家を建てたら犬を飼いたいなぁと思ってたけれど、
3年たっても決心できないまま過ぎてきました。
仕事してるし、ちゃんとお世話できるのか?
飼えない理由ばかりを探していたような気がするな。。。
そして一番の理由は、小学生の時に飼った、
『ミリー』という雑種の犬のこと。
自分で面倒をみるからと両親に頼んで飼ったのに、
中学生の頃には、ほぼ母親任せになり、
高校生の頃には、朝出掛ける時と帰った時に撫でるくらいになってた。
当時、母親に、いつもミリーのお世話をしないことで怒られていて、
正直うざいなぁとも思ってた。
そのミリーが、高校2年生の夏に気がついた時には亡くなっていて、
その時、散歩もご飯も母親任せににしちゃってた申し訳ない気持ちと罪悪感でいっぱいで、
私はペットを飼ってはいけないんだと強く思ったことが、
今でもずっと心に引っ掛かっていて、自信が出なかった。
そんな私がココと一緒に暮らすことができたのは、
ある意味覚悟ができたからかな。。。
絶対に最後まで面倒をみるっていう覚悟。
ミリーの分も幸せにしてあげたい、
私でも幸せにしてあげることができるんだって思いたかった。
うちに来た初日のココ。
だから、最初は意気込みすぎちゃって、
寒くないか、ご飯の量は大丈夫か、
留守番してる時は寂しくないか、
ココは幸せなのか?とか毎日考えてたら、
仕事中に涙が出てきたり、軽いノイローゼ気味に。。。(笑)
子犬の育児書には、トイレが失敗しても怒っちゃいけない、
夜はケージに入れて寝させるようにと書いてあるけれど、
トイレトレーニングが思うようにいかないとイライラしたり、
毎日夜中の3時に夜泣きがはじまって寝不足でイライラしたりして、
そんな自分に、やっぱり私は飼う資格がない人間なんだと落ち込んだり。。。
毎日、ココに『ココは幸せなの?』と聞いては泣いていました。
そんな私をココはいつも心配そうに見つめて、
必死に私の涙をなめてくれて、寄り添ってくれました。
本当に健気で私をまっすぐ見てくれるココ。
もういいや。。。
ココがイヤなことはしない。
夜も寂しいなら一緒に寝ればいいや。
お互いにストレスになってることはやめればいいや。。。
と吹っ切れたら、急に楽になって、
ただただ可愛くて可愛くて仕方ない♪
あと、一番変わったことが、
私の親に対する気持ちかな。。。
特に母親に。
ココを育てることで、初めて母親の愛情のような感情を体感できて、
心の底から母親に感謝することができました。
昔から母親とは良好な関係を築けないままでしたが、
正直にココの話しをしたら、母親が泣いて喜んでくれました。
そして、ミリー。
ミリーの話しはタブーのようになっていたのですが、
母親はミリーが大好きだったこと、
ミリーは私のことが大好きだったこと。
ココのおかげで、いろんな話しをすることができて、
母親もココを孫のように可愛がってくれてます。
これが本当の孫だったら。。とも思うけれど、
今できることは、なるべくココを連れて実家に行くこと。
あんなに実家には行かなかったのに。。。(笑)
ココを幸せにしなくちゃ!と意気込んでたのに、
私がココに幸せにしてもらってる。
犬じゃない、お互いが必要な家族になったココ。
ココが元気で幸せであれば、私も幸せ。
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