最近読んだのは憲法上の権利の作法、憲法訴訟の現代的転回、憲法解釈論の応用と展開、憲法の急所。
それぞれ小山、駒村、宍戸、木村といった最近よく聞く名前の先生の本である(以下、小山本等といった表記で紹介していく。)
一応、この順番で読むのがベターなんじゃないかと思う。
確かに急所はどこで読むかという問題になるが、一応、かなりあとの方がよろしいと個人的には思う。少し古い(最新ではないという意味であっていまだに通用する)し、ちょっと間違えた記述もあるのでかなり批判的に読んでいかないといけないので注意が必要かなと。
そういった意味で、先に駒村本、宍戸本をお勧めする。
そして、小山本は今の受験界では答案通説になっている三段階審査論をどのように書いていけばいいのかということを書いてあるので受験生は必読だろうと。
その上で、芦部違憲審査基準論はいったい何が悪いのだろうかということを駒村本や宍戸本で詳しく読んでいくというスタンスがいいのでは。
なお、宍戸本には駒村本を私の本のあとで読んでみてねという趣旨の記述があるが、個人的には逆に駒村本を読んでから読むのがいいのではと思う。
これは好みの問題だし、宍戸本の方が分量的には薄いし、記述も平易で読みやすい。
また、宍戸本は受験生を対象に書いているように見えるので、受験生である我々にはかなり得るものがあるかなと。
まあ、どちらが先でもいいということです。
そして、憲法論点教室はどの段階で読んでもいいと思うが、芦部憲法を読了した段階で読むのがいいのではないかと思う。
これを読むことによって芦部憲法では語られない割と最近の学説の動向やなぜ違憲審査基準論は良くないのかといった記述が簡易にされているため、上で紹介した文献がスッと頭に入ってくるのではないかと思う(少なくとも自分はそうだった。)
ちなみに駒村本は結構難易度が高いので根気よく読んでください。
諦めないで読了すると、ああなるほどこういうことだったのかと理解する事ができます。
その上で平易な記述の宍戸先生の本(内容自体は簡易ではない)を読むと駒村本だけではわからなかったことが頭の中にカチッとハマる印象を受けました。
とりあえず受験する上で必要かなと思われる必要十分以上の文献に当たっている気がしますが、まだまだ憲法はよくわからないなと言う感じです。
いまだにベースライン論とは、という感じなのでこれから長谷部先生の憲法を読んでみたり、あとは思想良心の判例の理解を深めるため、君が代事件などを書いていたりしている蟻川先生の論文に当たってみたりしたいなと考えている次第です。
こんな感じです。
