かがすっごいさ、なんつうか「あ、あぁ……///」ってアッチ系の気持ちいい音。耳が癒されてなんかこう
んぁっ


リリィ 「ねぇもっかいシよう(迫真」

レディ「エロい」


拒否られたんスけど


ラッキィ「つうかよ~、明日の調整はどうすんだ?スーィと一緒にやるか?」

イギー 「そのことなんですけど、いいです」

ラッキィ「ふうん、じゃあ一緒にやるってことでいんだな?」

イギー 「なんでよなんでそうなるかなあなんでよう」

ラッキィ「え?だって、いいですって」

イギー 「そこはなんとなく分かってよ。教えてもらわなくてもいいって言ってるの」

ラッキィ「分かった。じゃあバトルフォーメーションも話合わなくていんだな?」

イギー 「うん」

ラッキィ「明日は楽っちょだなー。美少女二人に教えて教えておにいたぁ~んって

      言い寄られて、幸せだし教え甲斐あるし、なんか楽しみだなあ」

イギー 「よかったロリコンに近づかなくて」

ラッキィ「(゜△゜#)<アッソ、シッシ」


楽しい時はあっという間に過ぎる。というか人間食べる時はすぐ過ぎるよねえ。

まぁそれはいいとして。なんか終わる時間が伝言でこそこそと回ってきて、各自がお皿を持って部屋から出て行く。へえ、行儀いいのねこの城は。

3人とばいばいまた明日ねーした後俺達は部屋に繋がる小広間へと戻っていた。



リリィ  「で、どうだった?二人とも」

ハイド 「ラッキィは今で話を伺えたそうね?」

ラッキィ「んまぁな」

リリィ  「で、明日の調整の予定なんだが、午前と午後に分けないか?」

ハイド 「途中に休憩も挟んで、2種類の勉強するのね」

ラッキィ「中々画期的だな、そんなに長くやったって集中もたないし」

リリィ  「そ、でどうだラッキィ、あのツイッター?だかは難航しそうだが」

ハイド 「ツイッギーね、何未来のソーシャルネットワークサービス的なもの

      予測してしかも当ててんのよ」
ラッキィ「時系列めちゃくちゃになっちゃうからそれ以降はアカーン」

リリィ  「今は14世紀です(説明係」

ラッキィ「でよ、ツイッギー、調整やめるってさ」

リリィ  「え、キリシマみたい」

ハイド 「え、不参加?(スルー」

ラッキィ「うん」

リリィ  「ま、アイツの性格上別に驚くことでもないな」
ラッキィ「だから、スーィとレディだけだ」

ハイド 「ふうん、じゃぁ~こうなるのかな?」


ハイドは机上の紙と羽ペンを使って図示した。


午前の部


ラッキィ→ レディ : 本格的な上位黒魔法の習得

ハイド → スーィ : 補助魔術(月、闇)の訓練

リリィ  → 


午後の部


ラッキィ→ スーィ : 双剣の特性について、体重移動の仕方、特技の習得

ハイド → レディ : 魔導士の役目、戦闘時の目の付け所、闇魔術の訓練
リリィ  →


リリィ「ねえ!!!!!!!!!!!!!」


ラッキィ「ん」

ハイド 「え」

リリィ  「おい!」

ラッキィ「あれ?」

ハイド 「なんか」

ラッキィ「ニートいる?」

リリィ  「っぽいね……っじゃ、ねーーよ!!!!!!!!!!俺!何も教えられないじゃん!」

ハイド 「あ、あー;;」

リリィ  「何かこれじゃあさー、アイツなんも教えてくれなかったんですけどー

      みたいな感じで軽蔑されるっていうかー、

      大人の冒険者として威厳無くなるっていうかー

      信頼とかさーどうすんのさー」

ラッキィ「いいじゃん、楽だよ」

リリィ  「そ、そっすねーってぉぃ」

ハイド 「どうせならこの街の政治とかについて調べてきたら?

      大学ではそんな勉強してたんでしょう?」
リリィ  「あ、そうだね。そうだそうだ。面白そうだ」

ラッキィ「はい決定お休み」

ハイド 「お休み」

リリィ  「不貞寝乙」



Where makes a goal? 短編日常編① †Six


其からの事を話そう。でな?――End





Where makes a goal ? 短編日常編① †Five


作戦会議etc


あれから30分後の参謀室は賑やかだった。という表現は、いかにも莫迦にし過ぎかとも自分でも思ったが、いざ議論を始めてみればまぁ能天気ぶりを見せてくれるも彼奴等は酔狂なもんだとも捕らえてもいささか問題ではないと思われた。


大臣「ナギ様よ、本当にこの少年に任せても宜しいのですか!?」

少年「少年って、誰だい」

大臣「お主のことじゃ!」

ラッキィ「オレ様はラッキィじゃァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!なんやねんケンカ売っとんのかボケナスイ○ポがぁぁ!!!!!!!!!」


リリィ「ブゥゥゥゥゥッッッッッッ!!!!!!!!!」

ハイド「ボケナs――、ん?」


まぁ当の本人も楽しんでいる様にも見えるのだが。


大臣  「ん!ぐぐぐぬ……この場に及んではしたないことを!」

ラッキィ「否定はしねぇようだなぁ?」

大臣  「そんなことはどうでもよい!!!!!!!!」

ナギ  「でもですね?大臣。ラッキィの腕や知識、

     功績は幼馴染である私が、この身を持って保障しますのよ?

