はじめまして、ようこそいらっしゃいました。
私は、癌告知を受けて、
やっと、自分の生き方を変えることができて、
今、以前より幸せです。
そりゃ、疑いや告知のころは、ドキドキしたし、
落ち込みました。
でも、涙することなく、常に自分を客観視していました。
それは、6年前の夫の癌のサポートがあったから、
だと思います。
私は、きれいごとではなく、
本当に、もし、家族のだれかが、これを背負わなければならないのなら、
私でよかった!と思います。
当事者より、支える側のほうが辛いことを知ったからです。
そして、私は典型的なタイプA行動型の人間なので、
(参考:ローゼンマンとフリードマンの『タイプA性格』 )
http://www.fuanclinic.com/byouki/vol_29c.htm
毎日12時間仕事をしていました。
かつ、通勤時間を加えると、仕事に費やす時間は、15時間。
これも、2年前から。
その前は、17時間費やしていました。
変えたいと思っても変えられず、この年になりました。
癌になって、在宅に変わりました。
タイプAの人間にとっては、ベストです。
そして、もうひとつ。
社会人の子供たちが、ひそかに喜んでいる(と思います)。
母親が家にいることがうれしいらしく、家にいる時間が増えました。
いい大人なのに、母親に甘えています。
こんな時間、そういえばなかったなぁ。。と今更になって思います。
まだまだ、あります。。。
告知されて、落ち込んでいる方、そして、サポートする方、
この病気によって、生き方を変えなければならないことがあります。
これがすべて不幸か?というと、そうでもない気がします。
今まで、感じなかった、気付かなかったことが、見えてきたり、
見える角度が変わることで、新しい行動も生まれます。
がんばるのではなく、今を受け入れ、
自分がストレスを感じない道を選択することが幸せなんだと思います。