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まてんろう・あさんぽ・いっぽ

Here & Now
マンハッタンの空気をピンでとめて

3月5日、新型コロナウイルスの世界的な蔓延傾向を受けて、ニューヨーク知事は会見において、最近中国、韓国、イタリア、イラン及び日本を訪問したNY市民に対し、帰国後14日間自宅待機することを求めた。 この待機要請に影響を受けるNY市民は約4,000人とのこと。 この時点で報告されていたニューヨーク州の感染者数22名。

 

すでに中国、韓国、イタリア、イランから戻った社員の2週間の自宅待機を指示していた我が社だが、日本は含めていなかった。 しかしNY市長の発言を受け、自分も人事部と相談の上、6日から自宅勤務を開始した。 NY市のSelf-monitoring(自己観察)のガイドラインに、1日2回検温することと書いてあったので、朝晩体温を測って記録している。

 

自宅待機前の見納め・・・Grand Central stationChrysler building

 

その後、NY州の感染報告は増え続け、3月8日11時時点で105名となった。そして同日にアメリカ全体の感染者は544名と、あっという間に日本を上回った。

Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

 

現在のところ、NY州の感染者はマンハッタンではなく郊外のウエストチェスター郡に集中している(105人中82人)。最初に報告された感染者はマンハッタン・ミッドタウンに通勤する男性で、同郡の街からメトロノース鉄道のニューヘブン線を使ってグランドセントラル駅を利用していた。 また、男性の妻や子供の感染も確認されたため、その地域の学校が閉鎖措置を取っている。

 

マンハッタンへの感染拡大が懸念される現在、最も人が集中するミッドタウンで働く人や観光客は注意が必要だろう。 学校閉鎖等の影響で自宅勤務を余儀なくされる人もいるし、今週中にマンハッタンオフィスの一時的なクローズの指示が出る可能性もあると予測している。

 

ウイルスの伝播は目に見えないために、他人の咳やくしゃみに懐疑的になったり、自分の健康状態の変化に過度に敏感になりやすい。 今は周りを気にするよりも、コロナウイルスでも、インフルエンザでも、いかなる風邪の原因に対しても闘えるように自分の自己免疫機能を保つことを考えるほうが健全だ。