     それにこの議会の中にもラッキィのことを知る者も多いでしょう」

大臣  「……ふんっ!もう好きにせい。わしゃもうどうなっても知らんぞい」

ラッキィ「どうなるのやらね、イ○ポ大臣さんよぉ」

大臣  「覚えておれよ」

『バタン!』


ラッキィ「あーあっ。行っちまったぜえ。

     で、ここに居るみんなはどうしてくれんだ。

     オレの案に、賛成かい?」

ハイド 「アタシとリリィは勿論よ」

兵士① 「オレも、……かな」

兵士② 「お、俺も」

兵士③ 「ラッキィクンなら、全然!」

全員  「だよな!」

ナギ  「では、可決とします」

ハイド 「明日からまた頑張らなくちゃだねっ、リリィ……ん、え?」

ラッキィ「あん?あれ、リリィいねぇ。あそうだ。

     あいつ始まる前沢山飲んでたクセにトイレ行ってなかったからな」

ナギ  「これを持ちまして、作戦会議、及び審議を終わります」


ナギの言葉でこの会議は終わった。

この作戦会議により、シレンの洞窟へは明後日向かうこととなった。


ラッキィ達は、それぞれ受け持つ子どもたちに挨拶をしてから、

ラッキィ達に各自与えられている部屋へと枝分かれしている

小広間に集まって情報交換をすることにしていた。


      □[ラッキィ部屋]

       l

通路→[小広間]--□[ハイド部屋]

      l

      □[リリィ部屋]


○その頃のハイド○


ハイド「やぁ、スーィ」

スーィ「あ、ハイドさん!こんにちは」

ハイド「こんにちは。明後日はどう?」

スーィ「初めてのダンジョンなので、とても緊張します」

ハイド「そうよね、こんな小っちゃいのに戦うなんてすごいね~」

スーィ「国に貢献するには、これくらい!」

ハイド(7才が貢献なんて知ってる時代になったのね……)

スーィ「どうかしました?」

ハイド「いいやいやぁ;;明日の調整では、何をするの?」

スーィ「私、中途半端に魔法使えるんですよ。

    白魔法と月魔術なんですけど、イマイチ完成しないって感じで、

    それと剣技を鍛えて直して欲しいです」

ハイド「こんな年でそこまで分析出来るのねぇ~;;(怖」

スーィ「ありがとうございます。

    ですから、明日はラッキィさんに教えて貰うんです」

ハイド「ラッキィ?アタシじゃなくて?」

スーィ「すいません、やっぱり双剣って、スラッシュと違うんですよ……」

ハイド「あっ(察っし」

スーィ「でも、ハイドさんって闇魔術と月魔術得意でしたよね?」

ハイド「キラン☆)え、うん!うんうんそうよそうよー得意ーでー?」

スーィ「ま、またいつか機会があったら絶対教えてもらいたいナァって;;」

ハイド「いつか、……五日ね」

スーィ「え」

ハイド「今日は四日よ!明日やろうね!(やけくそ」

スーィ「ひっ、は、はぃぃ……;;」

ハイド「やったー(^p^)(棒」

スーィ「午前中、呪文を。午後に剣技をやります(強制」



☆その頃のラッキィ☆


ラッキィ「イギーっちゃんっ」

イギー 「シネ」

ラッキィ「あんゴラ」

イギー 「なんだよイギーって呼ぶな馴れ馴れしいナンパかよks。

     しかもしつこいなぁ、まだ何かあんの」

ラッキィ「実はなぁ、オレ、悩み事しててよぉ。ちょっと聞いてくんねぇかなぁ」

イギー 「は?面倒くせえ」

ラッキィ「後でデートしてあげてもいいからさぁ~、な?」

イギー 「で、でぇと……///」

ラッキィ「そうだぜ?(おっおっ」

イギー 「キモイ」

ラッキィ「(^ ∀ ^ #)」

イギー 「アンタ、やっぱヤバいヤツなんじゃないの?犯罪者だよそれ」

ラッキィ「まぁロリコンなのは否定してやんねぇからさ、)お菓子買ってやるよ」

イギー 「お菓子で釣るとか尚更怪しいんですけd――ん?お菓子?」

ラッキィ「あぁ、そっかぁ……。

     オレはキミに何もやらしいことしようと思ってないのに。

     ただキミと大好きなお菓子を食べて仲良くなりたいのに、

     ダメかぁ。はぁ」

イギー 「その話、本当?」

ラッキィ「あぁ、オレってコウ見えても、不規則な生活送っててねぇ、

     お菓子とか店一個潰す程食い漁るような偏食家でさ、

     イギーにもオレの好きなもの紹介したいなぁと思って。

     やっぱ関わるってのはそういうとこからだろ?」

イギー 「ん~、やっぱり何か怪しい」

ラッキィ「なんでよぉ」

イギー 「そうやって夜まで遊び歩いて、

     疲れたところ襲いにかかるんでしょう///

ラッキィ「だぁれがロリを性的対象にするかぁ!

