「困った時ばっかり電話してごめんね。」
たまの友人、親戚との電話は、いつもこの言葉から。

目の離せない父を1人家に残して外出することはできないから、不意な突発事項があるとたちまち困ってしまう。

どうしてもの時の命綱。


シングル介護が続けられているのは、介護サービスだけでなくこうした友人、親戚たちの支えがあったから。とっても感謝している。


でも介護生活が長くなり
いつも私は助けてもらう人で、どんどん心苦しく なっていった。

「おたがいさま」
そう言ってもらうけど・・・

「おたがいさまと違う」
「迷惑かけないようにしないと」

そう思うようになった。


普段も日常の生活と介護に追われていて、友人とはなかなか会えない。

だから、困った時ばかり電話することになっちゃう。

それがなんだかいたたまれなくて。

なんでも自分で解決しようとする(本当は解決できてなくても)ようになっていった。

困った時に使える介護サービスが本当に必要。
あっても使えないとなんにもならないんだけどね。

父の緊急時には訪問看護で24時間対応してもらえるけど。
私の緊急時に対応してもらえるものは❓

細切れ睡眠、自分のことはいつも後回しの介護者。
落ち着いているようにみえても、実はギリギリだったりするのよね。
シングル介護だと、家族の助けはないんだもんね。

だからやっぱり友人や親戚の助けが今の私には必要。

あるところで、恩送りという言葉を知った。

今は助けてもらうばかりで、助けてもらった人に恩返しはできないかもしれないけど。


いつか私が誰かのために何かができたなら。
私がお世話になっている方へのご恩を送れるんだよってこと。


そう思えると少し気持ちが楽になった。

なるべく自分で解決しないと!
の呪縛から抜けられて、上手に頼れるようになれたらいいな。
私が倒れないように。



でもやっぱり友人とは困ってない時に、ゆっくり会いたいなぁ!



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友人にもらったスズランが今年も咲きました。
かっわいい♡

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れんげ草とぽん

今日通ったら、れんげ草はもうありませんでした。そろそろ田植えの準備かな?

明日もよい天気みたい。
父と車椅子散歩行こう。