試合日(日本時間):2月27日 21:30
両チームのフォーメーションは写真の通りです。
第26節時点でマンチェスターCは1位、ウェストハムは4位といった上位対決でした。
<前半>
11:35 ギュンドーアン8の1stタッチ
→このシーンはギュンドーアンのうまさが詰まっているシーンだと思った。1stタッチで相手3人の届かない位置にボールを置いていて素晴らしいと思った。
29:05 デブライネ17→ディアス3のヘッド
→このシーンはマンチェスターCの先制点の場面。デブライネの逆足でのアーリークロスは本当にバケモンだった。PA内にはディアス3とストーンズ5のヘディングに強い2人がいたからデブライネはクロスをあげたんだと思う。ほんとうに素晴らしい選手だということを改めて感じることができたいい得点シーンだった。
38:20 クレスウェル3(ロングフィード)→ツァウファル5→リンガード11→アントニオ30
→いい連携からチャンスを演出したウェストハム。だんだんと流れが良くなった。
42:35 リンガード11→フォルナルス18→ツァアファル5(クロス)→フォルナルス18→アントニオ30
→このゴールシーンはウェストハムの練習どおりのゴールだったと思う。マンチェスターCのジンチェンコ11がインサイドに入ってきて空いたスペースをうまく使えた。素晴らしい連携、ゴール。
<前半の総括>
マンチェスターC
・ジンチェンコのボールの置き方◎
・デブライネ、ギュンドーアンのハーフスペースの活用、フリーで受ける動き。
・ディアス、ストーンズのビルドアップ。相手がプレッシャーに来ていない時の運び出し◎
ウェストハム
・得点シーンの崩し◎
・守備フォーメーションの可変◎
・リンガードの顔出し、ボール運び、パス◎
・ディオップの足元不安定。
<後半>
55:17 アントニオ30のボールキープからパス
→一試合通してアントニオ30の体の強さが効いていた。キープしてからのパスは見事だった。
67:15 ジンチェンコ11→デブライネ17→ジンチェンコ11→マフレズ26(しかけ、パス)→ストーンズ5(シュート、ゴール)
→この得点シーンは前半仕掛けられなかったマフレズ26がフリーでドリブルを仕掛けられたことが大きかったと思う。またストーンズ5の立ち位置も、マフレズ26から見える絶妙の位置に立っていて素晴らしかった。
76:29 ストーンズ5 相手のベクトルの逆をつきパス
→このシーンは個人的にとても好きなシーン。ストーンズ5が前からプレスに来たアントニオ30のベクトルの逆をつきパスをするシーン。一見普通そうに見えるが、高レベルな技術が詰まっている。
84:45 ライス41のボール奪取
→ドリブルしてきたジェズス9のドリブルコースに入り体を当ててノーファールでうまくボールを奪取したシーン。サッカーをやっている人たちに是非見てもらいたいシーンだ。
<後半の総括>
マンチェスターC
・マフレズが機能してきた。
・フェルナンジーニョの立ち位置、配球
・ワンタッチでテンポを上げる、相手の目線をずらす◎
ウェストハム
・守備対人の強さ◎
・リンガードのボール運び、チャンスメイク
・プラスに行くところと行かないところの判断の共通意識◎
<試合全体の総括>
マンチェスターC
・サイドバックとインサイドハーフのロールが素晴らしい。
・偽サイドバックの機能◎
・相手の開けたスペースにパスを出し、有効的なビルドアップ
・パスの質、精度、速さ、全員が全てトップレベル
ウェストハム
・パス精度に問題点。
・プレッシャーにこられた時のミスが多い。
・リンガードの働き。ボール運び、チャンスメイク◎
・アントニオの体の当て方。強さ。
・マンチェスターCに対しての5バックでの守備は良い。が、センターバックとサイドバックの間のドリブル突破には弱い。
やはり、マンチェスターCは見ていてとても面白いサッカーをしていた。本当に穴がない。特に、両サイドバック、ジンチェンコ、ウォーカー、両インサイドハーフ、デブライネ、ギュンドーアンにはこれからも注目して見ていきたい。ウェストハムもアントニオ、リンガードのコンビはとても脅威だった。どんなコンビになるのかこれからが楽しみ。
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