     飽くまでもオレは富と名声を持つ名高き冒険者の一人だぞ!w」

イギー 「その肩書きに弄ばれた女が数知れずいるのね」

ラッキィ「ふぅん。じゃぁお菓子食べなくていんだ。おっけ。バイバイ」

イギー 「え、……いいもん」

ラッキィ「強がっちゃって、可愛い」

イギー 「んぐーっ!///可愛いって言うなあ!」

ラッキィ「でぇ?明日の調整とやらは誰とやるんだよ。

      まぁ大体オレしか居なさそうだけどな」

イギー 「一人でやるよ」

ラッキィ「オレが居るのに?」

イギー 「いいの」

ラッキィ「あら残念せっかくの機会が」

イギー 「いいから。明日のシレンに貢献しなさいよ」

ラッキィ「オレに習うんだったら考えてやる」

イギー 「じゃぁいいわ」

ラッキィ「随分ストイックだこと。シレンは一人でも出来んのか?」

イギー 「はぁ。ったく、言われなくても」



△その頃のリリィ△


リリィ「ふぅぅぅぅぅ。安心したぁ。会議長過ぎ我慢出来んわ」


トイレをしていた。


?? 「はぁぁぁぁ。心配したぁ。トイレ長過ぎ我慢出来んわですわ」

リリィ 「ん?わぁぁぁぁ!!!!!!!レ、ダァ、アァァア!!!!!!」

?? 「ちょっ、放出中にこっち向かないでよ!掛かっちゃうじゃないの!」

リリィ 「あぁぁわりいわりい。で、何だっけ名前」

レディ「トリントロム・レディッギーよ。覚えてください。レディで結構ですが」

リリィ 「おぉ、レディー、何の用だ?」

レディ「レディーではありません。レディです。短く、単調に、切ってください」

リリィ 「レディィじゃダメか」

レディ「ダメですちょっと長いです。イメージ的にはレディッです」

リリィ 「レディはどうだ」

レディ「そうです。良く出来ました。これ結構難しんですよ

リリィ 「へぇ~。てか、それよりここは男子トイレなんだけど」

レディ「えぇ。何か」

リリィ 「何で入ってんの」

レディ「ダメですか?恥ずかしいですか?」

リリィ 「やん」

レディ「はぁ。」

リリィ 「すまん」

レディ「いえ、別に(棒」

リリィ (絶対ぇ今信頼失った)

レディ「大体、こんな世の中『ま、間違っちゃったぁ~、てへっ☆』って

    言えば女の子は許されるんですよ」


『』内のセリフを、普段冷酷冷血な一定の音で話すレディッギーからは全く想像出来ない何処かのおっちょこちょい魔法少女の声で言ったのには、リリィさえも肝を抜かれるくらい衝撃的だ。


リリィ 「sっ、そっすねぇ~;;」

レディ「それで、明日の調整のことなんですが」

リリィ 「はぁ、とっても業務的だなぁ。で?」

レディ「シレンの洞窟ではご一緒させていただきますが、

    明日の呪文、戦闘の調整はリリィさんとは出来ないと思うのですが

    そこのところどうでしょうか」

リリィ 「そうだな。僕は一切呪文は使わないから、

    キミに教えられるのは身のこなしくらいだな。

    それでもラッキィでも悪くはないし。

    夜に、戦闘のフォーメーションの確認だけして終わろうか」

レディ「そうですね、分かりました。では」

リリィ 「おう」


…………。


リリィ「あ、終わってたの忘れてた」



ラッキィ「よし、昼寝よ」

ハイド 「よし、昼寝よ」

リリィ  「よし、昼寝よ」




Where makes a goal ? 短編日常編① †Five


作戦会議etc End



Where makes a goal ? 短編日常編① †Four


3正体


リリィ  「エアリス・ナギ?」

ラッキィ「あぁ、聞いたことないか?」

リリィ  「勿論あるさ。にしてもこんな小さい子だったのかぁ。

      随分と可憐だとは聞いていたけど、

      まさかこんな年で王女をやっていたなんて

ナギ  「はい」

ハイド 「けっ……」

ラッキィ「で、コイツらは何だ」

ナギ  「えぇ、紹介いたしましょう。

      隣国であり姉妹都市、トリントの王女達です。

      城に住む女性は幼い頃はこうして

      魔法騎士の様な服を着るのです」

ラッキィ「ふぅん」

ナギ  「さぁ」


3人は黙りこくっている。


スーィ 「ねぇ、普通はお姉ちゃんからでしょう?」

???「は?アンタからすれば」


ったく口のわりぃガキだこと。これでも女かよ……。

「しょうがないなぁもぅ」と言いたいばりの大きな溜息を吐き、

やおら口を開いたのはスーィだった。


スーィ 「はいこんにちは。今日はわざわざこんな遠い城まで

     来ていただいて誠にありがとうございます」

ラッキィ「 (lll ゜-゜) 」

スーィ 「私の名前は、トリントロム・スウィーニーと申します。

      年は7才です」

ラッキィ「スーィじゃないのか」

スーィ 「スーィは呼称でございます。

     宜しければそちらでお呼び頂けると幸いです。

     得意とする武器は、ラッキィさんと同じ、ツインブレードです!」


と、瞬時に鯉口を斬ると、スーィは自慢気にスイスイと双剣を振り回し、

型を見せてその場に礼をした。

城の者達は思わず、「おぉ~……」と感嘆の声を漏らした。


ナギ  「素晴らしい挨拶ですわね」

ラッキィ「中々やるじゃん?」

スーィ 「へへん」


してやったりと。くりくりの眼を思いっきり輝かせ

綺麗なピンクのツインテールを、

肩甲骨辺りまで伸ばしたした少女は自己紹介を終えた。

装備は白いワンピースの様な服の上に蒼いマントを首につけた「旅人の服」に、振り回しやすい小さいサイズにつくられた、《トリントロム・ブレイズ》。柄のところにトリントロムの紋章がついているのがサインだろう。


スーィ「じゃ、次は妹のです」

レディ「私はトリントロム・レディッギー。レディと呼ばれているわ。

     主に武器は杖と鞭、魔法の系統はバッドステータス魔法が得意よ。

     攻撃系は並みまでは使えるんだけど、

     威力はまだ未完成ってところね。

     使えない訳じゃないからまぁ注文があれば」


少し見栄っ張りでプライドが高そうな末っ子、トリントロム・レディッギー

とても覚えづらい名前だ。碧いおかっぱに、表情の出ないどこか暗い顔が似合っており、紫色の細い二段階ワンピースに、長くてずるずると引きずる黒いマントがまたノーブルで、とてもエレガントで大人な印象を与える6才だった。(6才!?)

