化学療法誘発性ニューロパチー | いつかハイヒールで歩きたい

いつかハイヒールで歩きたい

抗がん剤による末梢神経障害で、手足のしびれと付き合う日々。
今は、走れない、踏ん張れない、鈍い感覚でUGGとスニーカーがお友達☺
いつか前のようにハイヒールで颯爽と歩ける日を夢見てます。

7日、東大病院の麻酔科に1年ぶりに行ってきた。

診察を受けない期間が1年以上開くと、紹介状が必要とのこと。

 

紹介状を、もらうのにひと悶着。

そもそも、主治医は、メンタルの病気か、

人格の問題で脚が痛くなるとしか言わないので、

「行ったところで、変わらないと思うよ。

1年前に書いたのにまた書くの?

コピペでいい?」と言われる。。。


東大の麻酔科の住谷先生。

性格検査や、メンタルテストをした上で、

「きららさんは、性格に問題があるわけでもないし、

もし、メンタルの病気だとするなら、この脚の痛みが原因で、少し、やられているかもね。」

 

「こういう障害が出ることを知らない医師も多いので、そういう言い方になったんだと思う。

 

もう、この件は、主治医に話さないで、僕に言って!」

 

「末梢神経障害でも、筋肉が痩せ、大腿部から太もも、ふくらはぎの筋肉が痩せ、萎縮してしまう人がいる。」

 

「原因はわかっていない、そして、これからどうなるかもわからない。

が、理学療法士によるリハビリをすることで、現状を維持できているし、

痛みも和らいだ人もいる。

だから、1年前に、入院を勧めたのに。。。」

 

やはり、2週間の入院はきつい。

この入院が、毎日、午前中看護師さんと一緒に、決まった運動を行い、

週一で理学療法士の先生に指導を受ける。外出禁止(土日も)。

1年前も通いでお願いしたんだけど、ダメだった。

 

今回も、なんとか、通いにしてもらえないか、と頼む。

そしたら、毎週木曜日午前中、理学療法士の先生の指導を受け、

あとは、毎日、運動プログラムを必ずやること。

筋力等の検査をするので、絶対さぼってはいけない。

絶対の約束ができるのなら、特別に通いでO.K.をいただいた。

 

1年半前、サインバルタ2錠を服用していたが、勝手にやめた。

 

なぜなら、脚の痛みはそう変わらないし、サインバルタ自体がうつ病の薬だったから。

自分が、うつ病で足が痛いと認めたくなかったからやめたんだと思う。

でも、今回は、先生の言うことを聞いて、

サインバルタを1錠服用することにした。

 

タイトル通り、私の傷病名は、化学療法誘発性ニューロパチーだそうです。

ほぼ、備忘録のために、記したんだけど、

住谷先生は、ほんとうに、フラットに患者の話を聴き、

今起きている事象を話してくれる先生です。

先生に嫌われないようにしようとか、今まで主治医に対して気を遣ってきたけど、なんかそういうアンテナはいらない先生です。