今日は
共済組合主催のメンタルヘルスセミナーに参加してきました
もともとのお目当ては…
提供されるお昼ごはんの「ホテル料理の試食」
フォークとナイフでいただく準備万端にしてたのに
出てきたのは…
なんとお弁当でした
割り箸で食べました 笑
でも
期待してなかったセミナーの内容が
めちゃよかった
講義をしてくださったのは
信貴山病院 院長の平尾文雄Dr.
鬱の傾向とか適応障害とかの話でした
日本って
先進国のなかでもめちゃくちゃ交通事故が少なくて安全な国って言われてるんだけど
自殺率が異常に高いみたい
一般的には
安全な国=安心な国っていうセオリーがあるらしく
安全な国は自殺率も共に低いみたいなんだけどね
日本はたくさんの人がストレスを抱えながら
安心安全を達成するためにストレスフルで働いてる
みたいな
本末転倒なことになってるみたいですよ
「過労死」って言葉あるやん
これ、英語でなんていうか知ってる
答えは…
「karoushi」
そのまま、カロウシっていうのが英語になってるらしい
「納豆」が「natto」であるみたいに
過労で死ぬっていう文化は日本独特のものなんて悲しすぎる
講義の中でマインドフルネス瞑想の話をしてくださったのですが
いまの皆さんは、今ここを意識することがほとんどないんだと思うんです
だいたい「マインドワンダリング」つまり、今ここ以外の、未来や過去や周りの空気とかに意識が向いてる
でも、ストレスを溜めないためには
「今ここにいる自分」に気づくことが大切なんですね
と、何度もおっしゃってました
Dr.が精神の分野のことを専門に研究を始めたころは
まだこの分野は未開発で
ストレスフルでしんどいっていう症状の人って
ただ根気のない人っていうレッテルを貼られるたけの恥ずかしい存在っていう社会認識だったのが
約20年で
あまりしんどいなら心療内科に診てもらった方がいいよ?
っていう会話がふつうにできる社会になりました
ともおっしゃってました
自分を大切にして
しんどい自分を見ぬふりせず
我慢せずに早めに対処すれば
鬱は完治する病気です
ともおっしゃってました
仕事の一環で
まさか「今ここ」が大事なんて話を聞けるなんて
今ここにいる自分に気づくこと
それを毎日意識すること
(毎瞬、とはいってませんでしたけど)
一瞬眠くなりかけてた講義でしたけど
メッチャ目が覚めた
「心の持ち方で大切なこと」を楽しく話すのが大好きなんだなー
と感じさせてくれる素晴らしいDr.でした
また他の話もきいてみたい
ではまた