自分の身長を同じくらい(100cmくらいか?の大きな杖、《トリントロム・ステッキ》を背に掛けている。6才の子でも持てるのならば、特殊な軽量化加工でもしてあるのだろう。


ナギ  「次は長女のです。さぁ」

???「ちっ」


意地でもしたくなさそうな感じだ。


ラッキィ「こっちゃぁ待ってる。ルールとマナーは違ぇんだぜ」

???「わ、分かったよ」


ツイッギー「アタシはツイッギー。トリントロム・ツイッギーよ。

       イギーと呼ばれているわ。ダサ。

       得意なのは両手剣《クレイモア》よ。

       まぁ、斬撃のフォームは手馴れたものね。

       今回はダリィケド、ちょくちょくアンタの手も

       借りてあげてもいいわね。邪魔だけど」


赤いハイツインテールに長い前髪から露見する細い目つきは、なんともリッチという印象を醸し出している。ツイッギーは、スウィーニーと同じ格好に、肩当て、ミディアムガントレット、スパイクレガースと、戦士の様な格好だった。背に掛けている、《トリントロム・クレイモア》。これも中々大きい。8才の少女が振り回せるのなら、これも同じく軽量化加工されたものなのだろう。


身長はそれぞれ

ツイッギー :131cm

スウィーニー:122cm

レディッギー:115cm


ラッキィ「ぶっ殺すぞ」

イギー 「え?;;」

ラッキィ「大方これからシレンの洞窟にでもいくんだろ。あるあるだぜ。

     そこでオレの助けを『借りてやらんでもない』だと?

     抜かすな野垂れ死ねカス」

イギー 「う、……ぅっせーょ」

ナギ  「ラッキィ、それは……」

ラッキィ「幾らなんでもはいそうですかって引き下がれるかよ。

     おいナギ。オレとコイツを一緒に行かせろ」


ナギエスト城「――えっ?」


ラッキィ「冒険者の意地ってヤツだ。理解しろ」

大臣  「し、しかし、幾ら腕の立つものとはいえ、

     いざ拝見してみればこんな少年だとは……。

     だ、大臣はこんなものに任せられはせんぞ!」

ラッキィ「ナァ、温室育ちのガキがなんでこんなクズか知ってっか?」

周り  「ざわざわ……」

ラッキィ「テメェらがそうやって甘やかすからだよ。コイツぁ悪くねんだよ」

リリィ  「そうか。それは確かに、

      教育者に問題があれば、否定は出来んだろうな」
ラッキィ「エキセントリックなヤツ程、
すげぇのって居ない?

     それがオレだとしたら?何としてでもイギーを別人にしてやる。

     まぁ、こんなオレに身を委ねるかどうかなんざは

     アンタら次第だがな」

ナギ  「任せましょう」

ラッキィ「さっすが」
大臣  「え…」

ナギ  「では、話は早いでしょう。これからラッキィ達には、

      この子達のシレンの洞窟の子守をやっていただきたいのです。

      城の兵士と共に行き、考えさせるのもなんですが、

      ラッキィ達の知恵を与えてくだされば

      より一層良いシレンになるのではないかと思いまして」
ラッキィ「まぁ、暇つぶしにはいんじゃん」

リリィ  「あぁ」

ハイド 「ラッキィの幼馴染じゃ、断れないし」

ラッキィ「出発は明日だな?30分後参謀室で作戦会議だ」

リリィ  「指示早。ってかラッキィが仕切っていいのかぁ?w」



Where makes a goal ? 短編日常編① †Four



3人の正体 End



Where makes a goal ? 短編日常編① †Three


謎の



ラッキィ「そうだ紹介が遅れたね」

老人  「そうじゃ、ワシはこの城に仕える道案内人、ダーロと言う」

ハイド 「ヨロシクね、ダーロ」

ダーロ 「おぉおぉ可愛い嬢ちゃんじゃのう」

ハイド 「え、いえいえそんな…」

ラッキィ「おい」

ダーロ 「ももう行こうか」

ラッキィ「コイツジジィのクセに若い女に目が無いんだよなぁ」

リリィ  「ラッキィだってずっとそうだろうけどな」

ラッキィ「まぁ~、かもな」

ハイド 「おい」

ラッキィ「はい」


ダーロは地下と数階は口頭で説明した。

地下2階は兵士の訓練場、地下1階は武器庫となっている。

魔法の実験も地下2階で行われている。

1階は廊下だけで構成されていて、ただ階段があるだけで、壁には沢山の依頼(クエスト)が貼られていた。その依頼にサインをし、四角にチェックを入れて依頼完了となる。その数が多い者が成績が上となり、昇格が可能だ。

2階は全て図書館となっている。本の数は、歴史書が圧倒的に多いが、認められた(通行証を持っている)者だけが立ち入るところには、多岐に渡る数多の魔道書などもあるらしい。因みにラッキィとその御一行は、ダーロと一緒ならばいつでも入っていいと言っていた。

3階はエントランスで、パーティなどを行う際に使う大広間となっている。何かを開く目的以外の日常では、普段は兵士の憩いの場となる。

4階には多目的室が沢山ある。謁見の間、参謀室、講義室など


ダーロ 「以上じゃ」

ラッキィ「異常じゃ」

ダーロ 「むん?」

ラッキィ「っかしーだろ!そんなに小せぇかぁ?この城」

ダーロ 「いん゛や?まだまだあるぞい?」

ラッキィ「連れてけよ」

ダーロ 「下手に歩くと危険じゃここは」

ラッキィ「下手に歩く訳だよ、だってお前居るし」

ダーロ 「ワシは~、その~」

ラッキィ「んー?」

ダーロ 「もう覚えとらん」

リリィ  「えっ」

ハイド 「わからないの!?」

ラッキィ「テメェの存在価値なしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダーロ 「あ、王室への道は完璧ですぞい!」

