こんばんは。春雲です。今回は時間があったので、2時間以上かけてたった一つしか現存しないEH-10を見に行に行きました。


EH-10は国鉄時代の電気機関車です。1981年に全車両が退役し、61番以外は全て解体されました。

場所は阪急京都線淡路駅にほど近い淡路南公園で余生を過ごしています。





現役時代の写真です。山崎~高槻間。1980年頃になると自動車社会の形成が始まり、民間配達業者(ヤマト宅急便とか佐川急便など)が国鉄貨物の荷物取り扱い量を越した時期です。



ひっそりと佇んでいて、悪戯防止用の白いフェンスが掛けられています。そんなことするならとっとと京都鉄道博物館に送れよと思いますが、まあJRだからそんなことをする気はないんでしょう。




上が車両後面、下が前面です。

うん、フェンス邪魔。いやね、後の写真で分かると思いますが、塗装ももう14年以上塗り直してないのにここにまだ置くのかと思います。

ああ、すみません。取り乱しちゃいましたね。


外観自体は普通ですが、細部の錆び、塗装の剥がれがひどくなっています。まあ塗り直ししてないから当然ですが、可哀想ですね。やっぱり塗装あっての鉄道なので、錆びとかが酷いとみすぼらしく見えます。

でもね、私の父が東京の平塚駅で小学4年生の時に同型を見たことがあるらしく、


最初見た時はでかくて、とにかく黒かった。初めて見てなんだこれは。


と驚いたらしいです。

当時は圧巻だったのがこの巨体からも溢れ出てます。実際でかいもん。


現在は鉄道製造から手を引いている東芝のプレートも見ることが出来ました。


内部は比較的綺麗ですね。今にも動き出しそう。


連結部です。固定式で、一般的な列車とは違って貨物用なので当然ですね。因みに、この子孫のEH系統は全てこの連結がされています。


当分このままだとは思いますが、何かの弾みにどこかへ行ってしまうかも知れないので、お早めにどうぞ。



おや、もう1つ近くのディーゼル機関車を忘れてる気が…

後日公開予定