ラッキィ「どーせナギのこと覗き見てんだろ」

ダーロ 「ぎくり。」

ラッキィ「それは分かる。」

ダーロ 「おぉ!!!!!アンタさんも成長したのう」

リリィ  「なんだコイツら」

ハイド 「ま、まぁ、王(仮)に挨拶しなきゃいけないし?」

リリィ  「ん?待て待て。お前ら別にBL趣味とかないよなぁ?」

ラッキィ「当たり前だろ」

リリィ  「じゃぁ、やっぱりここの王(仮)って、女性なのか?」

ラッキィ「そうだよ!」

リリィ  「へぇ~、なんだかさっきから

      つっかかってるなぁと思ってたら、そこか」

ハイド 「女王様って珍しいわね!可愛いの?早く見たい!」

ラッキィ「お前よりは可愛くねぇよ」

ハイド 「え、え?」

リリィ  「またまたぁ~」

ラッキィ「俺も久し振りに会いたいし、ジジィ、早く行こうぜぇ!」

ダーロ 「おっけいじゃ!」

ハイド 「もぅ……///


ダーロの道案内で唯ひたすらに道順に目指す。

鎖式エレヴェーターで10階まで昇っていき、

迷路のようなとても複雑な道をくねくねと行った。

5~9階の内容を完全に忘れていたダーロは、

この迷路を一回も間違えることなく抜けた。変態もたまには役立つ。

そんな時だった。

王室の扉の前にある3(たる)の中から声が聞こえる。


???「おい、バレてねぇよな?」

???「さ、さぁ……」

???「何をバカげたこと言っているの。

     声を出している時点で見つかってるに決まってるわ」

???「あ!?お前何だよ!」


『ガシャン!!!』


突如樽から姿を現した子どもが、最後に喋った樽に飛びついてぶち壊した!


???「何するの」

???「けっ!」

???「あ」

???「ん、あ?何だよアンタら、変態ロリコンジジィも一緒じゃん」

???「ちょ、それは可哀想よ……ごめんなさい」

ダーロ 「……;;」

ラッキィ「コイツぅ……」


『ばっしぃぃぃん!!!!!!!!!!!!!』


ラッキィは物凄い形相で、威張っていた子どもにビンタを喰らわせた。

子どもはぶっ飛んでいき、数メートル先の壁に打ちつけられた。


ハイド 「ら、ラッキィ!」

リリィ  「おい、幾らなんでもお前!」

ダーロ 「おお、王女様……」

ハイド 「王女様っ!?」

ラッキィ「あぁそうだ。オレが殴ったガキは王女だ。しかもここのじゃねぇ」

ダーロ 「これは大問題になりおうぞ……」

リリィ  「一国の子どもを」

ラッキィ「何言ってんだよ、オレが絶対ぇなんとかしてやるって」


3人の子どもはまだびっくりしている。


???「大丈夫ですよ。それに、いつもお姉ちゃん言い過ぎなんです」

???「っるせーよ!!」


長女らしき、ラッキィがビンタをした子どもは王室へ駆けていった。


???「因果応報とか、言うヤツですよ」


一番小さな、頭のキレそうな子どもはニヤリと一言吐き捨てて後に続いた。


???「いつもすいませんダーロさん。私達が何も出来なくて……」

ダーロ 「いんじゃよスーィ、おまいさんはいつも頑張ってるよ」

スーィ 「うん……」


と、スーィといった子も行った。


ラッキィ「ダーロ、あいつらは何処のガキだ。ナギの子どもではないし」

ダーロ 「ん゛、ん~……」

リリィ  「取り敢えず、王室に行こう。どうせ挨拶するんだし、

      アイツらとはまだ自己紹介もしてないぜ」

ハイド 「そうね」


嫌な雰囲気で、王室の扉を開けた。


『ギギギ……』


???「や、やぁ、ラッキィ……」

ラッキィ「うん」

???「会いたかったよぉ」


茶髪が映えるその可憐な女性は、

ラッキィにゆっくり近づき、会うなり抱き締めた。


ラッキィ「あぁ、ん……ナギ――」

ナギ  「ラッキィ……」

ハイド 「……」

リリィ  「なんか、お母さんみたいだな」


包容力のある胸に、オレは身を委ねた。

思ったよりも女らしくなってて、正直言って本心から甘えた。

会うのはもう、2年ぶりだからな。

人って、この時期になるとたったの2年で別人に変わったりするよな。


ナギ 「あの頃は可愛かったのに、今ではこんなにカッコよくなって……」


とても愛おしい物を見る目で、少し誘惑しているようにも思えた。

その妖艶で妖しい目つきに、ラッキィは当然、

リリィもろとも仕えている男性諸君は心がとろけてしまったようだ。

ハイドには分かった。
ナギラッキィの顔を両手で掴んだと思うと、迷わず口づけを交わした


ハイド 「くっ、ぅ........」


ハイドの胸はとても痛んだが、ラッキィはそれどころではなかった。

ラッキィ (何だよこれ、頭がとってもクラクラする……)
ナギ  「ラッキィ、目がやらしいわよ」

ラッキィ「はっ」


気付いた時には遅かった。ハイドはその場に泣き崩れていた

でも、これは反則だろ。

ラッキィ「いいきなり、何のつもりだよ…」

ナギ  「でも、我慢出来なくて…」

ラッキィ「あーもー、訳わかんねぇよぉ」

ナギ  「ごめんね」

リリィ  「ん゛ん゛っ」

ナギ  「あ、そうね。紹介しないと」


まるでオレ以外見ていなかったかの様な言い方だった。

そして城の者がラッキィ達の前に並んだ。


リリィ 「僕の名前はローザス・リリィです。

     去年からラッキィこの子に出会って、一緒に旅をしています。

     で、この子がシュトラトス・ハイド。女の子だけど、

     去年の悪魔狩りで優勝した腕を持つんだ。

     中々戦闘に長けていてね、見た目よりもすごいんだよ。

     まぁ、今は女の子らしいから、優しく接してあげて欲しい


ハイドはリリィにしがみついて、顔を下げている。

ハイドはラッキィと近くに居たくないのか、

必然的にリリィとラッキィの間に距離が生じ、違和感が尋常じゃない。
勿論(ハイド)(リリィ)          (ラッキィ)となっている訳だが。



リリィ  「おい、ラッキィ」

ラッキィ「ん、あぁ。オレはレイン・ザ・ラッキィ。まぁ、知ってるだろ?」

スーィ 「えーっ!やっぱりアナタ達って、

      センチあー、tぁーズなのね!?」
???「センチピード・ブレイヴァーズね」

ラッキィ「なんだ、知ってんのか」

スーィ 「うん!ハイドちゃんはすごいよね!

     女の子なのに悪魔と戦ったんでしょう!?

     ズバズバっと、カッコイイ!アタシ将来ハイドちゃんみたくなる!」

ハイド 「うん、ありがと…」


純粋な子どもっていいとラッキィは思った。

思ったこと素直に口に出せるっていいなと。

とまぁそれはリリィオレを見るような目なんだとも思えたけど。


ナギ「では、私達の方ね」


自己紹介はあちらへと移った。


ナギ「私は、エアリス・ナギ。19歳にして、

    本国の女王を務めさせていただいております。

    そこのラッキィとは、幼馴染です」


リリィとハイドは、やっぱりか、と目配せした。


ラッキィ「で、そこの3人娘は何だ?」



Where makes a goal ? 短編日常編① †Three


謎の三つ子 End






Where makes a goal ? 短編日常編① †Two


ナギエスト城へ



ラッキィがシャワーに入っている、その時リリィは細かいことに感動していた。

武具の状態がとても良かったのだ。

それは冒険者としては基本に思えるかもしれないが、

これはとても面倒くさいことで、サボってしまう冒険者はかなり多い。

それ以前に、手入れの仕方が分からない者も多い

剣の柄、刃は勿論、装飾の宝石までグリスを使って磨かれていた。

剣先にかけて設置面まで、艶かしく油を塗ったように

四方八方の光を跳ね返している。廃墟から見つけたとは思えない。

「レザーアーマー」は普通だったが、状態は良かったと思う。

普段は唯のガキのクセに、冒険のことになるとプロさえも驚く知識でその上をいく。たったの2年でどれだけの勉強をしたのだろう。

それに、どんなにすごい先生に習ったのだろう?

ラッキィを見る目が少し変わったかも


ラッキィ「あーーーーっ!気持ちかったぁ!!!!!」

ハイド 「きゃぁっ!!!///」

ラッキィ「あ、みんな居たの忘れてた」

リリィ  「ちょ、おまっ!」


全裸で出てきやがったぞコイツ!


リリィ  「てか一人でもそんなこと言ってるのかよ」

ラッキィ「気持ちは声に出すことでより一層豊かになるんだよ」

リリィ  「取り敢えず、履け!」

ラッキィ「何を」

リリィ  「パ ・ ン ・ ツ!!!!!!」


さっきの言葉返せ。


ラッキィ「ははっ、リリィがパ ・ ン ・ ツ!!!!!だってwww」

リリィ  「うるせぇぇ!!!!!!!」


やっぱりそっちではまだガキなのね。(^p^)




みんなの支度が終わって、ホテルを出ることにした。

結局勝手に部屋に入ってしまったが、

(リリィが宿嬢に報告するのを忘れていた)

迷惑は掛からなかったようだ。

自称:王と知り合いの力もあって、料金は発生しなかった。


リリィ  「これはナギエスト城への招待証にもなるから、持って行こう」

ハイド 「しかし汚い字だよねぇ……」

ラッキィ「コイツぁ昔から字が汚いんだ。オレよりもな!」

リリィ  「なぁ、さっきから疑問に思っていたんだが、

     ラッキィはその、王(仮)とは知り合いなのか?

     それに、昔からって言うくらいだから、それも小さい頃から?」

ラッキィ「ふふん」

ハイド 「まだ言ってくれないのね。しかもさっき元カレとか言ってたけど」

ラッキィ「( ゜__゜) ♪~」

リリィ  「まぁ、行けば解るんだし。早く行こうぜ;;」


ホテルからナギエスト城へは近かった。とても広い街なのだが、

冒険者が城へ立ち入り易いように隣接されたらしい。


歩く度にみんなの装備が「ガチャガチャ」と音を立てるのが、

最も冒険者らしかった。


ラッキィ「なんかぁ、オレ達も変わったよねぇ」

リリィ  「何がだ?」

ラッキィ「前なんて、オレとハイドは私服だったし、

     冒険者っていうか盗賊っぽいって結構言われてたじゃん。

     まぁオレとハイドの「名前」でやっと列記とした、

     って見られてたけど、今はこんなに堂々と冒険者らしく

     装備の音立ててさ、オレ達サイコーにカッコイイよ!」

ハイド 「……そうねぇ」

リリィ  「お前等も成長したな」


ラッキィの純粋な言葉は、意外にもリリィには響いた。

思ったこと素直に言えるって、いいよな。


ラッキィ「ハイドなんて、肩パッドにマントだぜ!?ななんかすげぇ……」

ハイド 「何をそんなに感動してるのよw」

リリィ  「まぁ、確かに風格っていうか、今まではお遊びって感じだったかな」

ラッキィ「これでやっとガチ勢だぜぇww」


とか昔の話をしている内に城に着いた。


ラッキィ「開けてくれい」

門番兵「ヤダ」

ラッキィ「何でよ」

門番兵「アレ見せて」

ラッキィ「ちょ、ちょっとだけよぉ……///

人  「!?!?!」


リリィとハイドに戦慄が走った。一体何を!?


といってラッキィはさっきの招待証をちらっと見せた。


ラッキィ「はい///

門番兵「お、おぉ……と、通れ」


お前らなんなんだよwwwwwwwww



ラッキィ「ん?どうかしたか?」

リリィ  「い、いやぁ別に?」

ハイド 「あーもーっ」

門番兵「しかしラッキィもよく覚えてたね」


え!?リリィとハイドには状況を整理出来ていない。


リリィ  「やっぱり知り合いなのかぁ!」

ラッキィ「まぁな~。さ、行こ」

ハイド 「むむむ……。」


そんなやり取りをし、

2階部分まで城の階段を登り、やっと中へと入っていった。


当たり前のことだが、中はとても広かった。

しかし、ナギエスト城へ他国が進撃してきても、真核を突かれないようにと城全体が迷路のようになっている。今でもそこらをキョロキョロしている新兵が5名程いる。


リリィ  「しっかしとんでもない造りだなぁ」

ハイド 「兵が迷ってどうするのよ」

ラッキィ「こういう時はな、」


と言ってラッキィは、そばの壁に掛けてあった鈴を鳴らした。

すると上から声が聞こえてきた!


???「はいは~~い!どちらさんじゃのう!」


なんと上からこの階へと続く長い螺旋階段の手すりに乗って滑り降りてくる老人が!


老人「うおお!止まれんぞい!これは止まれんぞい!」

ラッキィ「っ!!!」


ラッキィは受け止めっ!……るフリをしてそのまま見捨てた。

勿論老人は空中で一回転し頭から落ちた。


リリィ  「おわ!」

ハイド 「痛ったぁぁ」

ラッキィ「わぁぁぁっはっはっは、あっはっはっはwwwwwwww」

老人  「ったくもう、どこぞの不親切さんじゃが、

     っおぉ!!!これはラッキィ殿!こんなバカなことするヤツぁ

     アンタしか居ないと思っていたわい!」

ラッキィ「んあぁそうそう。でな、いつも通り城の案内をしてほしい」

老人  「アンタさんもいい加減覚えなさいなぁ。とまぁワシも――」

ラッキィ「あん?」

老人  「……最近運が良くのう、じゃんけん大会で優勝したんじゃよぉ」

ラッキィ「ぶっ、へ、へぇ~」

老人  「ほ、ほぉ~う;;」


何を隠しているんだコイツらは。


ラッキィ「じゃ、ヨロシクな」

老人  「任せなはれ」


兎に角この謎の老人に着いていくこととなった。




Where makes a goal ? 短編日常編① †Two


ナギエスト城へ End








いつも小説が変なんですよ

設置してないところに文字があったりしてね?読者さんからしたらもう意味不明じゃないですか。

困りますねぃww

この問題にはもう2年くらい悩んでますよ
でも直し方わかんないんですよねぇー
何回かコピペしてまた直すんですけどダメだったり腹立ちますね

依然として、解決はできないままで、あります



iPhoneからの投稿

Where makes a goal ? †短編日常編①


オトメノココロ †One



その宿は、白いレンガ製だった。

大きさの参考としては、

超高層プリンスホテルを上下半分にし、隣にくっつけたような広さだ。

そして尚、ナギエスト最大級だ。

自然に恵まれているナギエストととしては、近くにある大きな川から引っ張ってきた、源泉の綺麗な水のシャワーが世界でも有名となっている。

去年の『この宿がすごい!ホテル世界番付け108!』という冒険者にとっても人気のある雑誌で、世界第5位を獲得している。その賞状がガラスケースに飾られているのがロビーに見えた。

宿屋に行くついでに街をさらっと見回った後、

二人はシャワーに飛び込んだ!


ラッキィ「リリィ予約しとけー!」

ハイド 「あっ、待ってよ!」

リリィ  「……はぁ~ったくよぉ」


二人共行っちまったぜ。やれやれ、本当は僕も気持ち悪いってのによ。


宿嬢「お泊りですか?」

リリィ「あ、あぁいや、今日はね、シャワーだけ借りに来たんだけど、

    城の使いからこれを貰っててさ、使えるかな」

宿嬢「これ?……うっ、申し訳ないのですが、

    とても乱雑な文字の列ですね……。

    このクソキタネェ字は間違いなく正真正銘の王(仮)の字ですね」

リリィ「これが使えるのかよwww」

宿嬢「えぇ、有効でございます。では、現在お貸し出来る部屋は……」

リリィ「っても、もう行ったけど」

宿嬢「あ、あらぁ;;」

リリィ「じゃぁ、あの二人が入った部屋を見てきます」

宿嬢「えぇありがとうございます;;」


とはいっても、あの二人はそんなこと知らないのだろうけど。


この大きな宿屋であの二人を見つけるなんて、出来るのか?

ただ、二人のことだから、どうせ一番近い部屋に入ったんだろうけど。

とりあえず1~10階までは満員なので、って、

……どんだけ客入ってんだよ。

じゃぁ11階まで鎖式エレヴェーターで――


???「やぁったあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」


なななんだ!?

9階に着いた瞬間上の方から叫び声が上がった。何だか嬉しそうだけど。

とりあえず14階くらいかな?そこで降りて、

聞き慣れている声に向かって走っていくと、やはりいつもの人だった。


ハイド 「どうしたのよラッキィ、突然大声なんて上げて喜んじゃってさぁ」

リリィ  「こんだけ広いってのに、探すのに苦労しなくて助かったけどな」

ハイド 「リリィ!この階全部に聞こえていたのね……」

リリィ  「僕は9階から聞いたぞ」

ハイド 「Σ(゜Д゜)」

ラッキィ「見ろよ二人ともー!」

リリィ  「何だよ」

ラッキィ「この宿はな?世界人気第5位を誇る宿なんだぜ?

      知らなかっただろ!」

ハイド 「せ、世界?……えーっ!!!!!!!!!」

リリィ  「僕は知っていたけどね。っで、

      その源泉の綺麗な水のシャワーが有名なんだろう?」

ラッキィ「ふふんっ、そこまではニワカ厨の知識で足りるぜ」

リリィ  「何っ!?」

ラッキィ「この宿はなぁ、西側から水が着てるんだよ。

     でな?この建物の高さからしてぇ、

     ここは14階だろ?実は最上階15階はシャワーが無いんだ!」

ハイド  「え、そうなのぉぉぉぉ!?!?!?!?」

ラッキィ「だから、ここが一番新しくて気持ちい水が出るって訳よ!」

リリィ  「そんなぁ……そんな攻略、雑誌には書いてなかったぞ!」

ハイド 「じ、じゃぁ、何でラッキィは知ってるの?」

ラッキィ「それは、もうすぐ知ることになるぜ」


ラッキィは意味深なことを言って、14階の一番西の部屋に入っていった。

その話を聞いては、二人もそこのシャワーに入りたいだろう。

しかし、シャワーは一部屋につき一つしか設置されていないのだ。

が、ハイドは迷わず同じ部屋に入っていった!

リリィは考える。そこは二人の邪魔をしない方が良いのだろうと。

同じ部屋で二人が何をしているかなんかは分からないが、

そこはあえて触れないでおこう。だからつまり、


リリィ「僕も入ろう……」


夏の雨は、鬼畜だった。


ラッキィ「で、なぁんでお前らもいんだよ」

ハイド 「だってぇ」

リリィ  「旅先で色んなことを経験するのは、大事なことだぞラッキィ」

ラッキィ「はぁ、まぁ、いいけど。ハイド、先に入れよ」

ハイド 「え?いいの?」

ラッキィ「武器の手入れをしたら手が汚れるから、

      オレがやっておくよ。だから先に入っておけと言っているの」

ハイド 「ラッキィ、……ありがとう。じゃ、お先に」


『バタンッ』


ハイドはマントやら大体の装備を外して、

薄着程度でシャワールームに入っていった。


リリィ  「お前も割と優男なのね」

ラッキィ「え、そうかなぁ。オレは単純に武器をだな」

リリィ  「へぇ、ラッキィにはして珍しいじゃないか」

ラッキィ「生憎、あいつには下心はないんでね」

リリィ  「お前それが本当の優男と言ってな?そして尚、オニブだ!」

ラッキィ「オニブ!?なんか旨そうな料理だな!」

リリィ  「wwwwwwwww」


ハイドは冷たいシャワーを浴びているところだった。


ハイド「ひぃー、ちめたぃ」


でも、掻いた汗とベタベタの雨が流れるのは、気持ちが良かった。


ハイド「あら?……」


出たよ、女の子の悩みだ。発育期真っ盛りのハイドは、

最近急激に大きくなる胸を気にしていた。

周りの女の子より活発に動き、

疲れて早く寝ているハイドはとても健康体だった。

だから尚更だった。だからシャワーを浴びるときに、下乳が(ry


ハイド「もぅ、こんなに要らないのにぃ……///


人それぞれ、要る人と要らない人が割れる問題だった。


ラッキィ「ハイドー何してんだー?」

ハイド 「きゃぁっ!」

ラッキィ「え!?何だ何だ!!」

ハイド 「やーもー近づかないでー!」


扉越しなのになんだかヤダわぁーっ


ラッキィ「あぁ、なんかごめん」

ハイド 「……///


思春期なのは、私だけなのね。


リリィ  「何やってんだよ」

ラッキィ「い、いや分からん」

リリィ  「何か一人でしてたんじゃないのかぁ?」

ラッキィ「リリィっていうのはなぁ、こう見えてクソ変態だよな」

リリィ  「え?天才の間違いだろ」

ラッキィ「お前この数ヶ月で何があった


少しして、ハイドがタオルにくるまって上がってきた。


ラッキィ「うわっほぅ!!!!!↑↑」

ハイド 「え、え……///

ラッキィ「あ、つい」


そんなこともねぇじゃん!!



ラッキィ「それでだな、ハイド。この『エルメキル・ランス』は、

     とても繊細なつくりをしているんだ。だから返り血が着いたら

     6時間以内にふき取るのがベストだ。

     鞘に収める時に一回ずつ振り払うのもベターだな」

ハイド 「へぇ~」


エルメキル・ランス:魔法の精神体で構成された、二本の小さい双槍。魔法攻撃型クラスを一度暫く経験したことがあれば、メンタルとのリンクで扱いやすくなる。武器攻撃型クラスも経験したハイドには、近接武器の基本が出来ているので、とても向いている。


ラッキィ「先の方を削っておいたから、後は魔法で包んでやってくれ」

ハイド 「ラッキィの知識ったらすごいのねぇ」

ラッキィ「ありがと、まぁ好きなものが天職だなんて、

     それがまず恵まれてるだけだけどな」

ハイド 「好きを仕事にするって、ステキね」

ラッキィ「まぐれだろ。名の通り、好きなことしてただけだって」


ラッキィは、つい最近廃墟街に出来たダンジョンの最下層(勝手に出来ていた)で手に入れたばかりの『ラージェスト・シャムシール』の鞘を磨きながら、刃先に見惚れていた。

そこらの万事屋で安く買った『レザーアーマー』を乾かして。


ハイド 「ラッキィって、やっぱり変わったよね」

ラッキィ「ん?」

ハイド 「ちゃんと鎧を着るようになったし、

      冒険の勉強も前よりも沢山沢山してるし、

      冒険熱心になって輝いてて、なんか、

      すっごいかっこよくなったよ……///

ラッキィ「そ、そんな、それくらいだろ?変わったなんて大袈裟なさw」

ハイド 「でも、もっと頼りになって、お兄ちゃんみたいな存在」

ラッキィ「そこまで言われると、なんだか照れるなぁ」

ハイド 「へへっ」


でも、そんなこと言われてもあんまり心に響いて無さそうよ、今のあなたは。やっぱり変わったんだわ。私なんか、相手になんかならないくらい、強く、逞しくなったのよ。嬉しい反面、どこか寂しいわ。


リリィ  「上がったぞ~ラッキィ」

ラッキィ「おう、やっとオレだぜぇ~」


と、ラッキィはパンツまでここで脱いでシャワーに向かった。


ハイド「ひぃっ!!!!!」


全く、なんなのよ……。

さっきの言葉、

返しなさいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!


リリィ「所詮15歳、されど15歳、か」




Where makes a goal ? †短編日常編



オトメノココロ End